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ヘチマ(糸瓜、天糸瓜) [野菜]

つる性の植物で巻きひげで他のものに絡みつきながら生長します。花期は7~9月です。雌花と雄花に分かれており、直径8cmほどの黄色い花を咲かせます。ヘチマは、自家和合性で同一株で受粉が可能です。
果実は細長く、大きなキュウリのような形をしています。若い果実は食用に、成熟した果実は強い繊維が発達するのでたわしなどに用いられました。
果実は成熟後、次第に乾燥し、種子の周囲が繊維で支えられた空洞となります。その頃になると果実の先端が蓋のように外れ、果実が風で揺れる度に、ここから遠心力で種子が振り出され、飛びだします。
日本には室町時代に中国から渡来しました。

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撮影:2019年9月3日 京都府立植物園にて

名称:ヘチマ(糸瓜、天糸瓜)
科:ウリ科 ヘチマ属
園芸分類:
形態:つる性一年草
原産地(分布):インド原産
品種名:
草丈/樹高:つる性
開花期:7~9月
花色:黄色
その他:


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キンシウリ(金糸瓜、錦糸瓜) [野菜]

日本には明治期に入って導入され、寒冷な気候にも比較的強く北日本でも栽培されています。日本での植付けの時期は春で、収穫期は夏となります。
キンシウリはカボチャの仲間で、漢字で書くと「金糸瓜」。果実が繊維状で、加熱するとパラパラにほぐれて黄色いソウメンのようになるため、ソウメンカボチャの名でも知られています。
開花後40日程度たった完熟果を収穫します。さっぱりとしてシャキシャキとした歯切れの良さが持ち味です。三杯酢やあえ物で食べます。
ウリ科の野菜は熱帯から温帯まで広く分布し、多くが高温と日当たりを好みます。つる性で、1つの株に雌花と雄花がつく雌雄異花同株(しゆういかどうしゅ)植物というのも共通点となります。

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撮影:2019年9月3日 京都府立植物園にて

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撮影:2019年9月24日 京都府立植物園にて

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撮影:2019年9月24日 京都府立植物園にて

名称:キンシウリ(金糸瓜、錦糸瓜)
科:ウリ科 カボチャ属
園芸分類:野菜
形態:つる性
原産地(分布):アメリカ大陸原産
品種名:
草丈/樹高:つる性
開花期:
花色:
その他:別名 ソウメンカボチャ、イトカボチャ
    収穫期 7月中旬~9月上旬


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オニイタヤ(鬼板屋) [落葉樹]

生育地はイタヤカエデ類の中では耐陰性が強く、湿り気のある土地を好みます。樹皮は、灰褐色で縦の浅い割れ目が目立ちます。
雌雄同株でひとつの花序に雄花と両性花が咲きます。
4~5月、黄緑の花をつけ木全体が淡黄色見えるほど。
果実は翼果であり、翼は直角~鋭角に開きます。
よく似たアカイタヤの葉の大きさは8~15㎝葉裏も無毛ですが、イタヤカエデは葉の大きさ6~14㎝脈腋に淡黄褐色の毛があります。

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撮影:2019年7月19日 京都府立植物園にて

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撮影:2019年5月11日 京都府立植物園にて

名称:オニイタヤ(鬼板屋)
科:ムクロジ科(カエデ科) カエデ属
園芸分類:
形態:落葉高木
原産地(分布):北海道(日高地方)~九州
品種名:
草丈/樹高:15~20m
開花期:4~5月
花色:黄緑色
その他:雌雄同株


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