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ニンニク(葫) [野菜]

茎先に散形花序(たくさん枝が出て、先に1個つずつ花がつく)を出し、紫色を帯びた花被片が6枚の白い花をたくさんつけます。
葉は幅の広い線形。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)。
鱗茎を乾燥させたものを生薬で大蒜(だいさん)といい、健胃、発汗、利尿などの作用があります。食用として畑で栽培もされます。

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撮影:2020年5月23日 京都伏見区にて

名称:ニンニク(葫)
科:ユリ科 ネギ属
園芸分類:
形態:多年草
原産地(分布):栽培は古代エジプト
品種名:
草丈/樹高:60cm
開花期:5~7月
花色:白色
その他:


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ハクチョウゲ(白丁花) [花木]

沖縄、台湾、インドシナ等を原産とする常緑低木で、元禄年間以前から本州でも園芸用に使われるようになりました。
根元からよく分枝して株となり、あまり太くなりません。刈り込みによく耐えるので、球造りや生け垣などに仕立てられることが多い品種でもあります。
5~6月にかけ、葉腋から出る短枝に白または淡紅色の花を咲かせます。雌雄異株で、花には5個の雄しべがあり、花柱の長いものと短いものがあります。
熊野川や四万十川流域に自生する同じアカネ科の落葉低木「シチョウゲ(紫丁花・イワハギ)」に対応してハクチョウゲと名付けられました。「丁」は花の形のことで簡単にいえば「ラッパ型」を表します。つまり、「白い丁型の花が咲く」ことが命名の由来。白鳥とは関係がありません。
ハクチョウゲを剪定すると切断面は強い臭気を放ちます。茎葉及び根は肝臓やのどの痛みを和らげる作用があるとして漢方薬に使われるとのことです。

撮影したものは、斑入りのもので「フイリハクチョウゲ」と銘板がありました。


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撮影:2023年5月17日 京都府立植物園にて

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撮影:2020年6月8日 京都府立植物園にて

名称:ハクチョウゲ(白丁花)
科:アカネ科 ハクチョウゲ属
園芸分類:花木
形態:常緑広葉(半常緑)低木
原産地(分布):沖縄、台湾、インドシナ等
品種名:
草丈/樹高:
開花期:5~6月
花色:白色
その他:


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サンゴミズキ(珊瑚水木) [花木]

サンゴミズキは、シラタマミズキ(白玉水木)の変種で、ミズキ科の耐寒性落葉低木です。
花は5~7月頃に淡い黄白色の4枚花弁の小さな花を多数つけ、その後に白い実をつけます。
枝は叢状に真っ直ぐ立っており、秋の落葉の頃から鮮やかなサンゴ色になるのでサンゴミズキと呼ばれます。
葉は緑色で、秋に赤く紅葉します。

冬に枝が真っ赤に色づき美しいサンゴ色そうです。今度はそれをぜひ確認撮影してみたいです。

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撮影:2020年6月5日 京都府立植物園にて

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撮影:2020年8月5日 京都府立植物園にて

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撮影:2020年11月05日 京都府立植物園にて

名称:サンゴミズキ(珊瑚水木)
科:ミズキ科 ミズキ属
園芸分類:花木
形態:落葉低木
原産地(分布):日本、シベリア、中国北部
品種名:
草丈/樹高:3m
開花期:5~7月
花色:白色
その他:別名 コルヌスアルバ、シベリアミズキ


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クロタネソウ(黒種草) [草花]

クロタネソウは、地中海沿岸地域を中心に分布するキンポウゲ科クロタネソウ属の一年草でニゲラと呼ばれ園芸栽培されています。
分布域は南ヨーロッパ、北アフリカ、中東の西部にあり、牧草地や田んぼ、道ばたや空地などに自生しています。
ヨーロッパでは16世紀のエリザベス朝時代から栽培が始まっており、自然の草花の美しさを生かしたコテージガーデンを彩る花の一つとして、世界に広く知られています。
日本には江戸時代末期に渡来しており、現在一部地域で逸出したものが野生化しています。
花の色は白、青、黄色、紫色などで、 花弁は退化していて密腺状で、 花弁のように見える5枚のものは萼片です。雄しべは5本です。
葉は細かく裂けて糸状となり、互い違いに生える(互生)。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)です。 黒色の種子があるのが特徴です。

