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アサマフウロ(浅間風露) [山野草]

湿り気のある高原の草地などに生える多年草。本州の中部地方に分布し、朝鮮半島、中国東北部の分布します。
高さ60~80cmの多年草で全体に毛があります。葉は基部近くまで掌状に5裂し、さらにその裂片にも切れ込みが入ります。
花は紅紫色で直径は3~4㎝と大きく、花弁の基部に白色の軟毛が密生し、基部から半分程度に濃い脈が見え、白色のぼかしが入ることがあります。雄しべ10個。花柱は5裂します。萼片は微細な圧毛があり、先に芒があります。蒴果は長さ3㎝程度です。
フウロソウの中では最も大型で、国の絶滅危惧種に指定されています。
和名は浅間山麓地方に多いことによります。

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撮影:2020年9月24日 京都府立植物園にて

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撮影:2019年9月27日 京都府立植物園にて

名称:アサマフウロ(浅間風露)
科:フウロソウ科フウロソウ属
園芸分類:野に咲く花
形態:多年草
原産地(分布):本州の中部地方に分布し、朝鮮半島、中国東北部
品種名:
草丈/樹高:60~80cm
開花期:8~9月
花色:濃紅紫色
その他:


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スダジイ [常緑樹]

福島及び新潟県以西の海岸沿いにある山野を原産地とするブナ科の常緑広葉樹。一般的にはシイタケがなる木として、または食べられるドングリがなる木として知られます。
樹齢500年を超えて育つ木もあるほど寿命が長いと言われています。いわゆる「鎮守の森」を形成する代表的な樹種であり、地方では寺社に、都市部では「お屋敷」や学校等に広く植えられているのを見かけることもあります。
5~6月に咲く花は穂状で、形も臭いもクリに似ています。独特な香りがします。
できはじめの実(ドングリ)は、全体がスッポリと殻に包まれており、ドングリそのものは見えません。ドングリは開花から一年半もの月日を経て翌年の秋にようやく熟し、自然に殻が割れて顔をだします。多くのドングリはアクが強くて生食できませんが、スダジイの場合は生でも食べられます。私も子供のころはよく取って食べました。

ドングリの形が「シタダミ」という巻貝に似ていることから、シタシイ→シダジイに転化したという説もあるようです。別名のナガジイはツブラジイに比べて実が細長いことからとのことです。


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撮影:2019年5月11日 京都府立植物園にて

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撮影:2022年5月9日 京都府立植物園にて

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撮影:2019年9月9日 京都府立植物園にて

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撮影:2021年10月7日 京都府立植物園にて

名称:スダジイ
科:ブナ科 シイ属
園芸分類:
形態:常緑広葉樹
原産地(分布):日本では福島県および新潟県以西・以南から与那国島まで、日本国外では韓国の済州島
品種名:
草丈/樹高:15~20m
開花期:5~6月
花色:淡黄色
その他:


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ヨーロッパカエデ(ヨーロッパ楓) [落葉樹]

ヨーロッパから西アジアに分布しています。
樹皮は灰褐色で成木になると縦に割れ目が入ります。葉は掌状に5~7裂して対生します。4~5月ごろ、小さな黄緑色の花を咲かせます。果実は翼果で、ほとんど水平に開きます。

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撮影:2019年7月23日 京都府立植物園にて

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撮影:2019年11月22日 京都府立植物園にて

名称:ヨーロッパカエデ(ヨーロッパ楓)
科:ムクロジ科(カエデ科) カエデ属
園芸分類:
形態:
原産地(分布):ヨーロッパから西アジア
品種名:
草丈/樹高:20~30m
開花期:4~5月
花色:黄緑色
その他:


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タカサゴウリカエデ [落葉樹]

樹皮は緑色、縦模様あり、木肌が瓜の色合いに似ていることからこの名があります。
詳細は不明です。

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撮影:2020年5月27日 京都府立植物園にて

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撮影:2019年7月23日 京都府立植物園にて

名称:タカサゴウリカエデ
科:ムクロジ科 カエデ属
園芸分類:
形態:落葉樹
原産地(分布):台湾
品種名:
草丈/樹高:
開花期:
花色:
その他:


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