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サボンソウ [草本]

ヨーロッパから中央アジア原産で園芸品として栽培。その後、人里近くの原野、道端等に野生化。
サボンソウは、多年草の草本(そうほん)で、草丈は50~60cmになります。
根茎は太く、よく分岐して横にのび、表面の色は赤褐色、中は白色をしています。
茎は数本、根茎から真っ直ぐ、あるいは斜めにのびます。節があって、節の部分が膨らんでいます。
葉は対生、形は長楕円披針形で、先は尖っています。葉縁は全縁、葉の質は柔らかで、3本の葉脈が縦に走っています。
茎の先に集散花序を出し、淡い桃色~白色の花をつけます。
花冠は放射状に5裂して、平らに開き、裂片の先がへこみ、花には香りがあり、夜に強く香ります。
果実は蒴果です。
葉に配糖体サポナリンを含み、水に浸してもんで天然の石鹸として利用されました。
根にはサポニンを含み、葉や根茎は薬用にされます。
日本には明治初年に渡来しました。

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撮影:2023年6月15日 京都府立植物園にて

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撮影:2020年10月30日 京都府立植物園にて

名称:サボンソウ
科: ナデシコ科 サボンソウ属
園芸分類:草本
形態:多年草
原産地(分布):ヨーロッパから中央アジア原産
品種名:
草丈/樹高:50~60cm
開花期:5~9月
花色:淡紅色
その他:別名 シャボンソウ、セッケンソウ(石鹸草)


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