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デュランタ [花木]

デュランタの仲間は、北アメリカ南東部、ブラジル、西インド諸島に約17種が分布するクマツヅラ科デュランタ属(ハリマツリ属)の常緑性低木です。
主に栽培されるのは、デュランタ・レペンス種で、夏の鉢物としてよく流通します。
レペンス種は、アメリカのフロリダ州からメキシコ、ブラジル、西インド諸島に分布しているデュランタで、美しい花を咲かせることから、世界の広い地域で観賞用として栽培されています。
日本へは明治時代中期に渡来し、沖縄などでは街路樹や庭木としてよく植栽されています。
デュランタは藤色や白の小花が集まって房状に垂れ下がって咲きます。花が終わったあとはオレンジ色の小さな果実がつき、花とは違った味わいがあります。
熱帯植物のため寒さに対する耐性はあまりありませんが、霜の心配のない暖地であれば戸外での冬越しが可能です。

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撮影:2020年6月3日 京都伏見区にて

名称:デュランタ
科:クマツヅラ科 デュランタ属(ハリマツリ属)
園芸分類:熱帯植物
形態:常緑性低木
原産地(分布):アメリカ・フロリダ地方~ブラジル
品種名:
草丈/樹高:0.3~2m
開花期:6~10月
花色:紫色
その他:和名 タイワンレンギョウ、ハリマツリ


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コクテンギ(黒檀木) [常緑樹]

九州以南の海岸近くの林縁に自生する常緑小高木。葉は対生または輪生し、葉は倒卵形から倒卵状長楕円形、縁に浅い鋸歯があります。5~6月に葉腋に集散花序をだし、1~2cmの緑白色の花をつけます。果実は1~2cmの球形で4稜があり、10~11月に橙赤色に熟し、裂けると赤い仮種皮をかぶった黒い種子が見えます。

別名は樹皮を薬用に、葉をお茶にするトチュウの樹皮の代用として用いられることからです。

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撮影:2020年6月2日 京都府立植物園にて

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撮影:2022年9月9日 京都府立植物園にて

名称:コクテンギ(黒檀木)
科:ニシキギ科 ニシキギ属
園芸分類:
形態:常緑小高木
原産地(分布):日本、台湾、中国
品種名:
草丈/樹高:10mほど
開花期:5~6月
花色:緑白色
その他:別名  クロトチュウ(黒杜仲)


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