SSブログ

ピラカンサ [常緑樹]

ピラカンサは生け垣や鉢植えとして栽培される常緑低木です。日本には明治時代に導入されましたが、果実が美しく、特別な管理をしなくてもよく育つため、広く普及しています。
春に開花する花は白色で観賞価値が高く、秋には美しい果実がたわわに実り、葉は濃緑色で光沢があるので、年間を通して観賞することができます。
この赤い実が秋~冬に掛けて庭を長いこと綺麗に彩るのには実は理由(わけ)があるそうです。
この実は鳥たちにとっても、とっても不味いのでいつまでも残るということのようです。でも、食べてもらわないとピラカンサも子孫を残せないので困ります。
一説には、晩秋から初冬には苦み成分が多く含まれ不味いのですが、真冬の他の食べ物がなくなるころには苦み成分が少なくなるとか。種が十分に育つまで食べられないように鳥が食べないほど不味く、育ったら食べてもらうという、生き残りのための知恵なのかもしれませんね。
また、できるだけ暖かくなり発芽の時期に近い時の方が種にとっては好都合なのかも知れませんね。どれも個人的な感想程度の内容ですが!

ピラカンサ-6(20160520).jpg ピラカンサ-7(20160520).jpg ピラカンサ-8(20160520).jpg
撮影:2016年5月20日 京都市伏見区にて

ピラカンサ-21(20200514).jpg ピラカンサ-22(20200514).jpg ピラカンサ-23(20200514).jpg
撮影:2020年5月14日 京都市伏見区にて

ピラカンサ-31(20210428).jpg
撮影:2021年4月28日 京都市伏見区にて

ピラカンサ-41(20220504).jpg
撮影:2022年5月11日 京都市伏見区にて

ピラカンサ-11(20191028).jpg ピラカンサ-12(20191028).jpg ピラカンサ-13(20191028).jpg ピラカンサ-14(20191028).jpg ピラカンサ-15(20191028).jpg ピラカンサ-16(20191028).jpg ピラカンサ-17(20191028).jpg
撮影:2019年10月28日 京都市伏見区にて


名称:ピラカンサ
科:バラ科 トキワサンザシ属
園芸分類:庭木・花木
形態:常緑性低木
原産地(分布):中国、ヨーロッパ
品種名:
草丈/樹高:3~4m
開花期:5月中旬~6月中旬
花色:白
その他:ピラカンサスとも


nice!(1)  コメント(0)