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オオミスミソウ(大三角草) [山野草]

雪割草の一つであるオオミスミソウは、落葉樹(コナラ、カシワ等)が生育している中に、常緑樹(ヒメアオキ、シラカシ等)が点在しているようなところに自生しています。開花中から葉が固まるまでには日が充分にあたり、梅雨明け頃までには落葉樹の葉が茂り程よく日よけになり、夏場でも涼しく過ごせ、秋になり木々の葉が落葉し、冬には雪で寒さから守られるような所で育ちます。
葉は浅く3裂するので、全体としては三角状をした特徴的な形をしており、これがミスミソウ(三角草)の由来となります。オオミスミソウは、名前の通りミスミソウよりも葉や花が大きい上に花色も白色、淡紅色、濃紫色、淡紫色などの変異があり、春まだ浅い山の斜面に鮮やかな花を咲かせます。

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撮影:2018年2月15日 京都府立植物園にて

名称:オオミスミソウ(大三角草)
科:キンポウゲ科 ミスミソウ属
園芸分類:
形態:多年草
原産地(分布):
品種名:
草丈/樹高:20cm程度
開花期:3~4月
花色:
その他:別読み: ユキワリソウ(雪割草)


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カマツカコケモモ(鎌柄苔桃) [常緑樹]

葉は長さ1cm前後程度の卵形で光沢があり、全縁、円頭で枝に互生しています。4~6月頃に径1cm程度の白い5弁花をつけます。秋に果実は赤熟します。実の径は5mm程度となります。
別名にハイシタン(這紫檀)とあるように、枝はよく分枝をし、水平方向に伸びます。刈り込みに耐える性質を有することから、その特徴を生かして、ロックガーデンや小物盆栽等に仕立てられることの多い樹種です。
名前の由来は、実はカマツカ、葉はコケモモに似ていることから

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撮影:2022年5月10日 京都府立植物園にて

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撮影:2020年11月5日 京都府立植物園にて

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撮影:2018年2月8日 京都府立植物園にて

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撮影:2022年2月10日 京都府立植物園にて

名称:カマツカコケモモ(鎌柄苔桃)
科:バラ科 シャリントウ属
園芸分類:常緑小低木
形態:
原産地(分布):台湾
品種名:
草丈/樹高:
開花期:4~6月
花色:白色
その他:別名 這紫檀(ハイシタン)


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