フシミトウガラシ(伏見唐辛子) [野菜]
伏見とうがらしは、京都市伏見区付近でかなり古くから栽培されていた在来種で、その地名を付して「伏見とうがらし」と呼ばれています。果実は10~12cmの長形で、辛みがないため、「伏見甘長とうがらし」とも呼ばれ、焼きとうがらし、天ぷら、油いため、煮物などに利用されています。
京都では、実だけでなく、葉の部分も「きごしょう」と呼び、ジャコなどと煮物にしたり、甘辛く佃煮などにしておばんさいの一品として食べる風習があります。
京の伝統野菜のひとつ
撮影:2019年10月17日 京都府立植物園にて
名称:フシミトウガラシ(伏見唐辛子)
科:ナス科 トウガラシ属
園芸分類:京の伝統野菜
形態:
原産地(分布):京都府
品種名:
草丈/樹高:
開花期:5~10月
花色:白色
その他:収穫時期(旬) 5~10月
京都では、実だけでなく、葉の部分も「きごしょう」と呼び、ジャコなどと煮物にしたり、甘辛く佃煮などにしておばんさいの一品として食べる風習があります。
京の伝統野菜のひとつ
撮影:2019年10月17日 京都府立植物園にて
名称:フシミトウガラシ(伏見唐辛子)
科:ナス科 トウガラシ属
園芸分類:京の伝統野菜
形態:
原産地(分布):京都府
品種名:
草丈/樹高:
開花期:5~10月
花色:白色
その他:収穫時期(旬) 5~10月
【 掲載植物リスト一覧表】
ヘチマ(糸瓜、天糸瓜) [野菜]
つる性の植物で巻きひげで他のものに絡みつきながら生長します。花期は7~9月です。雌花と雄花に分かれており、直径8cmほどの黄色い花を咲かせます。ヘチマは、自家和合性で同一株で受粉が可能です。
果実は細長く、大きなキュウリのような形をしています。若い果実は食用に、成熟した果実は強い繊維が発達するのでたわしなどに用いられました。
果実は成熟後、次第に乾燥し、種子の周囲が繊維で支えられた空洞となります。その頃になると果実の先端が蓋のように外れ、果実が風で揺れる度に、ここから遠心力で種子が振り出され、飛びだします。
日本には室町時代に中国から渡来しました。
撮影:2019年9月3日 京都府立植物園にて
名称:ヘチマ(糸瓜、天糸瓜)
科:ウリ科 ヘチマ属
園芸分類:
形態:つる性一年草
原産地(分布):インド原産
品種名:
草丈/樹高:つる性
開花期:7~9月
花色:黄色
その他:
果実は細長く、大きなキュウリのような形をしています。若い果実は食用に、成熟した果実は強い繊維が発達するのでたわしなどに用いられました。
果実は成熟後、次第に乾燥し、種子の周囲が繊維で支えられた空洞となります。その頃になると果実の先端が蓋のように外れ、果実が風で揺れる度に、ここから遠心力で種子が振り出され、飛びだします。
日本には室町時代に中国から渡来しました。
撮影:2019年9月3日 京都府立植物園にて
名称:ヘチマ(糸瓜、天糸瓜)
科:ウリ科 ヘチマ属
園芸分類:
形態:つる性一年草
原産地(分布):インド原産
品種名:
草丈/樹高:つる性
開花期:7~9月
花色:黄色
その他:
【 掲載植物リスト一覧表】
キンシウリ(金糸瓜、錦糸瓜) [野菜]
日本には明治期に入って導入され、寒冷な気候にも比較的強く北日本でも栽培されています。日本での植付けの時期は春で、収穫期は夏となります。
キンシウリはカボチャの仲間で、漢字で書くと「金糸瓜」。果実が繊維状で、加熱するとパラパラにほぐれて黄色いソウメンのようになるため、ソウメンカボチャの名でも知られています。
開花後40日程度たった完熟果を収穫します。さっぱりとしてシャキシャキとした歯切れの良さが持ち味です。三杯酢やあえ物で食べます。