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葉は細かく糸状に細裂し、茎は細かく分岐
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撮影:2021年6月17日 京都府立植物園にて

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撮影:2020年6月8日 京都府立植物園にて

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撮影:2023年7月12日 京都府立植物園にて

名称:クロタネソウ(黒種草)
科:キンポウゲ科 クロタネソウ属
園芸分類:草花
形態:一年草
原産地(分布):地中海沿岸~西アジア
品種名:
草丈/樹高:40~80cm
開花期:4~6月
花色:青、紫、白、ピンク、複色
その他:ニゲラ


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アマチャ(甘茶) [花木]

日本各地で栽培されるアジサイの仲間。自然界に自生はなく、園芸品種に限られるという説と、稀に自生するという説がある。乾燥させた葉は煎じて飲むと甘味があり、これを釈迦の誕生を祝う灌仏会(花まつり)に使うことで知られます。
5~6月、枝の先に散房花序をつける。ガクアジサイと同じように、多数の両性花と、周辺に装飾花が咲きます。装飾花は萼片が変化したもので、淡紫色から淡紅色に変化します。

生の葉には甘味がなく、夏から秋の葉を陰干しして発酵させた後、よく揉んで更に乾燥させると、フイロズルチン(フィロズルシン)という物質の作用によって甘味が出るようです。灌仏会に限らず、甘味料として使うことができます。油の味付け、糖尿病患者向けの砂糖の代替品として使うことができるようです。

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撮影:2020年6月5日 京都府立植物園にて

名称:アマチャ(甘茶)
科:ユキノシタ科 アジサイ属
園芸分類:花木
形態:落葉広葉 低木
原産地(分布):ヤマアジサイと同じ(関東地方以西、四国、九州)
品種名:
草丈/樹高:70~100cm
開花期:5~6月
花色:
その他:


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ケラマツツジ(慶良間躑躅) [花木]

常緑、高さ1~2m。葉は互生。葉柄には淡褐色の伏毛があり、葉身は楕円形~狭楕円形、質は厚く、表上面に光沢があります。葉縁や葉下面は中脈上に淡褐色の伏毛があります。
花は枝先に2~4個、束生します。咢片は広楕円形、先は円形、縁に長毛があり、花冠は朱赤色、漏斗形、5深裂です。雄しべは10個です。
慶良間列島を含む沖縄諸島や奄美大島に自生。
江戸時代から栽培されており、古くはカザンジマ(火山島)、トウツツジ(唐躑躅)と呼ばれていたそうです。

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撮影:2020年6月5日 京都府立植物園にて

名称:ケラマツツジ(慶良間躑躅)
科:ツツジ科 ツツジ属
園芸分類:花木
形態:常緑低木
原産地(分布):奄美、沖縄の固有種
品種名:
草丈/樹高:1~2m
開花期:3~4月
花色:
その他:


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ヒメイワダレソウ(姫岩垂草) [草花]

ヒメイワダレソウは、グラウンドカバープランツ(地被植物)として利用されることの多い花です。茎が地面を這うように伸びて広がり、各節から根を出してびっしりと密に地面を覆い、緑のカーペットのようになります。石垣や敷石の間、花壇の縁のほか、コンテナの寄せ植えにも使いやすく、多少の踏みつけにも耐えます。
花期が長く、花色は白、桃色、中間色のものがあります。3~4mmの小花が多数集まって、径1.5cmくらいの球状の花を咲かせます。
名前の由来は、岩場に垂れるように咲くイワダレソウの仲間で、イワダレソウより小さいことによります。

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撮影:2022年6月3日 京都府立植物園にて

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撮影:2020年6月2日 京都府立植物園にて

名称:ヒメイワダレソウ(姫岩垂草)
科:クマツヅラ科 イワダレソウ属
園芸分類:草花
形態:多年草
原産地(分布):南米
品種名:
草丈/樹高:5~10cm
開花期:4~11月(四季咲き性)
花色:桃色,白色
その他:別名は「リッピア」


