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ナツハゼ(夏櫨) [花木]

本州から九州の山地に自生する落葉低木。
ナツハゼは、花や果実を観賞するだけではなく、果実を生食やジャムなどに加工して楽しむブルーベリーの仲間で、日本に自生するスノキ属であり、時に「日本のブルーベリー」と呼ばれます。
初夏にハゼノキのように美しい紅葉を見せるためナツハゼと命名されましたが、新芽も赤みを帯びます。葉は両面とも毛に覆われ、ザラザラするのが特徴です。
雌雄同株で、初夏になると黄緑色あるいは紅色の混じった穂状の花を咲かせます。じっくりと観察すれば可愛らしいですが、直径は5mmほどであり、目立ちません。
実は初夏にできはじめ、9~10月にかけて熟します。直径5~8mmほどで、黒く熟せば生で食べることができます。舌触りは余り良くないとのことですが、甘酸っぱく、葡萄のような味がします。

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撮影:2019年4月19日 京都府立植物園にて

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撮影:2020年6月29日 京都府立植物園にて

名称:ナツハゼ(夏櫨)
科:ツツジ科 スノキ属
園芸分類:庭木・花木
形態:落葉性低木
原産地(分布):北海道・本州・四国・九州、朝鮮半島、中国中部
品種名:
草丈/樹高:1.5~2m
開花期:5~6月
花色:黄緑色
その他:


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サントリナ・ロスマリニフォリア [花木]

サントリナは、銀白色の個性的な姿が特徴的で、庭の彩りやコンテナの寄せ植えなどに利用されます。細かく枝分かれしてこんもりと茂り、葉は4陵で細長く、サンゴのようにも見えます。
初夏には、枝先に1輪ずつ、径2cmくらいの黄色い頭状花を咲かせます。花弁はありません。全草にラベンダーとヨモギを合わせたようなさわやかな香りがあり、乾燥させた茎葉がリース、ポプリ、虫よけなど、ハーブとして利用されます。
ロスマリニフォリア種は、鮮やかな緑葉種。栽培環境や仕立て方しだいで、いろいろな樹形にできます。

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撮影:2020年6月15日 京都府立植物園にて

名称:サントリナ・ロスマリニフォリア
科:キク科 ワタスギギク属(サントリナ属)
園芸分類:庭木・花木,ハーブ
形態:低木
原産地(分布):地中海沿岸に多い
品種名:ロスマリニフォリア
草丈/樹高:30~60cm
開花期:6~7月
花色:淡黄色
その他:和名:ワタスギギク  その他の名前:ラベンダーコットン、コットンラベンダー


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ユーフォルビア マルティニ・アスコット レインボー [花木]

枝先に花枝を出し、花枝の先に卵形の苞葉がつき、その中心に杯状花序を出します。
花は黄緑色の壺形の総苞に包まれていて、花弁はありません。
葉は互生する単葉で、狭楕円形~披針形で、灰緑色
茎や葉を傷つけると白色の乳液が出ます。
アスコット レインボーは、園芸品種となります。

ユニークの花の形ですね!

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撮影:2022年5月12日 京都府立植物園にて

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撮影:2020年6月15日 京都府立植物園にて

名称:ユーフォルビア マルティニ
科:トウダイグサ科 トウダイグサ属
園芸分類:花木
形態:多年草、亜低木
原産地(分布):フランス南部
品種名:アスコットレインボー
草丈/樹高:60cm
開花期:4~7月
花色:緑色
その他:


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アカンサス [草花]

アカンサスが濃緑色で光沢のある大きな葉を広げて、雄大な花穂を伸ばした姿には、力強い存在感があり、花壇のフォーカルポイントとして人目を引きつけます。
葉は濃緑色で深く切れ込んで羽状になり、長さ60cmになります。葉は先端がとがっていますがアザミのようにトゲにはなりません。葉がアザミに似ているので、ハアザミ(葉薊)の和名があります。
主な開花期は6月~9月で、花穂は長さ60cmくらいあり、そこにたくさんの花を咲かせます。花は上部に赤紫色でひさしのような萼(がく)、下部に刺の生えたあごのような苞があり、その間から白~淡いピンクの花びらが舌のようにべろんと出てきます。ちょっと変わった姿の花です。
名前の由来は、アカンサスはギリシア語の「とげ」に由来し、苞にとげが生えているところにちなみます。

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撮影:2020年6月24日 京都府立植物園にて

名称:アカンサス
科:キツネノマゴ科 アカンサス属
園芸分類:草花
形態:多年草
原産地(分布):地中海沿岸地方に多い
品種名:これは園芸品種のようです
草丈/樹高:60~150cm
開花期:6~9月
花色:白,ピンク(萼は赤紫~緑,白)
その他: 和名 ハアザミ(葉薊)



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「紫陽花」純白花ガクアジサイ [花木]

樹木 大きさ・高さ:2~3m 花の色は白、淡い紅紫、淡い青紫など、花序の周辺には4~5枚の花びら(萼片)からなる装飾花があります。
この純白の白さが存在感を高めています。

