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レンギョウ(連翹) [花木]

レンギョウ(連翹)とは、広義にはモクセイ科レンギョウ属の総称となります。
レンギョウはおよそ8種の仲間がある落葉性の低木です。ほとんどの種は中国、朝鮮半島、日本などに分布しますが、1種のみ東ヨーロッパ(主にアルバニア)に産します。園芸で栽培されるのは主に中国や朝鮮原産の種です。具体的には、レンギョウ、シナレンギョウ、チョウセンレンギョウ、それに人工的に掛け合わせて作られたインテルメディアを加えた4種が庭木や垣根、切り花などに広く利用されています。
細長い枝を地際からたくさん伸ばして茂ります。開花期は春で、枝を埋め尽くすほどたくさんの黄色い花を咲かせます。花びらは基部から深く4つに裂けてやや斜めに開きます。

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撮影:2018年3月20日 京都府立植物園にて

名称:レンギョウ(連翹)
科:モクセイ科 レンギョウ属
園芸分:類庭木・花木
形態:落葉低木
原産地(分布):中国
品種名:
草丈/樹高:1.5~3m
開花期:3~4月
花色:黄色
その他:


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シナミズキ (支那水木) [花木]

葉の展開前に開花します。小枝から多数の穂状花序が交互に出て、 各々が次第にのびて垂れ下がり、 1つの穂に淡黄色の花が多数つきます。 花弁は5枚、雄しべは5本で、おしべの部分は開花時から黄色です。 花びらはトサミズキのようには広がらず、葯は黄色い。芳香があります。
ヒュウガミズキ や トサミズキ 、 キリシマミズキ の仲間で、名前のように中国原産。仲間の中ではいちばん花も密集し、色も鮮やかです。

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撮影:2020年3月30日 京都府立植物園にて

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撮影:2018年3月20日 京都府立植物園にて

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撮影:2022年7月21日 京都府立植物園にて


名称:シナミズキ (支那水木)
科:マンサク科 トサミズキ属
園芸分類
形態:落葉小高木
原産地(分布):中国原産
品種名:
草丈/樹高:
開花期:3~4月
花色:黄色
その他:


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ダンコウバイ(檀香梅) [落葉樹]

日本全国の山地に野生する落葉低木であり、枝を折ると香りがあり、クロモジと同様に枝が楊枝の材料になることで知られる樹木となります。
雌雄異株で早春になると葉に先立って微香のある黄色い花を咲かせます。花はシロモジ、サンシュユに似ていますが開花はサンシュユに比べるとやや遅いようです。この花を見つけてサンシュウかと勘違いしました。
繊細な花の様子とは裏腹に葉は直径10cm程度と大型で、浅く三つに裂け、裏側には毛が多い。透き通るような秋の黄葉が美しい。
秋に熟す実は直径8mm程度で赤から黒へと変化します。実はアブラチャンと同じように油分が多く、かつては「冬柏油」と呼んで整髪に使われたとのことです。

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撮影:2018年3月18日 京都府立植物園にて

名称:ダンコウバイ(檀香梅)
科:クスノキ科 クロモジ属
園芸分類
形態:落葉樹
原産地(分布):中国、朝鮮、日本
品種名:
草丈/樹高:2.5~6m
開花期:3~4月
花色:黄色
その他:


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