SSブログ

ハクモクレン (白木蓮) [落葉樹]

葉の展開に先立って白い清楚な花を咲かせます。
花は白くて大形で、よい香りがします。
外見は花びらが9枚あるように見えますが、花弁は6枚、萼片が3枚となります。雄しべはたくさんあり、真ん中に雌しべが1本です。
花は日が当たると開き、夕方には閉じてしまいます。
よく似たものに辛夷(こぶし)がありますが、ハクモクレンは、花びらの幅が広く、厚みがあり、花は上向きに閉じたような形で咲き、全開しません。これが辛夷と違うところとなります。

白モクレン-3(20180317).jpg 白モクレン-4(20180317).jpg 白モクレン-6(20180317).jpg 白モクレン-7(20180317).jpg 白モクレン-8(20180317).jpg 白モクレン-9(20180317).jpg 白モクレン-10(20180317).jpg 白モクレン-12(20180317).jpg
撮影:2018年3月17日 京都市伏見区にて

名称:ハクモクレン (白木蓮)
科:モクレン科 モクレン属
園芸分類:
形態:落葉樹
原産地(分布):中国
品種名:
草丈/樹高:5~15m
開花期:3~4月
花色:白色
その他:


nice!(3)  コメント(0) 

アメリカハナノキ(ベニカエデ) [落葉樹]

秋の紅葉が美しいカエデ(Acer)の仲間です。
成木の樹皮は灰色で、幹はシンプルに直ぐ伸び、樹冠は卵型~紡錘をしています。 葉が開く前の4月に、雌雄異株の小さな赤い房状花を咲かせます。
葉は大きめで、表は明緑色(萌芽期)→濃緑→黄色→深紅色(秋)→落葉(冬)と変化し、 葉裏には毛が密生し白く見えます。
葉の形は心臓の形をしており3~5裂し葉縁に鋸歯があります。 葉は対生につきます。 公園樹や庭木、盆栽用に植栽されます。
日本のハナノキと類縁関係の深いカエデで、北アメリカ東部の五大湖地方からフロリダにかけて分布しています。
春、葉が芽吹く前に赤いユニークな花を下垂させるように咲かせます。

アメリカハナノキ-31(20210225).jpg アメリカハナノキ-32(20210225).jpg アメリカハナノキ-33(20210225).jpg アメリカハナノキ-34(20210225).jpg アメリカハナノキ-35(20210225).jpg アメリカハナノキ-36(20210225).jpg アメリカハナノキ-37(20210225).jpg
撮影:2021年2月25日 京都府立植物園にて

アメリカハナノキ-1(20180313).jpg アメリカハナノキ-2(20180313).jpg アメリカハナノキ-3(20180313).jpg アメリカハナノキ-4(20180313).jpg アメリカハナノキ-5(20180313).jpg
撮影:2018年3月13日 京都府立植物園にて

アメリカハナノキ-6(20190320).jpg アメリカハナノキ-7(20190320).jpg アメリカハナノキ-8(20190320).jpg
撮影:2019年3月20日 京都府立植物園にて


アメリカハナノキ-15(20200217).jpg アメリカハナノキ-16(20200217).jpg
撮影:2020年2月20日 京都府立植物園にて

アメリカハナノキ-9(20191126).jpg アメリカハナノキ-10(20191126).jpg アメリカハナノキ-11(20191126).jpg アメリカハナノキ-12(20191126).jpg
撮影:2019年11月26日 京都府立植物園にて

アメリカハナノキ-21(20201119).jpg アメリカハナノキ-22(20201119).jpg アメリカハナノキ-23(20201119).jpg アメリカハナノキ-24(20201119).jpg アメリカハナノキ-25(20201119).jpg
撮影:2020年11月19日 京都府立植物園にて

名称:アメリカハナノキ(ベニカエデ)
科:カエデ科 カエデ属
園芸分類:
形態:耐寒性高木 落緑樹
原産地(分布):北アメリカ
品種名:
草丈/樹高:8m
開花期:4月
花色:
その他:


nice!(1)  コメント(0) 

トサミズキ(土佐水木) [花木]

