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タイワンモクゲンジ(台湾木欒子) [花木]

台湾では大きくなると樹高が20m前後にも達するそうですが、日本では高くてもせいぜい5~7mほど。花期は9~10月ごろで、枝先に長さ30~60cmの長い円錐花序を付け、小さい黄色の5弁花をいっぱい付けます。ただし、黄色い花火のような花の期間は非常に短いようです。その様子を金色の雨にたとえ、欧米では「ゴールデン・レイン・ツリー(金雨の木)」と呼ばれるとのことです。
花の後、果実が大きくなるにつれてピンク色の果皮が目立つようになります(私もそれを見て気がつきました)。ブーゲンビリアの花びら(苞)に似た紙質の袋状で、鈴なりになって紅葉のように樹冠を覆います。葉が落ちた後も樹上に長く付いたままで、それを花と間違えそうです。
果皮の中には、直径5mm程で真っ黒の種子が2、3個入っていて、固い。この種子の固い性質を利用して、数珠やネックレスが作られます。

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撮影:2019年11月22日 京都府立植物園にて

名称:タイワンモクゲンジ(台湾木欒子)
科:ムクロジ科 モクゲンジ属
園芸分類:花木
形態:落葉高木
原産地(分布):台湾、ジャワ島に分布
品種名:
草丈/樹高:日本では5~7m
開花期:9~10月
花色:黄色
その他:別名「センダンバノボダイジュ(栴檀葉の菩提樹)」


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