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キチジョウソウ(吉祥草) [山野草]

楚々とした味わいのある花で、涼しくなってくる秋に咲かせます。地際から穂状の薄く紫がのった白い花を咲かせます。花後には根元にヤブランにやや似た穂状花序を出し、下部は両性花、上部は雌蕊のない雄花が混じり、茎は紫色です。花は白い花被が基部で合生し筒状となり、先は6裂して反り返り、6本の雄蕊が突き出し、果実は赤紫色の液果となります。
家に植えておいて花が咲くと縁起がよいといわれるので、吉祥草の名があります。

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撮影:2018年10月5日 京都府立植物園にて

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撮影:2018年2月2日 京都府立植物園にて

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撮影:2020年1月9日 京都府立植物園にて

名称:キチジョウソウ(吉祥草)
科:スズラン科 キチジョウソウ属
園芸分類:
形態:常緑多年草
原産地(分布):日本・東アジア
品種名:
草丈/樹高:25~35cm
開花期:10~11月
花色:白色
その他:


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フクジュソウ(福寿草) [山野草]

花期は初春であり、3~4cmの黄色い花を咲かせます。当初は茎が伸びず、包に包まれた短い茎の上に花だけがつきますが、次第に茎や葉が伸び、いくつかの花を咲かせます。この花は花弁を使って日光を花の中心に集め、その熱で虫を誘引しているそうです。その為、太陽光に応じて開閉(日光が当たると開き、日が陰ると閉じる)します。葉は細かく分かれます。夏になると地上部が枯れます。つまり初春に花を咲かせ、夏までに光合成をおこない、それから春までを地下で過ごす、典型的なスプリング・エフェメラルとなります。
 春を告げる花の代表でもあります。そのため元日草(がんじつそう)や朔日草(ついたちそう)の別名があります。
根には強心作用、利尿作用があり民間薬として使われることがあります。しかし、毒性(副作用)も強く素人の利用は死に至る危険な行為とも言われています。薬理作用、毒性共にアドニンという成分によるものと考えられているそうです。


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撮影:2018年2月24日 京都府立植物園にて

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撮影:2019年3月11日 京都府立植物園にて

名称:フクジュソウ(福寿草)
科:キンポウゲ科 フクジュソウ属
園芸分類:山野草
形態:多年草 落葉性
原産地(分布):北海道~本州
品種名:
草丈/樹高:20~30cm
開花期:2月~4月
花色:黄
その他:


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