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フクジュソウ(福寿草) [山野草]

花期は初春であり、3~4cmの黄色い花を咲かせます。当初は茎が伸びず、包に包まれた短い茎の上に花だけがつきますが、次第に茎や葉が伸び、いくつかの花を咲かせます。この花は花弁を使って日光を花の中心に集め、その熱で虫を誘引しているそうです。その為、太陽光に応じて開閉(日光が当たると開き、日が陰ると閉じる)します。葉は細かく分かれます。夏になると地上部が枯れます。つまり初春に花を咲かせ、夏までに光合成をおこない、それから春までを地下で過ごす、典型的なスプリング・エフェメラルとなります。
 春を告げる花の代表でもあります。そのため元日草(がんじつそう)や朔日草(ついたちそう)の別名があります。
根には強心作用、利尿作用があり民間薬として使われることがあります。しかし、毒性(副作用)も強く素人の利用は死に至る危険な行為とも言われています。薬理作用、毒性共にアドニンという成分によるものと考えられているそうです。


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撮影:2018年2月24日 京都府立植物園にて

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撮影:2019年3月11日 京都府立植物園にて

名称:フクジュソウ(福寿草)
科:キンポウゲ科 フクジュソウ属
園芸分類:山野草
形態:多年草 落葉性
原産地(分布):北海道~本州
品種名:
草丈/樹高:20~30cm
開花期:2月~4月
花色:黄
その他:


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