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ヤクシソウ(薬師草) [山野草]

北海道~九州の山野の日当たりのよいところに生えます。茎は直立して、高さ40~80cmになる2年草、枝は、上部で枝分かれします。葉は、根生葉を長い柄がありさじ形、茎から出る葉は、茎を抱き長楕円形、薄く柔らかく、葉縁には粗い鋸歯があり、全体に無毛、枝を折ると、白い乳液を出します。
花は、8~11月、枝の上部に群がってつき、黄色の舌状花が10~14枚、中央の筒状花も10~14個です。花は、花期を過ぎると下向きになる特徴があるようです。
果実は、痩果で黒褐色、短毛があり、冠毛は白色となります。
枝を折ると白い乳液が出ることから、別名でチチクサ(乳草)とも呼ばれます。
若菜は食べられるようです。

和名の由来は、葉の形が薬師如来の光背(後光)に似ているというのが名前の有力説のようです。
別名には、ニガミグサは苦みが強い、チチクサは茎葉を折ると白い乳液が出ることから、ウマゴヤシは馬が好んで食べることからついたと言われています。

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撮影:2019年11月20日 京都府立植物園にて

名称:ヤクシソウ(薬師草)
科:キク科 アゼトウナ属(オニタビラコ属)
園芸分類:野に咲く花
形態:二年草
原産地(分布):北海道、本州、四国、九州の山野
品種名:
草丈/樹高:40~80cm
開花期:8~11月
花色:黄色
その他:


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