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キビ(黍) [穀物]

紀元前新石器時代からの人類の食用穀物で、中国の華北地方では、アワとともに古代の主要穀物であったとのことです。
生長すると草丈1m程度になり、夏から秋にかけて茎の先に20cm程度の穂ができ、垂れ下がります。夏に花が咲き、黄色い実がなります。実が黄色であることから、「黄実(きみ)」→「きび」となったとするのが有力な語源説と言われています。実はアワより少し大きく、実は2ミリほどの扁球形で、白または黄色となります。アワ同様、うるち種ともち種があります。
実(み)は「きびもち」や「きびだんご」にします。桃太郎の話に出てくる「きびだんご」はキビの粉で作られました。現在の岡山名物の「きびだんご」は白玉粉で作られているそうです。
いわゆる「五穀(ごこく)」と呼ばれるものの一つ。

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撮影:2023年7月27日 京都府立植物園にて

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撮影:2018年9月2日 京都府立植物園にて

名称:キビ(黍)
科:イネ科 キビ属
園芸分類:穀物
形態:一年草
原産地(分布):東インド原産
品種名:
草丈/樹高:1m
開花期:夏から秋
花色:
その他:


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ケジギタリス [薬用植物]

多年草。葉は短い毛を有し、ほとんどしわがありません。(ジキタリスは、しわがよって縮んでいます)花は黄白色で褐色の網目状の模様があります。薬用植物として利用、栽培されています。
花冠はジギタリスよりも小さく、花の色は淡い褐色に褐色の網目模様が入ります。花冠下唇は白色で、伸びだし垂れ下がります。
和名は、ジギタリスの近縁種で、茎や花に綿毛が目立つことからつけられました。

薬用部位葉
用途強心、利尿、ジゴキシン原料

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撮影:2020年6月2日 京都府立植物園にて

名称:ケジギタリス
科:ゴマノハグサ科 オオバコ科
園芸分類:薬用植物
形態:多年草
原産地(分布):バルカン半島~西南アジア
品種名:
草丈/樹高:50~100cn
開花期:
花色:黄白色
その他:


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ツルマサキ(蔓柾) [つる性]

 北海道~沖縄の山野の林内に生え、各地の山野でふつうに見られます。気根をだして樹上によじ登ります。樹皮は暗褐色。本年枝は緑色で丸く、こぶ状の細かい突起があります。葉は対生、まれに互性となります。
花期は6~7月、今年枝の下部の葉腋や芽鱗痕わきから集散花序を付け、花は4弁花で淡緑色、花弁の長さは2mm、花の径5mm程度です。雄蕊は4本となります。果期は10~12月、果実は蒴果で径5~6mm、割れると橙赤色の仮種皮を持つ種子が現れます。

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撮影:2018年12月11日 京都府立植物園にて

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撮影:2023年12月8日 京都府立植物園にて

名称:ツルマサキ(蔓柾)
科:ニシキギ科 ニシキギ属
園芸分類:樹に咲く花
形態:常緑つる性木本
原産地(分布):日本(北海道、本州、四国、九州、沖縄)、朝鮮、中国、フィリピン
品種名:
草丈/樹高:
開花期:6~7月
花色:淡緑色
その他:


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