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アマチャ(甘茶) [花木]

日本各地で栽培されるアジサイの仲間。自然界に自生はなく、園芸品種に限られるという説と、稀に自生するという説がある。乾燥させた葉は煎じて飲むと甘味があり、これを釈迦の誕生を祝う灌仏会(花まつり)に使うことで知られます。
5~6月、枝の先に散房花序をつける。ガクアジサイと同じように、多数の両性花と、周辺に装飾花が咲きます。装飾花は萼片が変化したもので、淡紫色から淡紅色に変化します。

生の葉には甘味がなく、夏から秋の葉を陰干しして発酵させた後、よく揉んで更に乾燥させると、フイロズルチン(フィロズルシン)という物質の作用によって甘味が出るようです。灌仏会に限らず、甘味料として使うことができます。油の味付け、糖尿病患者向けの砂糖の代替品として使うことができるようです。

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撮影:2020年6月5日 京都府立植物園にて

名称:アマチャ(甘茶)
科:ユキノシタ科 アジサイ属
園芸分類:花木
形態:落葉広葉 低木
原産地(分布):ヤマアジサイと同じ(関東地方以西、四国、九州)
品種名:
草丈/樹高:70~100cm
開花期:5~6月
花色:
その他:


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