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オニユリ(鬼百合) [球根]

グアム東部、中国、朝鮮半島、日本に自生します。日本では北海道から九州の平地から低山で普通に見られ、一説には中国からの渡来種と言われています。
草丈は1~2mほどとなる大型のユリ。葉は互生し、小さめの披針形で先端はゆるく尖ります。茎は紫褐色で細かい斑点があります。花季は7~8月で、花弁はオレンジ色、濃褐色で暗紫色の斑点を生じます。花弁は強く反り返ります。種子は作りませんが、葉の付け根に暗紫色のムカゴを作ります。

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撮影:2018年7月10日 京都府立植物園にて



◎オニユリの特徴のひとつでもあるムカゴ

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撮影:2018年7月17日 京都府立植物園にて


名称:オウゴンオニユリ(黄金鬼百合)
科:ユリ科 ユリ属
園芸分類:球根
形態:多年草
原産地(分布):グアム東部、中国、朝鮮半島、日本
品種名:
草丈/樹高:1~2m
開花期:7~8月
花色:オレンジ色
その他:



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オウゴンオニユリ(黄金鬼百合) [球根]

オニユリの変種で、対馬のみに自生です。
草丈は1~2mほどとなる大型のユリ。葉は互生し、小さめの披針形で先端はゆるく尖ります。花季は6~7月で、花弁は強く反り返り、黄地に赤の斑点を生じます。葉の付け根にムカゴを作りますが、種子をつける物が大半であるユリの中にあって、これはオウゴンオニユリの大きな特徴の1つといえます。

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撮影:2023年7月6日 京都府立植物園にて

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撮影:2018年7月10日 京都府立植物園にて



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撮影:2019年7月8日 京都府立植物園にて


名称:オウゴンオニユリ(黄金鬼百合)
科:ユリ科 ユリ属
園芸分類:球根
形態:多年草
原産地(分布):対馬
品種名:
草丈/樹高:1~2m
開花期:5~6月
花色:黄地に赤の斑点
その他:



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ウケユリ(請百合) [球根]

園芸種のカサブランカに似た白い大輪の花を咲かせる奄美諸島の名花。その美しさ故に盗掘の対象となり、鹿児島県レッドリスでは絶滅危惧I、絶滅寸前とされています。
鹿児島県奄美大島、請島、加計呂麻島、請島、与路島、徳之島に分布する日本固有のユリです。
直径が16~17cmの純白な漏斗状の花が、茎の上端に1~2個つきます。花は横向きかやや斜め上を向き、花粉の赤褐色が目立ちます。
特に請島に多いことからこの名前があります。低地や海岸沿いでは見られないので「幻のユリ」と呼ばれることもあるそうです。

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撮影:2018年7月9日 京都府立植物園にて


名称:ウケユリ(請百合)
科:ユリ科 ユリ属
園芸分類:球根
形態:多年草
原産地(分布):鹿児島県奄美大島、請島、加計呂麻島、請島、与路島、徳之島
品種名:
草丈/樹高:60~100cm
開花期:5~6月
花色:白色
その他:日本固有のユリ



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ヒメノカリス・カリバエア [宿根草]

西インド諸島が原産です。
「スイセン」に似たような花を咲かせますが、繊細な長く伸びたクモのような花弁で、変わった形の花で、雄しべの先に付くT字型の黄色い葯が特徴的です。
ヒメノカリスの属名は、花の中心にある美しい漏斗形の膜に因みます。
花は白色で、芳香があります。

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撮影:2020年7月15日 京都府立植物園にて

名称:ヒメノカリス・カリバエア
科:ヒガンバナ科 ヒメノカリス属
園芸分類:
形態:常緑球根性宿根草
原産地(分布):西インド諸島原産
品種名:
草丈/樹高:45~60cm
開花期:初夏~夏
花色:白色
その他:別名 スパイダーリリー


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ツボミギボウシ [草花]

ツボミギボウシは、朝鮮半島に分布する小型のギボウシで、花は濃紫色で、全開せずに咲くのが特徴です。葉は細長く光沢があります。
受粉はどうするのかな?

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撮影:2020年7月15日 京都府立植物園にて

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撮影:2020年7月12日 京都府立植物園にて

名称:ツボミギボウシ
科:クサスギカズラ科 ギボウシ属
園芸分類:
形態:多年草
原産地(分布):朝鮮原産
品種名:
草丈/樹高:20~30cm
開花期:7~8月
花色:濃紫色
その他:


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キダチタバコ(木立煙草) [花木]

 南米原産。比較的寒さに強く、自生地での高さは5~7mほどになります。葉は卵形で、青みを帯びた緑色をしています。4~10月にかけて、散形花序に淡黄色の長い筒状花を下向きに咲かせます。花後には、小さな芥子粒のような種子が入った果実ができ、風や水によって散布されます。下向きに花は咲きますが、実ができる頃には上向きになります。
聖書に登場する「からし種」は本来、アブラナ科のカラシナ類のことですが、小さな種子から大きく育つ特徴からか、いつの間にか本種がカラシダネの俗称(別名)で栽培されているようです。
このため、からし(マスタード)と勘違いして誤食、中毒する事例が発生しているそうです。

タバコ 、マルバタバコ は草の仲間ですが、このキダチタバコは、名前のようにナス科タバコ属の常緑小低木。南米原産で、先住民はこれを煙草に用いたとのことです。寒さに強いことから日本では観賞用に栽培されています。

