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ハコベラ(繁縷) [山野草]

野原などをはじめ、身近な家の周辺などでも普通に見られる越年草です。下部はよく分枝して地を這うように生育し、上部は斜上して高さ30cm程になります。花は4~5月で、白い2深裂した5枚の花弁を持つ小花をつけます。雄しべは5~10本、花柱か3裂します。
はこべらは古くは中国で薬草として用いられていたそうです。
止血、利尿作用、鎮痛作用、歯槽膿漏の予防薬としても使われていました。またはこべらを炒めた粉と塩を混ぜて歯磨き粉としても使っていたそうです。
可愛らしい花ですが歯磨き粉として使われていたのは意外です。

春の七草のひとつ
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撮影:2018年3月6日 京都府立植物園・「早春の草花展」にて

名称:ハコベラ(繁縷)
科:ナデシコ科 ハコベ属
園芸分類:
形態:多年草
原産地(分布):日本(北海道~沖縄)、イギリス、ヨーロッパ中央部
品種名:
草丈/樹高:30cm
開花期:4~5月
花色:白色
その他:別名:ヒヨコグサ


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