SSブログ

チリメンガシ(縮緬樫) [常緑樹]

ウバメガシ の変種で、葉がチリメン状に縮れています。
暖地の海岸などに生え、樹皮は黒褐色で、老木は縦に浅く裂けます。
葉は約6cmの長楕円形で互生し、 厚い革質で光沢があり、縁が裏側に少し巻き、 葉脈がくぼんで葉に縮みがあるように見えます。ここが名前の由来かな?。
雌雄同株で、 新葉が出ると同時に、 黄褐色の雄花序が新枝の下部から尾状に垂れ下がり、 上部の葉腋に目立たない雌花が1~2個付きます。
褐色で長楕円形の堅果が生ります。 殻斗には黄褐色の鱗片が鱗状に並びます。
園芸種と言われることもあるようです。

チリメンガシ-1(20190619).jpg チリメンガシ-2(20190619).jpg チリメンガシ-3(20190619).jpg チリメンガシ-4(20190619).jpg チリメンガシ-5(20190619).jpg
撮影:2019年6月19日 京都府立植物園にて

名称:チリメンガシ(縮緬樫)
科:ブナ科 コナラ属
園芸分類:
形態:常緑、広葉樹、高木
原産地(分布):
品種名:
草丈/樹高:15m
開花期:4~5月
花色:黄褐色
その他:


nice!(1)  コメント(0) 

ソフォラ・ダビディー [落葉樹]

ソフォラ・ダビディーは、マメ科の落葉樹です。本種は、原産国の標高2500m以下の谷間の雑木林に自生します。樹高は1~2m程度となります。若枝は細毛に覆われますがやがて無毛となります。密に分枝をし、密集して乱雑な枝模様となります。葉は対生で羽状複葉です。
3~8月頃に、枝先に円錐花序を出し、白色~先端が青味を帯びた蝶型の花を多数つけます。花後には6~7cm程度の莢果をつけ、卵形で径3~4mm程度の種子を3~5個内包します。
和名は、青色の花をつけるエンジュからとなります。
別名は「アオバナエンジュ(青花槐)」です。

ソフォラダビディ-11(20220506).jpg ソフォラダビディ-12(20220506).jpg ソフォラダビディ-13(20220506).jpg ソフォラダビディ-14(20220506).jpg ソフォラダビディ-15(20220506).jpg ソフォラダビディ-16(20220506).jpg ソフォラダビディ-17(20220506).jpg ソフォラダビディ-18(20220506).jpg ソフォラダビディ-19(20220506).jpg ソフォラダビディ-20(20220506).jpg
撮影:2022年5月6日 京都府立植物園にて

ソフォラダビディ-1(20190611).jpg ソフォラダビディ-2(20190611).jpg ソフォラダビディ-3(20190611).jpg ソフォラダビディ-4(20190611).jpg ソフォラダビディ-5(20190611).jpg ソフォラダビディ-6(20190611).jpg
撮影:2019年6月11日 京都府立植物園にて

名称:ソフォラ・ダビディー
科:マメ科 エナジュ属
園芸分類:庭木・花木
形態:落葉低木
原産地(分布):中国原産
品種名:
草丈/樹高:2~2.5m
開花期:6~7月
花色:白色~先端が青味
その他:和名 アオバナエンジュ(青花槐)


nice!(1)  コメント(0) 

ビブルナム ヌダム [花木]

花よりも実が美しいのが特徴です。
テマリ状の白い花を咲かせた後、秋になると5mm程度の艶やかで鮮やかな赤い実がぶら下がるように実らせます。

ビブルナム ヌダム-1(20190612).jpg ビブルナム ヌダム-2(20190612).jpg ビブルナム ヌダム-3(20190612).jpg ビブルナム ヌダム-4(20190612).jpg ビブルナム ヌダム-5(20190612).jpg ビブルナム ヌダム-6(20190612).jpg ビブルナム ヌダム-7(20190612).jpg
撮影:2019年6月12日 京都府立植物園にて

名称:ビブルナム ヌダム
科:レンプクソウ科 ガマズミ属
園芸分類:
形態:常緑低木
原産地(分布):地中海地域原産
品種名:
草丈/樹高:2~5m
開花期:5~6月
花色:白色
その他:風鈴ガマズミ 実:9月~10月


nice!(0)  コメント(0) 

