ヒイラギモクセイ(柊木犀) [花木]
ヒイラギモクセイはギンモクセイとヒイラギの雑種であるとされ、公園木や庭木として良く植栽されていようです。雄株だけが知られており、繁殖は取り木となります。葉の形と大きさはキンモクセイに似ており、葉の周辺が棘になっている性質はヒイラギから受け継いでいます。
ヒイラギモクセイの花は10~11月のはじめに咲き、ヒイラギの開花期よりも数週間早い。花の形は、ギンモクセイの性質が強く出ているようで、花弁は反り返りません。雄株しかないので、花はすべて雄花。2本のおしべと、中心部に痕跡的なめしべがのぞきます。
ヒイラギモクセイの葉は硬く、鋸歯は棘になっています。ヒイラギモクセイもヒイラギと同様に、時折全縁で棘のない葉が出ます。棘のある葉を出している株でも、部分的に全縁の葉をつけていることも多いです。両者が混在している場合には、全縁の葉の方が、小さい。このような性質は、ヒイラギの性格を受け継いでいると言われています。葉はヒイラギより表面の光沢は少なく、葉脈の主脈は葉の裏面で突出です。
◇葉っぱのギザギザ度
金木犀 < 銀木犀 < 柊木犀 < 柊
(すべすべ) ←----→ (ギザギザ)
◇開花時期
金木犀 → 銀木犀 → 柊木犀 → 柊
撮影:2019年10月26日 京都市伏見区にて
名称:ヒイラギモクセイ(柊木犀)
科:モクセイ科 モクセイ属
園芸分類:花木
形態:常緑小高木
原産地(分布):中国
品種名:
草丈/樹高:4~7m
開花期:10~11月
花色:白色
その他:
ヒイラギモクセイの花は10~11月のはじめに咲き、ヒイラギの開花期よりも数週間早い。花の形は、ギンモクセイの性質が強く出ているようで、花弁は反り返りません。雄株しかないので、花はすべて雄花。2本のおしべと、中心部に痕跡的なめしべがのぞきます。
ヒイラギモクセイの葉は硬く、鋸歯は棘になっています。ヒイラギモクセイもヒイラギと同様に、時折全縁で棘のない葉が出ます。棘のある葉を出している株でも、部分的に全縁の葉をつけていることも多いです。両者が混在している場合には、全縁の葉の方が、小さい。このような性質は、ヒイラギの性格を受け継いでいると言われています。葉はヒイラギより表面の光沢は少なく、葉脈の主脈は葉の裏面で突出です。
◇葉っぱのギザギザ度
金木犀 < 銀木犀 < 柊木犀 < 柊
(すべすべ) ←----→ (ギザギザ)
◇開花時期
金木犀 → 銀木犀 → 柊木犀 → 柊
撮影:2019年10月26日 京都市伏見区にて
名称:ヒイラギモクセイ(柊木犀)
科:モクセイ科 モクセイ属
園芸分類:花木
形態:常緑小高木
原産地(分布):中国
品種名:
草丈/樹高:4~7m
開花期:10~11月
花色:白色
その他:
【 掲載植物リスト一覧表】
キンシナンテン(錦糸南天) [常緑樹]
キンシナンテンは、樹高は30~50cm程度で、株元から多数の幹を直立させ叢生(そうせい)します。葉は2~3回羽状複葉で、長い葉柄を持ち互生となります。小葉柄の分岐ごとに節があり、葉の質は固く、表面には光沢があります。
本種は南天の変種で、葉も茎も名の通りとても細い。そのために成長も極めて遅いです。本種には、たくさんの園芸品種があり、江戸時代にブームを起こした典型的な古典園芸植物とも言われます。
撮影したものは「赤縮緬(あかちりめん)」と呼ばれる品種となります。
撮影:2019年2月24日 京都府立植物園にて
名称:キンシナンテン(錦糸南天)
科:メギ科 ナンテン属
園芸分類:
形態:常緑低木
原産地(分布):日本 中国中部 園芸品種
品種名:赤縮緬(あかちりめん)
草丈/樹高:30~50cm
開花期:
花色:
その他:
本種は南天の変種で、葉も茎も名の通りとても細い。そのために成長も極めて遅いです。本種には、たくさんの園芸品種があり、江戸時代にブームを起こした典型的な古典園芸植物とも言われます。
撮影したものは「赤縮緬(あかちりめん)」と呼ばれる品種となります。
撮影:2019年2月24日 京都府立植物園にて
名称:キンシナンテン(錦糸南天)
科:メギ科 ナンテン属
園芸分類:
形態:常緑低木
原産地(分布):日本 中国中部 園芸品種
品種名:赤縮緬(あかちりめん)
草丈/樹高:30~50cm
開花期:
花色:
その他:
【 掲載植物リスト一覧表】
ハスノハカズラ(蓮の葉葛) [つる性]
茎が他物に巻きつきながら生育する常緑のつる性木本となります。
葉は三角状広卵型で、互生となります。葉柄は葉身に盾状にちきます。
7~9月頃、花は葉腋から円錐状~複合散形状の花序を出し、多数の花をつけます。花は淡緑色で、雄花の萼片は6~8個、花弁は3~4個、雌花は萼片、花弁とも3~4個です。
10~12月頃に核果は球形で平滑、径約6mm、熟すと朱紅色となります。内果皮は偏圧して背部は小卵形のいぼ状突起となり、側部は凹形です。種子は馬蹄形です。
「ハスノハカズラ」は、葉と葉柄が蓮の葉に似て盾状につくことからです。
次は、花と赤い実の撮影に挑戦ですね。
撮影:2019年10月21日 京都府立植物園にて
撮影:2019年12月9日 京都府立植物園にて
名称:ハスノハカズラ(蓮の葉葛)
科:ツヅラフジ科 ハスノハカズラ属
園芸分類:
形態:常緑のつる性木本
原産地(分布):本州(西部)、四国、九州、沖縄 ・ 中国中南部、台湾、インド、マレーシア
品種名:
草丈/樹高:つる性
開花期:7~9月
花色:淡緑色
その他:
葉は三角状広卵型で、互生となります。葉柄は葉身に盾状にちきます。
7~9月頃、花は葉腋から円錐状~複合散形状の花序を出し、多数の花をつけます。花は淡緑色で、雄花の萼片は6~8個、花弁は3~4個、雌花は萼片、花弁とも3~4個です。
10~12月頃に核果は球形で平滑、径約6mm、熟すと朱紅色となります。内果皮は偏圧して背部は小卵形のいぼ状突起となり、側部は凹形です。種子は馬蹄形です。
「ハスノハカズラ」は、葉と葉柄が蓮の葉に似て盾状につくことからです。
次は、花と赤い実の撮影に挑戦ですね。
撮影:2019年10月21日 京都府立植物園にて
撮影:2019年12月9日 京都府立植物園にて
名称:ハスノハカズラ(蓮の葉葛)
科:ツヅラフジ科 ハスノハカズラ属
園芸分類:
形態:常緑のつる性木本
原産地(分布):本州(西部)、四国、九州、沖縄 ・ 中国中南部、台湾、インド、マレーシア
品種名:
草丈/樹高:つる性
開花期:7~9月
花色:淡緑色
その他:
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