ウリ科の野菜は熱帯から温帯まで広く分布し、多くが高温と日当たりを好みます。つる性で、1つの株に雌花と雄花がつく雌雄異花同株(しゆういかどうしゅ)植物というのも共通点となります。
撮影:2019年9月3日 京都府立植物園にて
撮影:2019年9月24日 京都府立植物園にて
撮影:2019年9月24日 京都府立植物園にて
名称:キンシウリ(金糸瓜、錦糸瓜)
科:ウリ科 カボチャ属
園芸分類:野菜
形態:つる性
原産地(分布):アメリカ大陸原産
品種名:
草丈/樹高:つる性
開花期:
花色:
その他:別名 ソウメンカボチャ、イトカボチャ
収穫期 7月中旬~9月上旬
キンシウリはカボチャの仲間で、漢字で書くと「金糸瓜」。果実が繊維状で、加熱するとパラパラにほぐれて黄色いソウメンのようになるため、ソウメンカボチャの名でも知られています。
開花後40日程度たった完熟果を収穫します。さっぱりとしてシャキシャキとした歯切れの良さが持ち味です。三杯酢やあえ物で食べます。
ウリ科の野菜は熱帯から温帯まで広く分布し、多くが高温と日当たりを好みます。つる性で、1つの株に雌花と雄花がつく雌雄異花同株(しゆういかどうしゅ)植物というのも共通点となります。
撮影:2019年9月3日 京都府立植物園にて
撮影:2019年9月24日 京都府立植物園にて
撮影:2019年9月24日 京都府立植物園にて
名称:キンシウリ(金糸瓜、錦糸瓜)
科:ウリ科 カボチャ属
園芸分類:野菜
形態:つる性
原産地(分布):アメリカ大陸原産
品種名:
草丈/樹高:つる性
開花期:
花色:
その他:別名 ソウメンカボチャ、イトカボチャ
収穫期 7月中旬~9月上旬
【 掲載植物リスト一覧表】
オニイタヤ(鬼板屋) [落葉樹]
生育地はイタヤカエデ類の中では耐陰性が強く、湿り気のある土地を好みます。樹皮は、灰褐色で縦の浅い割れ目が目立ちます。
雌雄同株でひとつの花序に雄花と両性花が咲きます。
4~5月、黄緑の花をつけ木全体が淡黄色見えるほど。
果実は翼果であり、翼は直角~鋭角に開きます。
よく似たアカイタヤの葉の大きさは8~15㎝葉裏も無毛ですが、イタヤカエデは葉の大きさ6~14㎝脈腋に淡黄褐色の毛があります。
撮影:2019年7月19日 京都府立植物園にて
撮影:2019年5月11日 京都府立植物園にて
名称:オニイタヤ(鬼板屋)
科:ムクロジ科(カエデ科) カエデ属
園芸分類:
形態:落葉高木
原産地(分布):北海道(日高地方)~九州
品種名:
草丈/樹高:15~20m
開花期:4~5月
花色:黄緑色
その他:雌雄同株
雌雄同株でひとつの花序に雄花と両性花が咲きます。
4~5月、黄緑の花をつけ木全体が淡黄色見えるほど。
果実は翼果であり、翼は直角~鋭角に開きます。
よく似たアカイタヤの葉の大きさは8~15㎝葉裏も無毛ですが、イタヤカエデは葉の大きさ6~14㎝脈腋に淡黄褐色の毛があります。
撮影:2019年7月19日 京都府立植物園にて
撮影:2019年5月11日 京都府立植物園にて
名称:オニイタヤ(鬼板屋)
科:ムクロジ科(カエデ科) カエデ属
園芸分類:
形態:落葉高木
原産地(分布):北海道(日高地方)~九州
品種名:
草丈/樹高:15~20m
開花期:4~5月
花色:黄緑色
その他:雌雄同株
【 掲載植物リスト一覧表】
ガビサンヤマボウシ (峨眉山山法師) [花木]
樹高は、3~5m程度です。本種は中国産のヤマボウシであるホンコンエンシス種の亜種として分類されます。葉は短い葉柄を持った卵状楕円形で、先端部は尖り、枝に対生となります。本種は常緑ではありますが、秋には紅葉を見せてくれます。
