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イノデ(猪手) [シダ・コケ類]

 イノデは本州から九州、朝鮮・中国に分布する常緑のシダ植物。常緑広葉樹林域の谷筋などに生育します。
 葉は2回羽状で、下部の羽片は下向きに付くので葉全体としては下部に至るほど細くなりますが、羽片の長さはあまり中部と変わりません。葉柄基部の鱗片は茶色から茶褐色であり、黒色の鱗片はありません。
 和名の由来は葉柄や中軸に光沢のある鱗片が多数ある状況をイノシシの手に例えたものと言われています。

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撮影:2021年10月20日 京都府立植物園にて

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撮影:2020年3月26日 京都府立植物園にて

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撮影:2017年12月4日 京都府立植物園にて

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撮影:2018年2月22日 京都府立植物園にて

名称:イノデ(猪手)
科:オシダ科 イノデ属
園芸分類:
形態:常緑シダ植物
原産地(分布):本州から九州、朝鮮・中国
品種名:
草丈/樹高:
開花期:
花色:
その他:


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ヤブソテツ(薮蘇鉄) [シダ・コケ類]

大きな小葉を持つシダ植物のひとつです。本州~九州の平地から山地までの林床、林縁に生え、緑色で光沢はありません。
多くのシダ類では先端に向かって次第に小葉が小さくなり、先端は細かく分かれた姿ですが、ヤブソテツ類の場合、先端近くまで小葉がほぼ同じ大きさで、先端の小葉は大きいものがつくが特徴となります。
胞子のう群は葉の裏につきます。胞子のう群はほぼ円形で、すべての小葉の裏面にまばらにつけます。

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撮影:2017年12月4日 京都府立植物園にて

名称:ヤブソテツ(薮蘇鉄)
科:オシダ科 ヤブソテツ属
園芸分類:
形態:常緑シダ植物
原産地(分布):
品種名:
草丈/樹高:
開花期:
花色:
その他:


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