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撮影:2020年7月12日 京都府立植物園にて

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撮影:2020年12月7日 京都府立植物園にて

名称:キダチタバコ(木立煙草)
科:ナス科 タバコ属
園芸分類:
形態:常緑小低木
原産地(分布):南米原産
品種名:
草丈/樹高:自生地での高さは5~7m
開花期:4~10月
花色:黄色
その他:別名 カラシダネ


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ズッキーニ [野菜]

ズッキーニは、アメリカ南部やメキシコ原産のペポカボチャの仲間です。つるが伸びず、葉腋に連続して雄花、雌花がつく別名つるなしカボチャ。ズッキーニの名は、イタリア語に由来し、「小さなカボチャ」を意味します。
開花後4~10日の未熟果を食べます。野菜として食用にするズッキーニは円筒状の果実を若どりするタイプが主なものです。生食には不向きで、熱を加えて調理するのが基本です。
果実が円筒形(長棍棒状)の食用ペポカボチャで、主に栽培されている品種は緑色系統がほとんどで、黄色系統が一部あります。
ペポカボチャは食用以外にもユニークな形を生かして観賞用、装飾用、また飼料用として多方面で用いられています。日本で古くから栽培されている金糸瓜(そうめんかぼちゃ)もこの仲間です。


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撮影:2020年7月2日 京都府立植物園にて

名称:ズッキーニ
科:ウリ科 カボチャ属
園芸分類: 野菜
形態:
原産地(分布):南アメリカ
品種名:
草丈/樹高:50~60cm
開花期: 5~8月
花色:黄色
その他:別名 つるなしカボチャ


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ストケシア・ホワイトスター [草花]

ストケシアは、北アメリカ南西部の南カロライナからルイジアナ州が原産のキク科ストケシアの1属1種の宿根草で、日本には大正時代に渡来しています。
ガラス細工のように繊細で美しく爽やかな花を咲かせます。耐寒性があり丈夫で栽培も容易です。
ヤグルマギクに似た花弁が細かく分かれる花は繊細な印象です。葉は笹のような細身の形をしており、株は横にやや広がります。自然と分枝するのでこんもりまとまります。
和名ではルリギク、エドムラサキと呼ばれます。
ストケシア・ホワイトスターはその園芸品種となります。

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撮影:2020年7月5日 京都府立植物園にて

名称:ストケシア・ホワイトスター
科:キク科 ストケシア属
園芸分類:草花
形態:常緑多年草 宿根草
原産地(分布):北アメリカ
品種名:ホワイトスター
草丈/樹高:30~50cm
開花期:6~10月
花色:白色
その他:



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エリンジウム・プロティフロルム [宿根草]

メキシコ原産の珍しい常緑宿根草です。地際に展開する多肉植物のように造形的な棘のあるロゼット葉は、冬期も鑑賞価値があります。
夏にはこのロゼットからアロエのような出で立ちで花茎を伸ばし、銀白緑の苞葉を持つ、彫刻のようにオーナメンタルな、神秘的な花を咲かせます。
この花は咲き進むとそのままドライになって残り長期に渡って楽しめます。

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撮影:2020年7月5日 京都府立植物園にて

名称:エリンジウム・プロティフロルム
科:セリ科 エリンジウム属
園芸分類:宿根草
形態:多年草
原産地(分布):メキシコ(原種の主な自生地)
品種名:
草丈/樹高:80cm
開花期: 6~8月
花色:
その他:


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インドハマユウ(印度浜木綿)  [球根植物]

インドが原産で、北海道を除く日本の各地、中国、東南アジア、ヒマラヤに分布しています。昭和の初期に日本に渡来しました。耐寒性が強く、海岸沿いに自生しており、庭や公園などに植えられ栽培されてこともあります。地植えにしていますので、冬の時期の地上部は枯れますが、早春に新芽を出す。葉も綺麗なので鉢用の観葉植物としても、人気があるようです。
開花時期は6~9月頃。花茎は高さ60~1500cmになります。葉の間の真ん中から太くてまっすぐな茎を上に伸ばし、先端に花を散形につけます。
花序は始め苞に包まれ、開花時にはこの苞は下に垂れる。花は短い柄の先にあって白く細長い6枚の花被を持ち、花弁の幅は広く根本の方は互いに接して長い筒状、先端部はバラバラに反り返り、ユリ(百合)に似ています(豪華に見えます)。花は日没前後から強い芳香を発するようになり、大型のスズメガ科のガが吸蜜に訪れて花粉を媒介します。

花は、太い円柱状の幹の上につきます。この幹のようなものは真の茎ではなく、葉の付け根が多肉質の筒状に重なったもので「偽茎」と呼ばれ、ヒガンバナ(彼岸花)やタマネギ(玉葱)の鱗茎とほぼ相同なものです。茎はこの偽茎の基部に、短縮した円盤型のものがあります。

ヒガンバナ(彼岸花)と同じリコリンというアルカロイドを、特に偽茎に多く含み、食べると吐き気や下痢を催すこともあるようです。


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撮影:2023年6月29日 京都府立植物園にて

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撮影:2019年3月1日 京都府立植物園にて

名称:インドハマユウ(印度浜木綿) 
科:ヒガンバナ科 ハマオモト属
園芸分類:球根
形態:耐寒性常緑多年草(球根植物)
原産地(分布):インド~中国南部
品種名:
草丈/樹高::100~150cm
開花期:6~9月
花色:白~ピンク色
その他:


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