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ヒッペアストルム・ペティオラッム [球根]

ヒッペアストルムは、中南米原産で、ヒガンバナ科ヒッペアストラム属の半耐寒性球根植物(多年草)。
緑色の太い花茎先端に豪華な漏斗状の大輪の花を数輪横向きに咲かせる。花茎の両側から剣状で幅広の緑色の葉が出す。
多数の園芸品種が栽培されている。
流通名はアマリリス

*アマリリスという名称は、かつてアマリリス属に分類されていたことからきてる。現在はヒッペアストラム属に変更されているが、ヒッペアストラムという名前が言いづらいことと、アマリリスという名前が定着しているため、現在でもアマリリスという名で販売されることがほとんど。

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撮影:2022年5月24日 京都府立植物園にて

名称:ヒッペアストルム・ペティオラッム
科:ヒガンバナ科 ヒッペアストルム属
園芸分類:球根植物
形態:多年草
原産地(分布):中南米原産
品種名:ペティオラッム
草丈/樹高:30~50cm
開花期:5~6月
花色:朱色
その他:


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テリハノイバラ(照葉野茨) [花木]

テリハノイバラ(照葉野茨)は、チベット原産でバラ科の落葉蔓性低木。6~7月に、山地や海岸で枝先から伸ばした円錐花序に芳香のある白い5弁花を集合させて咲かせる。
茎に棘があり直立せず地を這うように伸びる。
葉は光沢のある濃緑色。葉表と葉裏には毛が無く、葉縁に細かい鋸歯がある。花後に赤い球形の実が成ります。
果実は楕円形~球形で、赤く熟して、秋遅くまで残る。
和名の由来はノイバラに似て、葉に光沢があることから。

類似したノイバラ(野茨)には光沢が無く、葉表と葉裏に毛が生えていることで見分ける。

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撮影:2022年5月24日 京都府立植物園にて

名称:テリハノイバラ(照葉野茨)
科:バラ科 バラ属
園芸分類:樹に咲く花
形態:つる性落葉低木
原産地(分布):チベット、中国、ミャンマー
品種名:
草丈/樹高:つる性
開花期:6~7月
花色:白花
その他:別名 ハイイバラ(這い茨)


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ムクゲ・シロギオンマモリ(槿・白祇園守) [花木]

ムクゲ(槿)の品種のひとつが「白祇園守(シロギオンマモリ)」。
白祇園守(シロギオンマモリ)は、花型が「半八重咲き、外弁と内弁との大きさの比が40/100以下で、内弁の数が30個以下のもの」と定義されているとか。
その名前の由来は、中心部の蕊(しべ)が十文字になり、八坂神社で授与される護符の「祇園守」と似ているところから名付けられたとも、五弁の花が八坂神社の神紋と似ているからともいわれる。
祇園守は7月の祇園祭が始まる頃から咲き始めるため、祇園祭の花のひとつとして親しまれている。
ムクゲは一日花で次々に花が入れ替わって咲き、木全体の花季は長くなる。

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撮影:2023年7月12日 京都府立植物園にて

名称:ムクゲ・シロギオンマモリ(槿・白祇園守)
科:アオイ科 フヨウ属
園芸分類:花木
形態:耐寒性落葉樹
原産地(分布):
品種名:白祇園守(シロギオンマモリ)
草丈/樹高:2~5m
開花期:7~8月
花色:白色
その他:


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ショウキウツギ(鐘馗空木) [花木]

中国東部を原産とするスイカズラ科の花木。
ショウキウツギの開花は5~6月で、前年に伸びた枝から出る花序に釣鐘型をした花を二輪ずつ咲かせる。蕾はピンク色で花が進むにつれて白く見えるが、これは花の外側が淡いピンク色で、内側が白いことによる。
花の内側の奥まった部分には黄色い模様が入り、花冠(花弁のようなもの)の先端は五つに裂ける。花のその基部にはツクバネウツギのように明瞭な毛がある。
本種には、剛毛に覆われた果実ができる。果実の様子が鐘馗を連想するためにこの名付けられたとのこと。

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撮影:2022年5月6日 京都府立植物園にて

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撮影:2022年5月20日 京都府立植物園にて

名称:ショウキウツギ(鐘馗空木)
科:スイカズラ科 ショウキウツギ属
園芸分類:花木
形態:落葉広葉/低木
原産地(分布):中国東部原産
品種名:
草丈/樹高:2~3m
開花期:5~6月
花色:淡いピンク色
その他:別名 アケボノウツギ、コルクウィッチア・アマビリス、コルキッツァ、ショウジョウウツギ


