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イヌヌマトラノオ(犬沼虎の尾) [草花]

イヌヌマトラノオは、ヌマトラノオとオカトラノオの雑種。
雑種ということで双方の特徴を併せもちます。花穂につく花数が多く先が垂れることはオカトラノオに似ており、葉が細いことはヌマトラノオに似ています。
大雑把にいうと、オカトラノオに似た花で、葉が細長く水平に開く傾向があり、葉柄の付け根が赤くならないのが特徴です。
オカトラノオが高原や山に育つ植物なら、ヌマトラノオやイヌヌマトラノオは湿地に育ち、花冠は5裂し花径約1㎝程です。
また、オカトラノオのように花穂が付け根から急に曲がらず、直立した途中で垂れ下がる傾向があります。

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撮影:2021年6月18日 京都府立植物園にて

名称:イヌヌマトラノオ(犬沼虎の尾)
科:サクラソウ科 オカトラノオ属
園芸分類:野に咲く花
形態:多年草
原産地(分布):
品種名:
草丈/樹高:60~100cm
開花期:6~7月
花色:白色
その他:


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リリウム・レガレ [球根]

中国の中南部、四川省で1903年に発見され地下に鱗茎をもつ多年草。
標高800~2500mの岩礫地(がんれきち)や河岸に生え、高さは50~90cmになり、その頂部にテッポウユリのようなやや筒型の大きな花を横向きに咲かせます。
葉は日本のユリに比べ細長い。
7~8月ごろ、芳香のある大きな白色の花を咲かせます。花披片の咽部は黄色く、外側は赤紫色を帯びます。

この花だけでも十分観賞価値があるため、栽培されることもありますが、ユリの園芸品種の大敵であるウイルス病に強い性質をもつため、交配親として重要な存在となっているとのことです。


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撮影:2021年6月17日 京都府立植物園にて

名称:リリウム・レガレ
科:ユリ科 ユリ属
園芸分類:球根
形態:多年草
原産地(分布):中国(四川省)
品種名:
草丈/樹高:50~90cm
開花期:7~8月
花色:白色
その他:



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