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シャクナゲ(石楠花) [花木]

シャクナゲは常緑性の花木です。シャクナゲの原種が19世紀中期、プラントハンターによって中国から西欧にもたらされ、その花の美しさと豪華さで当時の人々を驚嘆させ、数多くの交配が行われてきました。これまで世界各地で5000を超す園芸品種が作出され、西洋では春を彩る花木として庭に欠かせない存在となっています。
赤、白、黄、ピンクなど変化に富んだ花色と、大きく豪華な花房は、ほかの植物を圧倒する美しさを誇ります。


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撮影:2018年3月8日 京都府立植物園・「早春の草花展」にて

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撮影:2023年7月10日 京都府立植物園にて

名称:シャクナゲ(石楠花)
科:ツツジ科 ツツジ属
園芸分類:庭木・花木
形態:常緑低木、高木
原産地(分布):ヨーロッパ、アジア、北アメリカ
品種名:
草丈/樹高:50cm~5m
開花期:4~5月
花色:白,赤,ピンク,オレンジ,黄,紫,茶
その他:


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リュウキュウサシアブミ(琉球武蔵鐙) [山野草]

リュウキュウムサシアブミは、学術的には本土産ムサシアブミと同一種とされており区別していないようです。しかし本土~九州の個体群は花(仏炎苞)の一部が黒紫色ですが、奄美大島~台湾の個体群は(内側の部分には黒縞があります)外見的にほぼ緑色となります。そのため園芸的には後者をリュウキュウムサシアブミと呼び別種扱いしていることが多いようです。
沖縄本島の自生地はごく限られた地域だけで、石灰岩地帯の疎林内に限局しています。自生地での個体数は少なくないとも言われています。

テンナンショウ属特有の肉穂花序(花軸が多肉化して花が表面に密生したもの)を出します。
花をつつむ仏炎苞(サトイモ科の肉穂花序に見られる花序を被う大形の苞)は暗い紫色か緑白色です。
仏炎苞には白い縦の筋がたくさん入り、舷部(仏炎苞の蓋の部分)は袋状に巻き込み、先は前に突き出しています。
口辺部(仏炎苞の上部の脇)は張り出して耳のようになっています。

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撮影:2018年3月5日 京都府立植物園・「早春の草花展」にて

名称:リュウキュウサシアブミ(琉球武蔵鐙)
科:サトイモ科 テンナンショウ属
園芸分類:
形態:多年草
原産地(分布):沖縄本島
品種名:
草丈/樹高:20~50cm
開花期:3~5月
花色: 紫、緑色
その他:雌雄異株


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