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サンショウ(山椒 ) [落葉樹]

葉は互生、奇数羽状複葉。長さ10~15cmほど。5~9対の小葉は1~2cmの楕円形で縁は鋸歯状。裏は表に比べ白っぽい。葉には油点と呼ぶ物があり、つぶすと芳香を放つ。油点は細胞の間に油が溜まったもので、太陽に透かして見ると透明に見えるので明点とも言います。花は、4月~5月頃開花し、直径5mmほどで黄緑色。雄花は「花山椒」として食用にされ、雌花は若い果実、または完熟したものを利用し、果実の直径は5mm程度。はじめ緑色ですが9月~10月ごろに赤く熟し、裂開して中の黒い種子が出てきます。雌花には二本の角のような雌しべが突きだします。
若葉は食材として木の芽の名称があります。雄株と雌株があり、サンショウの実が成るのは雌株のみです。
わが家の山椒の木は実山椒と呼ばれる雌木です。

別名:「椒(はじかみ)」といい、「椒」の字は、古くから辛いものの呼称に使われており、”山の辛いもの”を意味する命名とのことです。

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撮影:2020年4月3日 自宅にて

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新芽と蕾
撮影:2018年3月18日 自宅にて

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撮影:2017年5月9日 自宅にて

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撮影:2017年10月29日 自宅にて

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撮影:2020年11月13日 自京都市伏見区にて

名称:サンショウ(山椒 )
科:ミカン科 サンショウ属
園芸分類:
形態:落葉低木
原産地(分布):北海道から屋久島までと、朝鮮半島の南部
品種名:
草丈/樹高:3m
開花期:4~5月
花色:黄緑色
その他:雌雄異株 


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