5~6月頃、枝先の葉腋に白色の花を咲かせます。花弁状に見えるのは発達した萼片であり、実際の花は、中央部にまとまった蕾が開いた時に見える小花となります。花後の果実は10月頃に球状に赤熟します。
高さは3-5m。葉は互生し、短い葉柄を持つ卵状楕円形で、先はとがりる。5-6月、枝先の葉腋に白色の花をつける。花弁状に見えるのは発達した萼片であり、実際の花は中央部にまとまった小花である。10月頃、球状に赤く熟す。
撮影:2019年10月17日 京都府立植物園にて
名称:ガビサンヤマボウシ (峨眉山山法師)
科:ミズキ科 ミズキ属(サンシュウ属)
園芸分類:
形態:常緑小高木
原産地(分布):中国(貴州省、湖南省、四川省、雲南省)
品種名:
草丈/樹高:3~5m
開花期:5~6月
花色:白色
その他:
5~6月頃、枝先の葉腋に白色の花を咲かせます。花弁状に見えるのは発達した萼片であり、実際の花は、中央部にまとまった蕾が開いた時に見える小花となります。花後の果実は10月頃に球状に赤熟します。
高さは3-5m。葉は互生し、短い葉柄を持つ卵状楕円形で、先はとがりる。5-6月、枝先の葉腋に白色の花をつける。花弁状に見えるのは発達した萼片であり、実際の花は中央部にまとまった小花である。10月頃、球状に赤く熟す。
撮影:2019年10月17日 京都府立植物園にて
名称:ガビサンヤマボウシ (峨眉山山法師)
科:ミズキ科 ミズキ属(サンシュウ属)
園芸分類:
形態:常緑小高木
原産地(分布):中国(貴州省、湖南省、四川省、雲南省)
品種名:
草丈/樹高:3~5m
開花期:5~6月
花色:白色
その他:
【 掲載植物リスト一覧表】
アサマフウロ(浅間風露) [山野草]
湿り気のある高原の草地などに生える多年草。本州の中部地方に分布し、朝鮮半島、中国東北部の分布します。
高さ60~80cmの多年草で全体に毛があります。葉は基部近くまで掌状に5裂し、さらにその裂片にも切れ込みが入ります。
花は紅紫色で直径は3~4㎝と大きく、花弁の基部に白色の軟毛が密生し、基部から半分程度に濃い脈が見え、白色のぼかしが入ることがあります。雄しべ10個。花柱は5裂します。萼片は微細な圧毛があり、先に芒があります。蒴果は長さ3㎝程度です。
フウロソウの中では最も大型で、国の絶滅危惧種に指定されています。
和名は浅間山麓地方に多いことによります。
撮影:2020年9月24日 京都府立植物園にて
撮影:2019年9月27日 京都府立植物園にて
名称:アサマフウロ(浅間風露)
科:フウロソウ科フウロソウ属
園芸分類:野に咲く花
形態:多年草
原産地(分布):本州の中部地方に分布し、朝鮮半島、中国東北部
品種名:
草丈/樹高:60~80cm
開花期:8~9月
花色:濃紅紫色
その他:
高さ60~80cmの多年草で全体に毛があります。葉は基部近くまで掌状に5裂し、さらにその裂片にも切れ込みが入ります。
花は紅紫色で直径は3~4㎝と大きく、花弁の基部に白色の軟毛が密生し、基部から半分程度に濃い脈が見え、白色のぼかしが入ることがあります。雄しべ10個。花柱は5裂します。萼片は微細な圧毛があり、先に芒があります。蒴果は長さ3㎝程度です。
フウロソウの中では最も大型で、国の絶滅危惧種に指定されています。
和名は浅間山麓地方に多いことによります。
撮影:2020年9月24日 京都府立植物園にて
撮影:2019年9月27日 京都府立植物園にて
名称:アサマフウロ(浅間風露)
科:フウロソウ科フウロソウ属
園芸分類:野に咲く花
形態:多年草
原産地(分布):本州の中部地方に分布し、朝鮮半島、中国東北部
品種名:
草丈/樹高:60~80cm
開花期:8~9月
花色:濃紅紫色
その他:
【 掲載植物リスト一覧表】