椿「テンリンジガッコウ(天倫寺月光)」 [花木]

天倫寺月光はやや明るい紅色の花弁を一重、猪口咲きです。 花弁元から先まで大きくは開きませんが、花弁先が丸く開くのが特徴です。 また蕊は藪椿に比べると小さめで目立たず、侘助に近い印象です。元々は藪椿の木につながっている枝の変異種です。
天倫寺は山陰松江のお寺。お寺の藪椿の木に藪椿とは異なる花が咲いている枝があってそれを別個に栽培して増やしたのが本種。1970年に命名された非常に新しい品種です。

テンリンジガッコウ-1(20200124).jpg テンリンジガッコウ-2(20200124).jpg テンリンジガッコウ-3(20200124).jpg テンリンジガッコウ-4(20200124).jpg テンリンジガッコウ-5(20200124).jpg
撮影:2020年1月24日 京都府立植物園にて

名称:テンリンジガッコウ(天倫寺月光)
科:ツバキ科 ツバキ属
園芸分類:花木
形態:常緑樹
原産地(分布):島根
品種名:
草丈/樹高:2~4m
開花期:11~3月
花色:濃紅色
その他:藪椿の変種


nice!(2)  コメント(0) 

ゲラニウム サンギネウム [宿根草]

ゲラニウム(フウロソウ科)とは、日本ではフウロソウとも呼ばれる多年生のガーデンプランツ。
初夏から初秋にかけて、左右対称の整った5弁花を咲かせます。野草のように可憐でナチュラルな姿は、ガーデンに自然になじんで、ガーデナーにとってはとても使いやすい花で、イングリッシュガーデンやナチュラルガーデンでも人気です。
ゲンノショウコ(現の証拠)の仲間ですね。

ゲラニウム-11(20210608).jpg ゲラニウム-12(20210608).jpg ゲラニウム-13(20210608).jpg ゲラニウム-14(20210608).jpg ゲラニウム-15(20210608).jpg ゲラニウム-16(20210608).jpg ゲラニウム-17(20210608).jpg ゲラニウム-18(20210608).jpg
撮影:2021年6月8日 京都府立植物園にて

ゲラニウム サングイネウム-1(20190511).jpg ゲラニウム サングイネウム-2(20190511).jpg ゲラニウム サングイネウム-3(20190511).jpg ゲラニウム サングイネウム-4(20190511).jpg
撮影:2019年5月11日 京都府立植物園にて

名称:ゲラニウム サンギネウム
科:フウロソウ科 フウロソウ属
園芸分類:
形態:多年草 宿根草
原産地(分布):ヨーロッパ原産
品種名:サングイネウム
草丈/樹高:30~50cm
開花期:5~7月
花色:白色、ピンク
その他:


nice!(2)  コメント(0) 

クレマチス・モンタナ系 [つる性]

ツル性植物の女王と言われているクレマチス。その種類は数多く原種も様々で世界中に約300種もありそこから品種改良されて育てやすい物になり、気軽に鉢植えやお庭などで親しまれています。季節別、系統別に見てみると
◇春に咲くモンタナ系、アトラゲネ系、パテンス系
◇初夏から晩秋までに咲くオリエンタリス・タングチカ系
◇冬に咲くカンパネラ系
◇四季咲きのジャックマニー系、ビチセラ系、テキセンシス系
この他にもまだまだ数多くあります

今回掲載するのは、モンタナ系となります。
クレマチスの中でもモンタナ系は高山地方で生まれた為、寒冷地向けであり日本の夏の高温で枯れてしまう事もあります。品種によって寿命も様々ですが比較的、モンタナ系は寿命が短いと言われています。
葉は、3枚の小葉からなる三出複葉で対生。各小葉は先がとがった卵形~披針形で、縁に粗い鋸歯があります。
花は葉腋につきます。花弁に見えるのは萼片で、普通4枚となります。

これはスノーフレークかな?

