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ツゲ(黄楊、柘植) [常緑樹]

本州中南部~九州を原産とする常緑低木となります。
春に、小さい黄色の花が枝先に咲きますが、葉の色と似ているのであまり目立ちません。観賞価値は乏しいですが、ミツバチが集まる蜜源となります。また、秋になると黄褐色の実ができます。
成長はかなり遅く、幹の直径が10センチになるのに80年近くかかるとされます。このため木目が細かく良質の材木となります。櫛、ソロバンや将棋の駒、琵琶のバチにも使われるます。
細かな葉が次々に層を成すことから「継ぐ」が転訛してツゲになったとする説、梅雨時に葉が黄色になることから、「つゆき(梅雨黄)」それがしだいに「つげ」に変化したや、木目が丈夫なために、「強木目木(つよきめぎ)」とされ、それが転訛したとする説などがあるそうです。


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撮影:2018年3月24日 京都府立植物園にて

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撮影:2019年4月6日 京都府立植物園にて

名称:ツゲ(黄楊、柘植))
科:ツゲ科 ツゲ属
園芸分類:
形態:常緑低木
原産地(分布):本州中南部~九州
品種名:
草丈/樹高:
開花期:3~4月
花色:淡黄色
その他:ホンツゲ


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