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コバノズイナ(木葉の随菜) [花木]

コバノズイナは、アメリカ東部を中心に分布するズイナ科ズイナ属の落葉性低木。美しい花を咲かせることから、観賞用として世界で広く栽培されている花木の一つ。
日本には明治時代に渡来し、庭木や盆栽、生け花の花材として利用されています。
花期になると、枝先にブラシ状の花序を出し、小さな花を多数咲かせます。
花序は4~15㎝の長さで、20~80個の花を密に付けます。
花は径1cmほどのクリーム色の5弁花で芳香があります。
果実は蒴果で、熟すと縦の溝に沿って裂開します。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。 葉の縁には細かいぎざぎざ(鋸歯)があります。 日本にも自生する随菜(ズイナ)の葉は丸みを帯びますが、本種は細くて先が尖ります。 秋には紅葉します。
コバノズイナという名前は、日本に自生する同属のズイナより葉が小さいことから付けられ、漢字を当てると「小葉の髄菜」となります。

「ズイナ(髄菜)」の名前のは、枝の髄が行灯の灯心に、若葉が食用にされたことから来ています。

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撮影:2020年6月2日 京都府立植物園にて

名称:コバノズイナ(木葉の随菜)
科:ユキノシタ科 ズイナ属
園芸分類:
形態:落葉性低木
原産地(分布):原産地は北アメリカの南東部
品種名:
草丈/樹高:1~2m
開花期:5~6月
花色:白色
その他:別名はアメリカ随菜(アメリカズイナ)


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デュランタ [花木]

デュランタの仲間は、北アメリカ南東部、ブラジル、西インド諸島に約17種が分布するクマツヅラ科デュランタ属(ハリマツリ属)の常緑性低木です。
主に栽培されるのは、デュランタ・レペンス種で、夏の鉢物としてよく流通します。
レペンス種は、アメリカのフロリダ州からメキシコ、ブラジル、西インド諸島に分布しているデュランタで、美しい花を咲かせることから、世界の広い地域で観賞用として栽培されています。
日本へは明治時代中期に渡来し、沖縄などでは街路樹や庭木としてよく植栽されています。
デュランタは藤色や白の小花が集まって房状に垂れ下がって咲きます。花が終わったあとはオレンジ色の小さな果実がつき、花とは違った味わいがあります。
熱帯植物のため寒さに対する耐性はあまりありませんが、霜の心配のない暖地であれば戸外での冬越しが可能です。

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撮影:2020年6月3日 京都伏見区にて

名称:デュランタ
科:クマツヅラ科 デュランタ属(ハリマツリ属)
園芸分類:熱帯植物
形態:常緑性低木
原産地(分布):アメリカ・フロリダ地方~ブラジル
品種名:
草丈/樹高:0.3~2m
開花期:6~10月
花色:紫色
その他:和名 タイワンレンギョウ、ハリマツリ


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コクテンギ(黒檀木) [常緑樹]

九州以南の海岸近くの林縁に自生する常緑小高木。葉は対生または輪生し、葉は倒卵形から倒卵状長楕円形、縁に浅い鋸歯があります。5~6月に葉腋に集散花序をだし、1~2cmの緑白色の花をつけます。果実は1~2cmの球形で4稜があり、10~11月に橙赤色に熟し、裂けると赤い仮種皮をかぶった黒い種子が見えます。

別名は樹皮を薬用に、葉をお茶にするトチュウの樹皮の代用として用いられることからです。

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撮影:2020年6月2日 京都府立植物園にて

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撮影:2022年9月9日 京都府立植物園にて

名称:コクテンギ(黒檀木)
科:ニシキギ科 ニシキギ属
園芸分類:
形態:常緑小高木
原産地(分布):日本、台湾、中国
品種名:
草丈/樹高:10mほど
開花期:5~6月
花色:緑白色
その他:別名  クロトチュウ(黒杜仲)


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