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ムラサキツユクサ(紫露草) [草花]

ムラサキツユクサとは、ツユクサ科・ムラサキツユクサ属に分類される多年草です。北アメリカから熱帯アメリカにかけて約20種が分布し、日本には明治時代に入ってきました。
草丈は50cm前後で、たくさんの茎が直立する種と這って伸びる種があります。葉っぱは長さ30cm前後でシュッと細長く、外に向かって垂れ下がっています。
シュッと長い葉っぱが垂れ下がり、間から紫色の花をたくさん咲かせます。中心の雄しべが黄色く、梅雨のうっとうしさを吹き飛ばすような雰囲気があります。花は一日花で、1日でしぼんでしまいますが、次々に咲きます。
2cmほどの小さな花には、3枚の花びらがあり、花の中央には雄しべが6本と、雌しべ(花柱)があります。

雄しべの葯(やく)を支える糸状の柄は花糸(かし)と呼ばれムラサキツユクサにはフワフワの毛があるのも特徴かな。

交配種が多く栽培され、多数の園芸品種が育成されているようです、植物園の銘板に「ムラサキツユクサ」と表示されていましたので、ここではそれに従いました。

「オオムラサキツユクサ(大紫露草)」←はこちらで確認できます。


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撮影:2021年6月12日 京都府立植物園にて

名称:ムラサキツユクサ(紫露草)
科:ツユクサ科 ムラサキツユクサ属
園芸分類:草花
形態:多年草
原産地(分布): 北アメリカ
品種名:
草丈/樹高:30~80cm
開花期:5月~7月
花色:青,紫,ピンク,白,複色
その他:その他の名前:オオムラサキツユクサ、アンダーソニアナ


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