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撮影:2020年6月24日 京都府立植物園にて

名称:純白花ガクアジサイ
科:アジサイ科 アジサイ属
園芸分類:
形態:
原産地(分布):
品種名:
草丈/樹高:2~3m
開花期:5~7月
花色:白色
その他:別 名 :



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コバノクロウメモドキ [落葉樹]

雌雄異株で、樹高3~5mの落葉低木です。樹皮は灰褐色、葉は単葉で倒卵形または倒披針形、対生ときに互生。葉の表面は濃緑色、裏面は淡緑色で、葉縁には低い細鋸歯があります。花は黄緑色で、葉腋に束生状につきます。果実は核果で直径6~7mmの倒卵状球形、黒熟します。

京都府カテゴリー :準絶滅危惧種 新規

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撮影:2020年6月15日 京都府立植物園にて

名称:コバノクロウメモドキ
科:クロウメモドキ科
園芸分類:
形態:落葉低木
原産地(分布):本州(関東以西)、四国、九州。
品種名:
草丈/樹高:3~5m
開花期:4~5月
花色:黄緑色
その他:


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オオボウシバナ(大帽子花) [草花]

野原や路傍に咲くツユクサの変種(栽培種)で、高さ1m、花の大きさは直径4~5cmにもなります。花弁の端はやや縮れたような形状で、夏期(6~9月)の早朝に、ツユクサに似た青い大型の花を開花させます。
その花弁のしぼり汁を和紙に染み込ませ乾かす作業を繰り返し、青花紙を作ります。
青花紙を水に浸すと青色染料となり、この青色は水で洗い流せるので、友禅染や紋染の下絵描きに用いられます。
日本特産の染料植物として滋賀県草津市を中心にした湖南地方で江戸時代中期から栽培されています。 滋賀県草津市の市の花に指定されています。
ツユクサ同様、昼になると花がしぼんでしまいます。
名前の由来は、ツユクサの花は2つ折れになった貝型の苞に挟まったような形で咲きます。この苞の形が帽子や笠に見えることから、ツユクサは別名ボウシバナともいわれます。オオボウシバナは、ツユクサの花の2~3倍大きいことからの名となります。

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撮影:2023年7月14日 京都府立植物園にて

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撮影:2022年7月22日 京都府立植物園にて

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撮影:2020年6月24日 京都府立植物園にて

名称:オオボウシバナ(大帽子花)
科:ツユクサ科 ツユクサ属
園芸分類:野に咲く花
形態:一年草
原産地(分布):
品種名:
草丈/樹高:1m
開花期:6~9月
花色:青色
その他:別名 アオバナ(青花)


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紫陽花「桂夢衣(カムイ)」 [花木]

京都府立桂高校の草花クラブで作出された、常山アジサイ(中国産)×ちちんぷいぷい桂の地球(ほし)の品種
「桂夢衣」は常山の性質をひき、常緑性で冬は紅葉します。装飾花がありません。花は常山:濃青色に対し桂夢衣は青となります。

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撮影:2020年6月22日 京都府立植物園にて

名称:紫陽花「桂夢衣(カムイ)」
科:アジサイ科 アジサイ属
園芸分類:庭木・花木
形態:
原産地(分布):京都府立桂高校の草花クラブで作出された品種
品種名:
草丈/樹高:
開花期:
花色:
その他:



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紫陽花「白花ヤマアジサイ」 [花木]

額も装飾花も白の紫陽花
高尾山の自生種。関東方面のヤマアジサイは中性花・両性花共に白色が主。関西は青花種が多い。

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撮影:2020年6月22日 京都府立植物園にて

名称:紫陽花「白花ヤマアジサイ」
科:アジサイ科 アジサイ属
園芸分類:庭木・花木
形態:
原産地(分布):高尾山
品種名:
草丈/樹高:
開花期:6~7月
花色:白色
その他:



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セイヨウノコギリソウ(西洋鋸草) [草花]

原産はヨーロッパですが、世界中で野生化しています。日本へ入ってきたのは明治時代と言われています。野生種の花色は白、園芸種には赤があります。開花の時期は6~9月頃で、葉の形からサウザンド・ウィード(たくさんのギザギザのある葉を持つ草の意)とも呼ばれます。草丈は40~1mになります。
枝先に白色または淡紅色を帯びた小さな頭花が多数集まってつきます。頭花は直径3~5mm。ふちに雌花の舌状花がふつう5個並び、中心部に両性の筒状花があります。花床には膜質の鱗片があります。花のあと花床はふくれて円錐形です。

植物園の銘板が「セイヨウノコギリソウ」園芸種となっていましたが、葉の形を見ると「ノコギリソウ」に見えなくもありません。ここでは素人の私の意見でなく植物園の専門家の方を採用です。

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撮影:2020年6月17日 京都府立植物園にて

名称:セイヨウノコギリソウ(西洋鋸草)
科:キク科 ノコギリソウ属
園芸分類:野に咲く花
形態:多年草
原産地(分布):北半球の温帯
品種名:
草丈/樹高:40~100cm
開花期:6~9月
花色:
その他:


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