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リリウム・レガレ [球根]

中国の中南部、四川省で1903年に発見され地下に鱗茎をもつ多年草。
標高800~2500mの岩礫地(がんれきち)や河岸に生え、高さは50~90cmになり、その頂部にテッポウユリのようなやや筒型の大きな花を横向きに咲かせます。
葉は日本のユリに比べ細長い。
7~8月ごろ、芳香のある大きな白色の花を咲かせます。花披片の咽部は黄色く、外側は赤紫色を帯びます。

この花だけでも十分観賞価値があるため、栽培されることもありますが、ユリの園芸品種の大敵であるウイルス病に強い性質をもつため、交配親として重要な存在となっているとのことです。


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撮影:2021年6月17日 京都府立植物園にて

名称:リリウム・レガレ
科:ユリ科 ユリ属
園芸分類:球根
形態:多年草
原産地(分布):中国(四川省)
品種名:
草丈/樹高:50~90cm
開花期:7~8月
花色:白色
その他:



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ムラサキツユクサ(紫露草) [草花]

ムラサキツユクサとは、ツユクサ科・ムラサキツユクサ属に分類される多年草です。北アメリカから熱帯アメリカにかけて約20種が分布し、日本には明治時代に入ってきました。
草丈は50cm前後で、たくさんの茎が直立する種と這って伸びる種があります。葉っぱは長さ30cm前後でシュッと細長く、外に向かって垂れ下がっています。
シュッと長い葉っぱが垂れ下がり、間から紫色の花をたくさん咲かせます。中心の雄しべが黄色く、梅雨のうっとうしさを吹き飛ばすような雰囲気があります。花は一日花で、1日でしぼんでしまいますが、次々に咲きます。
2cmほどの小さな花には、3枚の花びらがあり、花の中央には雄しべが6本と、雌しべ(花柱)があります。

雄しべの葯(やく)を支える糸状の柄は花糸(かし)と呼ばれムラサキツユクサにはフワフワの毛があるのも特徴かな。

交配種が多く栽培され、多数の園芸品種が育成されているようです、植物園の銘板に「ムラサキツユクサ」と表示されていましたので、ここではそれに従いました。

「オオムラサキツユクサ(大紫露草)」←はこちらで確認できます。


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撮影:2021年6月12日 京都府立植物園にて

名称:ムラサキツユクサ(紫露草)
科:ツユクサ科 ムラサキツユクサ属
園芸分類:草花
形態:多年草
原産地(分布): 北アメリカ
品種名:
草丈/樹高:30~80cm
開花期:5月~7月
花色:青,紫,ピンク,白,複色
その他:その他の名前:オオムラサキツユクサ、アンダーソニアナ


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カレープラント [ハーブ]

カレープラントはキク科ムギワラギク属(ヘリクリスム属)の常緑小低木。原産地は南ヨーロッパ、北アフリカで、乾燥した岩場などに生えます。
カレープラントはその名のとおりカレーの香りがするハーブです。葉と茎からカレー粉のような香りが漂いますが、カレー粉の原料としてではなく(苦味が強いのでカレーの原料には適さない)、料理の風味付けやポプリとして使われたり、イモーテルやヘリクリサムという名の精油として流通しています。
葉は銀灰色をした細長い披針形(笹の葉のような形)で、互生(互い違いに生える)で、綿毛に覆われています。
開花時期は7~9月で、かさかさとした小さな黄色い花(頭花)をたくさんつけます。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)。
ドライフラワーとして利用されるほか、料理の香りづけやポプリとして利用されます。

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撮影:2021年6月12日 京都府立植物園にて

名称:ヘリクリスム・イタリクム
科:キク科ムギワラギク属(ヘリクリスム属)
園芸分類:ハーブ
形態:常緑小低木
原産地(分布):南ヨーロッパ、北アフリカ
品種名:
草丈/樹高:30~50cm
開花期:7~9月
花色:黄色
その他:別名 ヘリクリスム・イタリクム


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エスカロニア [花木]

エスカロニアは、南米原産のエスカロニア科エスカロニア属の常緑の照葉が一年中美しい品種です。
初夏に濃いピンクの可愛い花を先端部に多数咲かせています。
半耐寒性ですので、庭植えできるのは関東以西の無霜地域のようです。
別の分類では、ユキノシタ科としている場合もあります。
まだ、流通量が少ないようで、詳しい情報が見つかりません。

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撮影:2021年6月12日 京都府立植物園にて

名称:エスカロニア
科:エスカロニア科 エスカロニア属
園芸分類:花木
形態:常緑低木
原産地(分布):南アメリカ~チリなど
品種名:
草丈/樹高:~1mほど
開花期:6~10月
花色:ピンク色
その他:



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ジャカランダ [観葉植物]

ジャカランダは樹高15m以上になるノウゼンカズラ科の落葉高木です。初夏に花径5㎝くらいの釣鐘状で青紫色の花を咲かせます。葉は鳥の羽のような繊細な形状をしています。ジャカランダは世界3大花木のひとつとされています。世界三大花木とは、鳳凰木(ほうおうぼく)、火炎木(かえんぼく)ともうひとつが紫雲木(しうんぼく)という和名を持つジャカランダです。
ジャカランダは熱帯地方の乾期に花が咲き、花後か花と同時に新芽を出します。暑さには強く寒さには弱い性質を持っています。ある程度の高木にならないと花が咲かないので、日本ではジャカランダの花の鑑賞は難しいとされてきました。最近では日本国内でも温暖な地方では満開のジャカランダを見られるそうです。

