SSブログ

シラネアオイ(白根葵) [山野草]

北海道~本州中北部の日本海側にかけて分布。多雪地で低山帯~亜高山帯の樹林の日陰地に生える多年草。日本固有種となります。
力強くこぶしを上げるように芽を出し、大きな2枚の葉に包まれた蕾をのぞかせ、すっきりと立ち上がって、紫色の萼花弁が4枚ある大きな花を咲かせます。
地下には太い根茎があり、いくつか芽がついています。カエデのように切れ込んで葉柄のある葉で、花が咲かない芽では葉を1枚、開花する芽では葉を2~3枚つけた茎を伸ばし、その先端に大きな花を開きます。花後は扁平な果実ができ、秋にはじけてタネを散らします。秋の初めから半ばには葉が黄ばみますが、地下ではすでに翌年の芽を形成し始めています。秋の半ば過ぎには葉が枯れて春まで休眠に入ります。

今年は花が咲いているところを見逃しました。残念!

シラネアオイ-1(20190822).jpg シラネアオイ-2(20190822).jpg シラネアオイ-3(20190822).jpg シラネアオイ-4(20190822).jpg
撮影:2019年8月22日 京都府立植物園にて

名称:シラネアオイ(白根葵)
科:シラネアオイ科(キンポウゲ科) シラネアオイ属
園芸分類:山野草
形態:多年草
原産地(分布):北海道、本州中部以北
品種名:
草丈/樹高:30~50cm
開花期:5~6月
花色:紫,赤紫,まれに白
その他:



nice!(1)  コメント(0) 

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。