スダジイ [常緑樹]
福島及び新潟県以西の海岸沿いにある山野を原産地とするブナ科の常緑広葉樹。一般的にはシイタケがなる木として、または食べられるドングリがなる木として知られます。
樹齢500年を超えて育つ木もあるほど寿命が長いと言われています。いわゆる「鎮守の森」を形成する代表的な樹種であり、地方では寺社に、都市部では「お屋敷」や学校等に広く植えられているのを見かけることもあります。
5~6月に咲く花は穂状で、形も臭いもクリに似ています。独特な香りがします。
できはじめの実(ドングリ)は、全体がスッポリと殻に包まれており、ドングリそのものは見えません。ドングリは開花から一年半もの月日を経て翌年の秋にようやく熟し、自然に殻が割れて顔をだします。多くのドングリはアクが強くて生食できませんが、スダジイの場合は生でも食べられます。私も子供のころはよく取って食べました。
ドングリの形が「シタダミ」という巻貝に似ていることから、シタシイ→シダジイに転化したという説もあるようです。別名のナガジイはツブラジイに比べて実が細長いことからとのことです。
撮影:2019年5月11日 京都府立植物園にて
撮影:2022年5月9日 京都府立植物園にて
撮影:2019年9月9日 京都府立植物園にて
撮影:2021年10月7日 京都府立植物園にて
名称:スダジイ
科:ブナ科 シイ属
園芸分類:
形態:常緑広葉樹
原産地(分布):日本では福島県および新潟県以西・以南から与那国島まで、日本国外では韓国の済州島
品種名:
草丈/樹高:15~20m
開花期:5~6月
花色:淡黄色
その他:
樹齢500年を超えて育つ木もあるほど寿命が長いと言われています。いわゆる「鎮守の森」を形成する代表的な樹種であり、地方では寺社に、都市部では「お屋敷」や学校等に広く植えられているのを見かけることもあります。
5~6月に咲く花は穂状で、形も臭いもクリに似ています。独特な香りがします。
できはじめの実(ドングリ)は、全体がスッポリと殻に包まれており、ドングリそのものは見えません。ドングリは開花から一年半もの月日を経て翌年の秋にようやく熟し、自然に殻が割れて顔をだします。多くのドングリはアクが強くて生食できませんが、スダジイの場合は生でも食べられます。私も子供のころはよく取って食べました。
ドングリの形が「シタダミ」という巻貝に似ていることから、シタシイ→シダジイに転化したという説もあるようです。別名のナガジイはツブラジイに比べて実が細長いことからとのことです。
撮影:2019年5月11日 京都府立植物園にて
撮影:2022年5月9日 京都府立植物園にて
撮影:2019年9月9日 京都府立植物園にて
撮影:2021年10月7日 京都府立植物園にて
名称:スダジイ
科:ブナ科 シイ属
園芸分類:
形態:常緑広葉樹
原産地(分布):日本では福島県および新潟県以西・以南から与那国島まで、日本国外では韓国の済州島
品種名:
草丈/樹高:15~20m
開花期:5~6月
花色:淡黄色
その他:
【 掲載植物リスト一覧表】
ヨーロッパカエデ(ヨーロッパ楓) [落葉樹]
ヨーロッパから西アジアに分布しています。
樹皮は灰褐色で成木になると縦に割れ目が入ります。葉は掌状に5~7裂して対生します。4~5月ごろ、小さな黄緑色の花を咲かせます。果実は翼果で、ほとんど水平に開きます。
撮影:2019年7月23日 京都府立植物園にて
撮影:2019年11月22日 京都府立植物園にて
名称:ヨーロッパカエデ(ヨーロッパ楓)
科:ムクロジ科(カエデ科) カエデ属
園芸分類:
形態:
原産地(分布):ヨーロッパから西アジア
品種名:
草丈/樹高:20~30m
