SSブログ

タンゴグミ(丹後茱萸) [落葉樹]

京都府北部に位置する大江山の蛇紋岩地帯にだけ見出され、個体数も少なく、絶滅が危惧され、環境省カテゴリーでは絶滅危惧ⅠA類(CR)とされています。
コウヤグミにやや近い形質。葉の上面に秋まで残る鱗片に密生、下面は赤褐色の鱗片が散生。
花は、5~6月頃に葉腋に2~3花、果実は7~8月頃に広楕円形、長さ約1cm程度を実らせ完熟すると渋みはありません。

タンゴグミ-1(20201029).jpg タンゴグミ-2(20201029).jpg タンゴグミ-3(20201029).jpg タンゴグミ-4(20201029).jpg タンゴグミ-5(20201029).jpg タンゴグミ-6(20201029).jpg タンゴグミ-7(20201029).jpg
撮影:2020年10月29日 京都府立植物園にて

名称:タンゴグミ(丹後茱萸)
科:グミ科 グミ属
園芸分類:種子植物
形態:落葉低木
原産地(分布):日本(京都府:丹後地方)
品種名:
草丈/樹高:
開花期:5~6月頃
花色:淡い黄色
その他:


nice!(0)  コメント(0) 

サボンソウ [草本]

ヨーロッパから中央アジア原産で園芸品として栽培。その後、人里近くの原野、道端等に野生化。
サボンソウは、多年草の草本(そうほん)で、草丈は50~60cmになります。
根茎は太く、よく分岐して横にのび、表面の色は赤褐色、中は白色をしています。
茎は数本、根茎から真っ直ぐ、あるいは斜めにのびます。節があって、節の部分が膨らんでいます。
葉は対生、形は長楕円披針形で、先は尖っています。葉縁は全縁、葉の質は柔らかで、3本の葉脈が縦に走っています。
茎の先に集散花序を出し、淡い桃色~白色の花をつけます。
花冠は放射状に5裂して、平らに開き、裂片の先がへこみ、花には香りがあり、夜に強く香ります。
果実は蒴果です。
葉に配糖体サポナリンを含み、水に浸してもんで天然の石鹸として利用されました。
根にはサポニンを含み、葉や根茎は薬用にされます。
日本には明治初年に渡来しました。

サボンソウ-11(20230615).jpg サボンソウ-12(20230615).jpg サボンソウ-13(20230615).jpg サボンソウ-14(20230615).jpg サボンソウ-15(20230615).jpg サボンソウ-16(20230615).jpg サボンソウ-17(20230615).jpg
撮影:2023年6月15日 京都府立植物園にて

サボンソウ-1(20201030).jpg サボンソウ-2(20201030).jpg サボンソウ-3(20201030).jpg サボンソウ-4(20201030).jpg サボンソウ-5(20201030).jpg サボンソウ-6(20201030).jpg
撮影:2020年10月30日 京都府立植物園にて

名称:サボンソウ
科: ナデシコ科 サボンソウ属
園芸分類:草本
形態:多年草
原産地(分布):ヨーロッパから中央アジア原産
品種名:
草丈/樹高:50~60cm
開花期:5~9月
花色:淡紅色
その他:別名 シャボンソウ、セッケンソウ(石鹸草)


nice!(1)  コメント(0)