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キリシマミズキ(霧島水木) [落葉樹]

3~4月頃、葉の展開に先立って、7~10個の花からなる花序を作り、薄黄色の花をぶら下げるように咲かせます。花弁は5枚、雄しべは5本で、葯は山吹色。雄しべは花弁よりも短く、果実は広倒卵形の蒴果となります。
よく似た土佐水木や日向水木はよく見かけますが、このキリシマミズキは珍しいかも?

「トサミズキ」は大型で、花序軸は無毛で、ひとつの花序に付く花数は1~3個で、葯は暗赤色。
「ヒュウガミズキ」は小型で、花序軸に毛が密生し、ひとつの花序に付く花数は7~10個で、葯は山吹色。
「キリシマミズキ」は大型で、ひとつの花序に付く花数は7~10個で、葯は山吹色。
「シナミズキ」は大型で、ひとつの花序に付く花数は10~15個で、葯は山吹色。花に芳香があります。

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撮影:2018年2月15日 京都府立植物園「早春の草花展」にて

名称:キリシマミズキ(霧島水木)
科:マンサク科 トサミズキ属
園芸分類:
形態:低木落葉樹
原産地(分布):日本(九州の霧島山、四国の一部)
品種名:
草丈/樹高:3m
開花期:3~4月ごろ
花色:黄色
その他:


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ウグイスカグラ(鶯神楽) [落葉樹]

北海道南部~四国の山野の日当たりのよいところ普通に生えます。よく分枝して茂り、高さ3mほどになります。樹皮は灰褐色。縦に裂けてはがれ落ちます。
3~5月に、葉腋から細い柄を出して、先に1個(まれに2個)の淡紅色の花を咲かせます。花冠は細い漏斗型で、先は5裂して平開となります。
果実は液果で長さ1~1.5cmの楕円形。6月ごろに赤く熟します。この実は甘く食べることができます。一説には、この実をウグイスがついばむ姿が神楽を踊っているように見えることが名前の由来とも言われています。
花言葉 「未来を見つめる、明日への希望」

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撮影:2022年3月29日 京都府立植物園にて

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撮影:2021年2月13日 京都府立植物園にて

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撮影:2018年3月24日 京都府立植物園にて

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撮影:2018年2月21日 京都府立植物園にて

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撮影:2018年2月24日 京都府立植物園にて


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撮影:2018年5月17日 京都府立植物園にて

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撮影:2020年1月15日 京都府立植物園にて

名称:ウグイスカグラ(鶯神楽)
科:スイカズラ科 スイカズラ属
園芸分類:
形態:落葉低木
原産地(分布):北海道(南部)、本州、四国、九州
品種名:
草丈/樹高:3m
開花期:3~5月
花色:淡紅色
その他:


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シデコブシ (四手辛夷) [落葉樹]

花の色は白ないし淡い紅色で、花径は7~12センチくらいあり、細長いリボン状の花びら(花被片)を12~18枚外向きにつけます。
「生きている化石」とも言われる貴重な植物と言われています。
環境省のレッドリスト(2007)では、準絶滅危惧(NT)に登録されているとのことです。
「四手」というのは「玉串や注連縄(しめなわ)などに下げる紙」のことで、花の様子を見立てたものと言われています。
別名を姫辛夷(ヒメコブシ)ともいいます。

シデコブシとコブシの違いは
コブシの花びらは6枚なのに対して、シデコブシは12枚から18枚です。
シデコブシの花びらは細長いこと、コブシの花には、1枚葉が付いているというのも違いの1つです。
こうやって見てみると、かなり違いがみられます。

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撮影:2020年3月24日 京都府立植物園にて

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撮影:2020年3月9日 京都府立植物園にて


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撮影:2018年2月20日 京都府立植物園「早春の草花展」にて

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撮影:2022年9月6日 京都府立植物園にて

名称:シデコブシ (四手辛夷)
科:モクレン科 モクレン属
園芸分類:
形態:落葉小高木
原産地(分布):日本固有種 本州の愛知県、岐阜県、三重県にのみ分布。
品種名:
草丈/樹高:2~5m
開花期:3~4月
花色:白、ピンク、赤
その他:


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