開花期:4~5月
花色:黄緑色
その他:
樹皮は灰褐色で成木になると縦に割れ目が入ります。葉は掌状に5~7裂して対生します。4~5月ごろ、小さな黄緑色の花を咲かせます。果実は翼果で、ほとんど水平に開きます。
撮影:2019年7月23日 京都府立植物園にて
撮影:2019年11月22日 京都府立植物園にて
名称:ヨーロッパカエデ(ヨーロッパ楓)
科:ムクロジ科(カエデ科) カエデ属
園芸分類:
形態:
原産地(分布):ヨーロッパから西アジア
品種名:
草丈/樹高:20~30m
開花期:4~5月
花色:黄緑色
その他:
【 掲載植物リスト一覧表】
タカサゴウリカエデ [落葉樹]
樹皮は緑色、縦模様あり、木肌が瓜の色合いに似ていることからこの名があります。
詳細は不明です。
撮影:2020年5月27日 京都府立植物園にて
撮影:2019年7月23日 京都府立植物園にて
名称:タカサゴウリカエデ
科:ムクロジ科 カエデ属
園芸分類:
形態:落葉樹
原産地(分布):台湾
品種名:
草丈/樹高:
開花期:
花色:
その他:
詳細は不明です。
撮影:2020年5月27日 京都府立植物園にて
撮影:2019年7月23日 京都府立植物園にて
名称:タカサゴウリカエデ
科:ムクロジ科 カエデ属
園芸分類:
形態:落葉樹
原産地(分布):台湾
品種名:
草丈/樹高:
開花期:
花色:
その他:
【 掲載植物リスト一覧表】
シラネアオイ(白根葵) [山野草]
北海道~本州中北部の日本海側にかけて分布。多雪地で低山帯~亜高山帯の樹林の日陰地に生える多年草。日本固有種となります。
力強くこぶしを上げるように芽を出し、大きな2枚の葉に包まれた蕾をのぞかせ、すっきりと立ち上がって、紫色の萼花弁が4枚ある大きな花を咲かせます。
地下には太い根茎があり、いくつか芽がついています。カエデのように切れ込んで葉柄のある葉で、花が咲かない芽では葉を1枚、開花する芽では葉を2~3枚つけた茎を伸ばし、その先端に大きな花を開きます。花後は扁平な果実ができ、秋にはじけてタネを散らします。秋の初めから半ばには葉が黄ばみますが、地下ではすでに翌年の芽を形成し始めています。秋の半ば過ぎには葉が枯れて春まで休眠に入ります。
今年は花が咲いているところを見逃しました。残念!
撮影:2019年8月22日 京都府立植物園にて
名称:シラネアオイ(白根葵)
科:シラネアオイ科(キンポウゲ科) シラネアオイ属
園芸分類:山野草
形態:多年草
原産地(分布):北海道、本州中部以北
品種名:
草丈/樹高:30~50cm
開花期:5~6月
花色:紫,赤紫,まれに白
その他:
力強くこぶしを上げるように芽を出し、大きな2枚の葉に包まれた蕾をのぞかせ、すっきりと立ち上がって、紫色の萼花弁が4枚ある大きな花を咲かせます。
地下には太い根茎があり、いくつか芽がついています。カエデのように切れ込んで葉柄のある葉で、花が咲かない芽では葉を1枚、開花する芽では葉を2~3枚つけた茎を伸ばし、その先端に大きな花を開きます。花後は扁平な果実ができ、秋にはじけてタネを散らします。秋の初めから半ばには葉が黄ばみますが、地下ではすでに翌年の芽を形成し始めています。秋の半ば過ぎには葉が枯れて春まで休眠に入ります。
今年は花が咲いているところを見逃しました。残念!
撮影:2019年8月22日 京都府立植物園にて
名称:シラネアオイ(白根葵)
科:シラネアオイ科(キンポウゲ科) シラネアオイ属
園芸分類:山野草
形態:多年草
原産地(分布):北海道、本州中部以北
品種名:
草丈/樹高:30~50cm
開花期:5~6月
花色:紫,赤紫,まれに白
その他:
【 掲載植物リスト一覧表】