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カトレア [ラン]

カトレアは、中央~南アメリカに分布するランの仲間です。分類の仕方によって数は異なるが、野生種は40種~80種もあり、ランの中では最もメジャーなもののひとつ。
木の幹や枝、岩の上に根を下ろして生長する(このようなスタイルを「着生」と)。肥大する茎、厚みのある葉っぱ、太い根、など普通の草花と比べるとやや違った姿をしています。人の手で掛け合わせて作られた品種が膨大にあり、花の大きさや色は多岐にわたります。それもカトレアの魅力のひとつ。
もともと高い木の上に着生して生活する植物なので、雨でぬれたあとに乾くことを好む。

株元の茎(バルブ)は棒状や紡錘形にふくらみ、その先端に肉厚の葉を1枚付ける。バルブ同士は這うように伸びるほふく茎でつながる。根は表面が分厚いスポンジ状の組織で被われていて、非常に太い。根は乾いているときには白銀色に見え、水をやると内側が透けて緑色に見える。草丈は小型種で10cm程度、大型種では1m近くになる。
開花期は種によって異なり、主に冬・春咲き、夏・秋咲きがあるが、不定期に年数回花を咲かせるものも多くある。よい香りを放つ花もある。

色や大きさ、姿、咲く数も様々ですが基本的に3枚のがく片と3枚の花びらで構成されており、中心の一番目立つ花びらはリップと呼ぶ。一部の種を除いて、バルブの先端から花茎を伸ばす。花の咲くタイミングはまちまちで、新芽を生長させながら咲かせる種、新芽が生長を完了してから咲く種がある。多くの種は花芽がシースと呼ばれる鞘に包まれています。花芽は生長するとシースを突き抜けて、花を咲かせる。

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撮影:2022年5月8日 京都府にて

名称:カトレア
科:ラン科 カトレア属
園芸分類:ラン
形態:多年草
原産地(分布):中南米の熱帯・亜熱帯地域
品種名:
草丈/樹高:20~60cm
開花期:3月~4月(春咲き)、5月~7月(初夏咲き)、9月~11月(秋咲き)、12月~3月(冬咲き)
花色:白,赤,ピンク,オレンジ,黄,緑,紫,茶,複色
その他:


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キバナクローバー [草花]

キバナクローバーは、マメ科の多年草で、初夏に淡黄色の大輪の花を咲かせる。花は3~4cmとクローバーの仲間では大きく、ジャンボシロツメクサとも呼ばれる。マット状に生長し、日当たりのよい乾燥気味の場所に適している。
シロツメクサとは葉の形が異なる。

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撮影:2022年5月27日 京都府立植物園にて

名称:キバナクローバー
科:マメ科 シャジクソウ属
園芸分類:花草
形態:多年草
原産地(分布):ヨーロッパ
品種名:
草丈/樹高:30~40cm
開花期:6~7月
花色:淡黄色
その他:別名 ジャンボシロツメクサ


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クニフォフィア ルーペリー [草花]

クニフォフィア ルーペリーは、ツルボラン科(ワスレグサ科)のクニフォフィア属(シャグマユリ属)の植物。南アフリカ原産で、常緑の多年草。
夏から秋にかけて、オレンジ色の穂状の花を咲かせる。花は筒状の花が穂状に集まり「ボトルブラシ」や「トーチ(松明)」を連想させる様な個性的な花の形をしている。
花は下から上に向かって開花していき通常赤色(~橙色)から成熟するにつれて黄色(~黄緑色)へと色が変わっていき、そのため多くの場合は花が下と上で2色になる。花茎は60~120cmになる。

別名では「トリトマ・ルーペリー」とも呼ばれる

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撮影:2023年7月4日 京都府立植物園にて

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撮影:2023年7月7日 京都府立植物園にて

名称:クニフォフィア ルーペリー
科:ツルボラン科 クニフォフィア属
園芸分類:草花
形態:多年草
原産地(分布):南アフリカ原産
品種名:ルーペリー
草丈/樹高:90~120cm
開花期:8~10月
花色:オレンジ色
その他:別名 トリトマ・ルーペリー



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シャシャンボ マウンテンサンゴ [花木]

