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フタバアオイ(双葉葵) [山野草]

フタバアオイは名の通りハート形の葉を普通は二つつけるのが特徴です。
葉はハート形をしており、いわゆる『葵の御紋』のモデルであることで知られています。
京都賀茂神社の葵祭で用いられることからカモアオイ(賀茂葵)の異名もあります。標準和名は葉が二枚ずつ出ることからきています。
背の低い多年生草本です。茎は地上を横に這い、多肉質で紫を帯びた褐色、節の間が長く伸び、枝分かれしてその先端には鱗片葉を互生します。葉は茎の先端に生じ、対生状に2つつきます。葉は1年生で、長い柄があり、ハート型な何ともかわいらしい。
花は特徴的で、対をなす葉柄の基部から出て一つだけ咲きます。花柄には毛があり、花弁はなく、花弁状に発達した萼片は淡紫色で、下半分は融合して椀形となり、その外面には毛が多い。萼片の先端の三角状の列片は反り返って萼片基部に接し、花は小さくて、地面につきそうに咲きます。

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撮影:2022年4月9日 京都市伏見区にて

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撮影:2017年4月12日 

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撮影:2020年3月21日 京都府立植物園にて

名称:フタバアオイ(双葉葵)
科:馬の鈴草(うまのすずくさ)科 カンアオイ属
園芸分類:
形態:多年生草本
原産地(分布):日本固有種
品種名:
草丈/樹高:
開花期:4月頃
花色:紫を帯びた褐色
その他:別名 カモアオイ(賀茂葵)


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