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モクレン(木蓮) [落葉樹]

外側が紅紫で内側が白色の花を春に咲かせるモクレンは、平安時代中期に編纂された『和名類聚抄(わみょうるいじゅしょう)』にもその名が見られるように、古い時代に中国から渡来しました。もともとは、観賞のためではなく、漢方で「辛夷」(しんい)と呼ばれる蕾を、頭痛や鼻炎の薬とするために植えられたようです。
別名の「シモクレン(紫モクレン)」は花色にちなんでいます。
葉は互生で、広卵型、長さ8~10cm、先は尖lています。花期は春(4~5月頃)。花は濃い紅色から桃色で、花弁は6枚、がくは3枚、雄しべと雌しべは多数が螺旋状につきます。上品な強い芳香がしますよね。

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撮影:2017年3月30日 


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撮影:2017年4月9日 

名称:モクレン(木蓮)
科:モクレン科 モクレン属
園芸分類:
形態:落葉低木
原産地(分布):中国南西部(雲南省、四川省)
品種名:
草丈/樹高:3~5m
開花期:4~5月
花色:濃い紅色から桃色
その他:


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