クレマチス・モンタナ系-1(20190511).jpg クレマチス・モンタナ系-2(20190511).jpg クレマチス・モンタナ系-3(20190511).jpg クレマチス・モンタナ系-4(20190511).jpg クレマチス・モンタナ系-5(20190511).jpg クレマチス・モンタナ系-6(20190511).jpg クレマチス・モンタナ系-7(20190511).jpg
撮影:2019年5月11日 京都府立植物園にて

名称:クレマチス・モンタナ系
科:キンポウゲ科 キンポウゲ属
園芸分類:
形態:耐寒性低木(つる性) 落葉樹
原産地(分布):中国(原種の主な自生地)
品種名:モンタナ
草丈/樹高:
開花期:4~5月
花色:白色、桃色
その他:


nice!(2)  コメント(0) 

カポック(シェフレラ) [観葉植物]

ホームセンターなどでもよく売られているカポック(シェフレラ)は中国南部~台湾が原産の観葉植物です。カポック(シェフレラ)とは本来パンヤノキのことを指しますが、シェフレラ・アルボリコラの葉がパンヤノキに似ていることからカポック(シェフレラ)という流通名がついています。斑入り品種のホンコンカポックやドワーフなど複数の品種が作られています。
カポック(シェフレラ)は成育すると3~10mほどの高さまで伸びます。革のように硬く艶があり、手のひらのように広がる葉に特徴があります。
カポックを上手に育てていると、まれに花が咲くことがあります。黄味おびた小さな金平糖のような花小さな花がつきますが、放っておくと花部分が伸び、株の栄養を吸い取ってしまいます。花から実に変わることがあります。今回は、実が生っているのをみかけました。まれに花が咲き、実も生るとのことでしたので珍しいものに遭遇したということになるのかな?。

カポック-1(20200122).jpg カポック-2(20200122).jpg カポック-3(20200122).jpg カポック-4(20200122).jpg カポック-5(20200122).jpg カポック-6(20200122).jpg カポック-7(20200122).jpg カポック-8(20200122).jpg カポック-9(20200122).jpg カポック-10(20200122).jpg
撮影:2020年1月22日 京都市伏見区にて

カポック-11(20200529).jpg カポック-12(20200529).jpg カポック-13(20200529).jpg カポック-14(20200529).jpg カポック-15(20200529).jpg カポック-16(20200529).jpg
撮影:2020年5月29日 京都市伏見区にて

名称:カポック(シェフレラ)
科:ウコギ科 シェフレラ属
園芸分類:観葉植物
形態:
原産地(分布):中国南部・台湾
品種名:
草丈/樹高:3~10m
開花期:
花色:白色
その他:


nice!(2)  コメント(0) 

ジギタリス・ホワイトクイーン [草花]

ジギタリスは、ベル形の花を穂状につけ、すらっと優雅に花茎を伸ばします。
本来は宿根草ですが、耐暑性が弱く、暖地では半日陰に植えても夏に枯死することが多いため、多くは二年草として扱われます。
花は、5~7月に大型鐘形の総状花序(そうじょうかじょ)を茎頂の花穂にびっしりとつけ、下から順に咲きます。
開花のためにはある程度の大きさに達した苗が冬の低温にあう必要があるため、タネを秋まきして翌々年の春に咲かせるか、または春まきして、翌春に咲かせます。秋または早春にロゼット状態の苗を入手して植えつけることもできます。
全草に毒性がありますが、薬草としても知られ、強心利尿薬として利用されます。

ジギタリス・ホワイトクイーンは園芸品種

ジキタリス-1(20190520).jpg ジキタリス-2(20190520).jpg ジキタリス-3(20190520).jpg ジキタリス-4(20190520).jpg ジキタリス-5(20190520).jpg
撮影:2019年5月20日 京都府立植物園にて

名称:ジギタリス・ホワイトクイーン
科:オオバコ科 キツネノテブクロ属(ジギタリス属)
園芸分類:草花
形態:二年草,多年草
原産地(分布):ヨーロッパ、北東アフリカ~中央アジア
品種名:ホワイトクイーン
草丈/樹高:30~180cm
開花期:5~6月
花色:白,ピンク,オレンジ,黄,紫,茶,複色
その他:和名:キツネノテブクロ(狐の手袋)



nice!(2)  コメント(2) 

ハラン(葉蘭) [観葉植物]