 原産地は南米ですが、ポルトガルでは大航海時代に南米から入ってきたものが根付いたと言われており、ポルトガル人にとっても特別な花だそうです。日本人が春の桜を心待ちにするように、ポルトガルでは青紫のジャカランダの花が愛されているそうです。

ジャカランダの花はノウゼンカズラ科ということで、花一つ一つをよく見ると、なるほどノウゼンカズラの花に似ています。

このジャカランダは、観葉植物として100円ショップで購入して育てていたものでした。花が咲くとは全く知りませんでした。

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撮影:2021年6月11日 京都市にて

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撮影:2021年6月11日 府立植物園にて

名称:ジャカランダ
科:ノウゼンカズラ科 キリモドキ属
園芸分類:庭木 、花木
形態:落葉高木
原産地(分布):熱帯アメリカ地方原産
品種名:
草丈/樹高:15m以上
開花期:5~6月
花色:青紫、紫、ピンク
その他:和名 紫雲木(しうんぼく)、桐擬(きりもどき)


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セアノサス・グロワール ドゥ ベルサイユ [花木]

セアノサスは、別名カリフォルニアライラックとも呼ばれる常緑低木。春から初夏に茎先にライラックに似た小花が集合した花穂が多数開花。花には石鹸の香りに例えられるような爽やかな香りがある。
ふわふわとした印象的な花を咲かせ、小花が集まり、突き出た雄しべが黄色い星のように散りばめられる。
葉は厚みがあり、小さく放射状に広がりかわいい印象を与える。表面は細かい毛で覆われている。
名前は北米カリフォルニアを中心に分布していることと、ライラックに似ていることに由来。
学名はセアノサスといい、クロウメモドキ科ソリチャ属に属す。

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撮影:2023年6月28日 京都府立植物園にて

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撮影:2021年6月8日 京都府立植物園にて

名称:セアノサス・グロワール ドゥ ベルサイユ
科:クロウメモドキ科 ソリチャ属
園芸分類:花木
形態:常緑広葉樹低木
原産地(分布):北米南西部、カリフォルニア
品種名:
草丈/樹高:0.3~1.5m
開花期:5~6月
花色:青紫色
その他:別名 カリフォルニアライラック


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ジャコウカエデ [落葉樹]

クマツヅラ科ハマクサギ属の落葉樹。別名:ニオイカエデ(匂い楓)。葉、幹、根に芳香があることから「ジャコウカエデ」と呼ばれます。葉に触ると強い香りがします。
葉の形がカエデに似ていますが、カエデではありません。

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撮影:2021年6月18日 京都市伏見区にて

名称:ジャコウカエデ
科:クマツヅラ科 ハマクサギ属
園芸分類:
形態:落葉小高木
原産地(分布):アジア、ヨーロッパ、北アフリカ、北アメリカ
品種名:
草丈/樹高:
開花期:5~6月
花色:白~淡黄色
その他:別名 ニオイカエデ(匂い楓)


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テッポウユリ(鉄砲百合) [草花]

丈が 50~100cm 程度に生長し、まっすぐに伸びた茎の先に漏斗状の白い花を横向きにつけます。 花冠の長さは10~15cmくらい、直径5cmほど、花弁が6枚あるように見えますが根元がつながっており筒状になっています。雌雄同花です。
葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。 花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)です。

本種は外見・生態上の特徴が近縁種タカサゴユリに酷似します、一般にタカサゴユリよりも小型であり、葉が太めで、花が白く筋などが入らない点で区別します。ただし、本種はタカサゴユリとの園芸交雑種が多く、変異も起きやすいとされ、違いが判別しにくい場合も多いようです、そのため、ここではテッポウユリとしています。

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撮影:2021年6月1日 京都市伏見区にて

名称:テッポウユリ(鉄砲百合)
科:ユリ科  ユリ属
園芸分類:
形態:多年草
原産地(分布):日本固有種。 九州南部から沖縄にかけて分布
品種名:
草丈/樹高:50~100cm
開花期:6~8月
花色:白色
その他:


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ヤマホタルブクロ(山蛍袋) [山野草]

ヤマホタルブクロは、日本の山地から亜高山帯(まれに海岸近く)に広く分布する多年草です。
初夏から夏の前半にかけて釣り鐘形の花を多数咲かせます。細い地下茎を伸ばしてふえ、開花した株はタネと多数の子株を残して枯れます。子株は1~2年で花を咲かせます。
葉は長さが5~8センチの三角形に近い卵形である。 互い違いに生える(互生)。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)です。

ヤマホタルブクロとホタルブクロの見分け方は
ヤマホタルブクロは、ホタルブクロの変種。 ホタルブクロとの違いは、ヤマホタルブクロは萼のつけ根が丸く膨らんでいるのに対して、ホタルブクロのほうはその部分がめくれて、反り返っていることで見分けます。

ホタルブクロ←ホタルブクロはこちらで確認できます

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撮影:2021年6月2日 京都府立植物園にて

名称:ヤマホタルブクロ(山蛍袋)
科:キキョウ科 ホタルブクロ属
園芸分類:山野草,草花
形態: 多年草
原産地(分布):日本(東北地方南部から近畿地方東部)
品種名:
草丈/樹高:10~60cm
開花期:6~8月
花色:薄い紅紫色
その他:


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