シャシャンボは、ツツジ科スノキ属の常緑小高木で、日本や朝鮮半島、中国、台湾などに分布。
総状花序に白色の壺形の小さな花を多数、下向きにつける。花冠は長さ5~7㎜、先が5裂し、反り返る。花柱が花冠から少し、突き出る。披針形の苞が花に並んでつくのが特徴である。
白い鐘形の花が7~10月頃に咲き、黒紫色の液果が秋に熟す。果実はブルーベリーに似ており、食用にもなる。

シャシャンボの名前の由来は、古語の「サシブ」(烏草樹)が訛ったものだと言われている。

撮影したこの個体は、花がピンク色のもの。

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撮影:2023年7月6日 京都府立植物園にて

名称:シャシャンボ マウンテンサンゴ
科:ツツジ科 スノキ属
園芸分類:花木
形態:常緑小高木
原産地(分布):日本や朝鮮半島、中国、台湾など
品種名:
草丈/樹高:1~5m
開花期:7~10月
花色:白色、ピンク色
その他:


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キバナノミソハギ(黄花の禊萩) [花木]

キバナミソハギは、ミソハギ科キバナミソハギ属の落葉小低木。
ブラジルやウルグアイが原産で、日本では園芸植物として栽培されている。樹高は約1mで、幹は細く株立ち状になる。葉は対生し、長さ4~6cmの披針形で先端は尖る。花期は6~7月で、葉腋に黄色い小さな花を咲かせる。花弁は6枚で、サクラのような形をしている。
果実は球形で種子は小さい。
キバナミソハギの名前の由来は、ミソハギと似ているが花が黄色いことからきている。
ミソハギは禊萩と書き、水辺で禊(みそぎ)を行う時に使われたという説や、溝に生えることから溝萩という説がある。
アメリカ先住民達により古くから向精神薬として、宗教的儀式等に用いられてきている。

尚、果実成熟期は10月頃

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撮影:2023年6月30日 京都府立植物園にて

名称:キバナノミソハギ(黄花の禊萩)
科: ミソハギ科 キバナミソハギ属
園芸分類:花木
形態:落葉低木
原産地(分布):ブラジルやウルグアイ原産
品種名:
草丈/樹高:1mあまり
開花期:6~7月
花色:黄色
その他:キバナミソハギ(黄花禊萩)とも



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ヨウシュヤマゴボウ(洋種山牛蒡) [草花]

ヨウシュヤマゴボウは北アメリカ原産の帰化植物。山野や街中、庭や花壇の植え込み、アスファルトの割れ目まで、あらゆるところで力強く生息している。
茎は太くて赤みを帯び、高さ1~2mになる。
花序には長い柄があり、果期には垂れ下がる。花は6月くらいに咲き始め、秋まで咲き続けます。茎の先に房状の小花が集合した花を咲かせます。一つ一つの花は非常に小さく直径3~5mm程度、グリーンがかった白色をしています。
果実は直径約8mmの扁球形で、液果で、黒紫色に熟す。果実をつぶすと紅紫色の汁がでる。

ヨウシュヤマゴボウというと、あの黒ずんだブドウのような実ばかりが印象に残っていて、花は記憶にない、見たことが無いという方も多いかも(私もそうですが)。
ヨウシュヤマゴボウの花は夏、関東では早いと5月くらいから咲き始め、秋まで咲き続けます。茎の先に房状の小花が集合した花を咲かせます。一つ一つの花は非常に小さく直径3~5mm程度、白色でわずかに紅色。

9月頃には一つのヨウシュヤマゴボウの株の中で、黒く熟した実、未熟なグリーンの実、白い花と、すべてが見られるようになる。

ヨウシュヤマゴボウは有毒植物で、全体にわたって毒があり、毒性は根>葉>果実の順であるが、果実中の種子は毒性が高い。

ヨウシュヤマゴボウの名前の由来は、「西洋から来た山牛蒡」という意味で、ゴボウは仲間ではありませんが、根がゴボウのように長いことから

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撮影:2023年7月2日 京都市伏見区にて

名称:ヨウシュヤマゴボウ(洋種山牛蒡)
科:ヤマゴボウ科 ヤマゴボウ属
園芸分類:草花
形態:多年草
原産地(分布):北アメリカ原産
品種名:
草丈/樹高:1~2m
開花期:6~9月
花色:白色でわずかに紅色
その他:別名 : アメリカヤマゴボウ



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