トサミズキは葉に先立って、3月下旬から4月に、5~7個の丸みのある黄白色の小花が連なり花序になって下垂します。トサミズキは四国地方を原産とし、特に名前が示すように高知県内の山地の石灰岩地域に多く生育しています。
穂状花序(柄のない花が花茎に均等につく)で、垂れ下がるように花をつけ、花弁は5枚、萼片も5枚です。
雄しべは花弁と同じくらいかそれよりも長く、裂開する前の葯(雄しべの花粉を入れる袋)は暗い紅色をしています。
雌しべは2本で花弁より長く、蕾のときは花の外に出ています。
葉の特徴は幅の広い卵形で、互い違いに生えます(互生)。
葉には柄があってつけ根は心形、先はやや尖っています。
葉の縁には波状のぎざぎざ(鋸歯)があり、葉の裏面には毛が生えます。
 本種は葉が円形から広卵形で厚く、左右が非対称になり、また若い枝や葉柄に毛があることでほかの種(ヒュウガミズキ、イヨミズキなど)と区別できます。

トサミズキ-21(20220316).jpg トサミズキ-22(20220316).jpg トサミズキ-23(20220316).jpg トサミズキ-24(20220316).jpg トサミズキ-25(20220316).jpg トサミズキ-26(20220316).jpg トサミズキ-27(20220316).jpg
撮影:2022年3月16日 京都府立植物園にて

トサミズキ-11(20200312).jpg トサミズキ-12(20200312).jpg トサミズキ-13(20200312).jpg トサミズキ-14(20200312).jpg トサミズキ-15(20200312).jpg トサミズキ-16(20200312).jpg
撮影:2020年3月12日 京都府立植物園にて


トサミズキ-7(20180608).jpg トサミズキ-8(20180608).jpg
撮影:2018年6月8日 京都府立植物園にて

名称:トサミズキ(土佐水木)
科:マンサク科 トサミズキ属
園芸分類:庭木・花木
形態:落葉低木
原産地(分布):四国
品種名:
草丈/樹高:2~4m
開花期:3月~4月
花色:黄色
その他:


nice!(2)  コメント(0) 

ゲンカイツツジ(玄海躑躅) [花木]

ゲンカイツツジ(玄海躑躅)は、中国地方、四国北部、九州北部い分布しているツツジ科の落葉低木で、原種は準絶滅危惧種に指定されていますが、園芸品種は多く栽培されています。
ツツジの仲間ではもっとも早くに開花するものの一つで、まだ肌寒い3月中、新葉の展開前に開花します。
葉は互生し革質で楕円形。先は尖り、ふちに長毛が散生します。
花は枝先につく数個の花芽から各1個の花が咲きます。萼は皿形で小さく、先は浅く5裂します。花冠は紅紫色で広ロート形で皿状に開き、径3~4cm。
カラムラサキツツジの変種で、岡山県以西の本州、九州北部、四国北部などの岩場に自生が見られるとのことです。
対馬諸島や朝鮮半島などにもあり、玄界灘を囲むように分布することからゲンカイツツジと命名されたようです。

ゲンカイツツジ-1(20180315).jpg ゲンカイツツジ-2(20180315).jpg ゲンカイツツジ-3(20180315).jpg ゲンカイツツジ-4(20180315).jpg ゲンカイツツジ-5(20180315).jpg ゲンカイツツジ-6(20180315).jpg


◇ゲンカイツツジ(白花)
ゲンカイツツジ-7(20180315).jpg ゲンカイツツジ-8(20180315).jpg ゲンカイツツジ-9(20180315).jpg ゲンカイツツジ-10(20180315).jpg ゲンカイツツジ-11(20180315).jpg ゲンカイツツジ-12(20180315).jpg


撮影:2018年3月15日 京都府立植物園にて

名称:ゲンカイツツジ(玄海躑躅)
科:ツツジ科 ツツジ属
園芸分類:
形態:落葉性小低木
原産地(分布):中国地方、四国北部、九州北部、朝鮮半島
品種名:
草丈/樹高:1~1.5m
開花期:3~4月
花色:
その他:


nice!(2)  コメント(0)