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イタリアンメープル [落葉樹]

イタリア、スペイン、モロッコ、アルジェリアなどの地中海沿岸地方に分布するカエデ。
日本のカエデの葉の形はと異なり、丸味のある形となります。
秋に黄葉します。

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撮影:2019年7月23日 京都府立植物園にて

名称:イタリアンメープル
科:ムクロジ科 カエデ属
園芸分類:
形態:落葉樹
原産地(分布):地中海沿岸地方
品種名:
草丈/樹高:12m
開花期:
花色:
その他:



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シマトネリコ(島十練子) [花木]

熱帯や亜熱帯の山間に自生するモクセイ科の常緑樹。風にそよぐライトグリーンの葉が爽やかであり、その樹形の様子から「庭で育てる観葉植物」とも称されます。
5~7月に、白い花を円錐状に咲かせ、秋には豆のような実(翼果)を樹冠いっぱいに付けます。タネは樹上に長くついているので、遠目に見ると花が咲き続けているようにも見えます。
島に育つトネリコの仲間という意味で、シマトネリコと名付けられています。トネリコは「共練り濃」あるいは「戸練り粉」が転じたもので、樹皮を煮てニカワ状にしたものに墨を混ぜて練ったものが、写経などに使われたことに由来します。

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撮影:2019年10月11日 京都府立植物園にて

名称:シマトネリコ(島十練子)
科:モクセイ科 トネリコ属
園芸分類:庭木・花木
形態:常緑性高木
原産地(分布):日本(沖縄県)、台湾、中国、フィリピン
品種名:
草丈/樹高:10m
開花期:5~7月
花色:白色
その他:


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ヘメロカリス [草花]

園芸では、日本や中国原産のユウスゲやカンゾウ類(ノカンゾウ、ヤブカンゾウなど)を元として、品種改良で生まれたものをヘメロカリスと呼びます(広い意味ではヘメロカリス属に分類されるすべての植物を指します)。
冬は落葉して休眠するタイプと緑の葉が残る常緑・半常緑タイプがあります。毎年花を咲かせる多年草です。
開花期は葉の間から40cm~1mの花茎を伸ばします。1本の花茎から数個、多花性の品種なら30個ほどのつぼみを付けます。花は一斉に咲かず、1、2輪ずつ咲きます。花茎はつぼみが出てくるごと直角に向きを変え、渦を巻くように伸びて行きます。このような花の付き方を、「かたつむり状花序」と呼びます。
野生種の花色は黄色や赤褐色などが中心で、園芸品種はそれ以外に赤、クリーム色、ピンク、紫などがあります。単色だけでなく、複数の色が組み合わさったものもあります。花の大きさは小輪で直径約5cm、大輪のものは直径20cmを越します。咲き方も一重咲きの他、八重咲きがあり、花びらが細いものや幅のあるもの、先端が尖るものや丸くなるもの、フチが波打つものなど様々です。

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撮影:2022年8月25日 京都府立植物園にて

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撮影:2019年9月25日 京都府立植物園にて

名称:ヘメロカリス
科:ススキノキ科 ヘメロカリス属
園芸分類:
形態:夏緑性多年草
原産地(分布):園芸品種(交配親は東アジア)
品種名:ムーントラベラー
草丈/樹高:30~100cm
開花期:6~8月
花色:白,赤,ピンク,オレンジ,黄,複色
その他:別名:デイリリー



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オオオナモミ(大雄生揉) [草花]

北アメリカ原産で、現在では各地に広く帰化しています。
オナモミ属の植物は世界に広く分布する一年草です。日本でも各地でみられ、子供の頃トゲトゲの実を友達の服にくっつけたりして遊んだ人も多いのでは?。このトゲは実を動物の体にくっつけて遠くまで運ばせるのに役立っています。オナモミは、漢方で解熱、発汗、頭痛薬として用いられてきました。また葉を揉んでつけると虫さされに効くところから「ナモミ(生揉み)」の名前が付いたとも言われています。帰化植物のオオオナモミはオナモミに比べて草全体が大きい種です。今では日本各地に自生しており、都市近郊ではむしろオオオナモミの方が優勢のようです。
花期は夏から秋にかけて、枝先に円錐花序を出し、黄緑色から黄色の頭状花を咲かせます。雌雄異花で、雄花は球状で枝の先の方につき、白みをおびたふさふさを束ねたような感じです。また雌花のほうは下部にあって、2本の突起がある緑色の壺状の総苞に囲まれて、先端にわずかに顔を出します。
花が終わると、かたまって楕円形の実をつけます。この見かけ上の果実は、痩果を包んだ総苞で、これを果苞といいます。
果苞は、フットボール状の楕円形で、たくさんのかぎ状の棘をもっています。このかぎ状の棘がひっつき虫の正体です。カバンやくつなどに使われている、マジックテープはオナモミの仲間(ゴボウ)の実がヒントになって生まれたと言われています。
実は、今、見かけるのはオナモミではなくメキシコからの帰化植物オオオナモミとのことです。

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オオオナモミ-11(20201111).jpg オオオナモミ-12(20201111).jpg オオオナモミ-13(20201111).jpg オオオナモミ-14(20201111).jpg オオオナモミ-15(20201111).jpg オオオナモミ-16(20201111).jpg オオオナモミ-17(20201111).jpg オオオナモミ-18(20201111).jpg オオオナモミ-19(20201111).jpg オオオナモミ-20(20201111).jpg
撮影:2020年11月11日 京都府立植物園にて

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撮影:2019年10月2日 京都府立植物園にて

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撮影:2019年10月17日 京都府立植物園にて

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撮影:2020年12月3日 京都府立植物園にて

名称:オオオナモミ(大雄生揉)
科:キク科 オナモミ属
園芸分類:野に咲く花
形態:1年草
原産地(分布):北アメリカ原産
品種名:
草丈/樹高:50~200cm
開花期:8~10月
花色:黄緑色
その他:



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カラムシ [草本]

 日本に自生し、茎の皮から丈夫な繊維が取れ、古くから栽培されています。林の周辺や道端、石垣などのやや湿った地面を好みます。地下茎を伸ばしながら繁茂するので群落を作ることが多い。刈り取りにも強く、地下茎を取り除かなければすぐに生えてきます。地上部の高さは1mほどですが、半日陰で刈り取りがない環境では秋までに高さ2mに達し、株の根元付近が木化します。地上部は寒さに弱く、霜が降りると葉を黒褐色にしおれさせ枯れてしいますが、地下茎は生き残って翌春には再び群落を形成します。細い茎は葉と共に枯れてしまいますが、太い茎は冬を乗り越え、春に新芽を吹きます。
花は8~10月にかけて咲き、葉柄の根もとに小さな花が房状につきます。雄花と雌花がありますが、雌雄同株で、雌花が株の上のほうにつきます。風によって花粉を運ぶ風媒花で、鮮やかな花びらもなくあまり目立ちません。
別名で「クサマオ」と呼ばれます。昔は繊維を採るために栽培され、その繊維で作った服は戦時中や終戦直後に着られていたとのことです。
古くから植物繊維をとるために栽培されたため、文献上の別名が多く、紵(お)、苧麻(ちょま)、青苧(あおそ)、山紵(やまお)、真麻(まお)、苧麻(まお)などがあるようです。

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撮影:2019年10月1日 京都府立植物園にて

名称:カラムシ
科:イラクサ科 カラムシ属
園芸分類:
形態:多年生
原産地(分布):南アジアから日本を含む東アジア地域
品種名:
草丈/樹高:1~2m
開花期:8~9月
花色:
その他:


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