ハランとは、キジカクシ科ハラン属に分類される多年草です。原産地は日本の九州地方で、葉の高さは大体70~80センチほどに成長します。葉には殺菌作用があるので、料理の仕切りなどに添えられることがあります。よく料理の仕切りに使われているプラスチックの「バラン」を見かけますが、元々はこのハランが使われており、今でも料亭などでは本物のハランが使われています。また、生け花やフラワーアレンジメントなどでもよく使われており、洋風でも和風でも合う植物です。
基本的には葉を楽しむ植物ですが、実は花も咲きます。開花時期は3~5月で、花径4センチほどの紫色の花が株元に咲きます。葉に隠れてしまう為、あまり目立たちませんが。
花の後には、甘い香りの果実が出来ます。
茎は地下を横に這う地下茎の形をとります。

ハラン-6(20200121).jpg ハラン-7(20200121).jpg
撮影:2020年1月21日 京都市伏見区にて

ハラン-1(20200117).jpg ハラン-2(20200117).jpg ハラン-3(20200117).jpg ハラン-4(20200117).jpg ハラン-5(20200117).jpg
撮影:2020年1月17日 京都市伏見区にて

名称:ハラン(葉蘭) 
科:キジカクシ科 ハラン属
園芸分類:観葉植物
形態:多年草
原産地(分布):日本・九州地方、中国
品種名:
草丈/樹高:20~100cm
開花期:3~5月
花色:紫色
その他:


nice!(1)  コメント(0) 

ヤドリギ(宿り木 ・ 宿木 ・ 寄生木) [常緑樹]

日本に自生するヤドリギは、セイヨウヤドリギの亜種となります。
セイヨウヤドリギが、果実が白く熟すのに対し、淡黄色になります。宿主樹木はエノキ・クリ・アカシデ・ヤナギ類・ブナ・ミズナラ・クワ・サクラなど幅広い。
この植物の一番の特徴は、樹木の枝や幹に「寄生して生長する」点です。果実は冬季に鳥に食べられます。果実の内部は粘りがあり、種子はそれに包まれているため、鳥の腸を容易く通り抜け、長く粘液質の糸を引いて樹上に落ちます。粘液によって樹皮上に張り付くと、そこで発芽して「寄生根(きせいこん)」という根を幹の中に食い込ませ、樹木から水分と養分を吸収して生長します。ここから「宿り木」と漢字が当てられるようになりました。
ヤドリギの葉は、表も裏も緑が濃く、肉厚です。寄生しているとはいえ、自ら光合成を行って養分をつくりだすこともできます。この葉を乾燥させ、煎じて飲めば、薬用としても使われます。

◇ヤドリギは雌雄異株ですので、雄花をつける雄株と、雌花をつける雌株とがあります。
 雄株 雄花は直径7mmほどで、黄色い4枚の花被片があり、蜜は無く、花被片の内側に葯が張り付いています。
ヤドリギ-14(20200403).jpg ヤドリギ-15(20200403).jpg ヤドリギ-16(20200403).jpg



◇雌株 果実の脇から伸びた枝の先に雌花が咲いています。雌花は直径2mmほどでとても小さいので、注意してみないと花が咲いていることに気がつかないくらいです。
雌花はたっぷりと蜜を出します。
ヤドリギ-11(20200403).jpg ヤドリギ-12(20200403).jpg ヤドリギ-13(20200403).jpg ヤドリギ-17(20200403).jpg
撮影:2020年4月3日 京都市伏見区にて


ヤドリギ-1(20200118).jpg ヤドリギ-2(20200118).jpg ヤドリギ-3(20200118).jpg ヤドリギ-4(20200118).jpg ヤドリギ-5(20200118).jpg ヤドリギ-6(20200118).jpg ヤドリギ-7(20200118).jpg ヤドリギ-8(20200118).jpg ヤドリギ-9(20200118).jpg ヤドリギ-10(20200118).jpg
撮影:2020年1月18日 京都市伏見区にて

ヤドリギ-22(20210121).jpg ヤドリギ-23(20210121).jpg ヤドリギ-28(20210121).jpg ヤドリギ-29(20210121).jpg
撮影:2021年1月21日 京都市伏見区にて

名称:ヤドリギ(宿り木 ・ 宿木 ・ 寄生木)
科:ビャクダン科・ヤドリギ属
園芸分類:
形態:常緑
原産地(分布):ヨーロッパ、アジア
品種名:
草丈/樹高:
開花期:2~4月
花色:淡黄色
その他:


nice!(2)  コメント(0)