SSブログ

ソクズ [草花]

多年草で、地下茎を這わして繁殖する。茎は直立し高さは1~1.5m。葉は対生し、奇数羽状複葉で、2~3対の小葉からなります。小葉は狭卵形で、先端は鋭くとがり、縁には細鋸歯があります。
花期は7~8月。茎の先端に大型の散房状集散花序をつけ、小さい花を多数つけます。花冠は白色で径3~4mmになり5裂です。雄蘂は5個。花序の中に杯状の黄色い腺体があります。果実は径4mmの球形となり、赤色に熟します。開花の数からすると結実の割合は少ないとも。

ニワトコに似ることから、別名クサニワトコ。この名前から解るように、大形の草の仲間。漢方ではサクダクと呼ばれ、リュウマチなどの治療に用いられます。名前の由来は、サクダクが訛ったものといわれいるようです。

ソクズ-1(20200715).jpg ソクズ-2(20200715).jpg ソクズ-3(20200715).jpg ソクズ-4(20200715).jpg ソクズ-5(20200715).jpg ソクズ-6(20200715).jpg ソクズ-7(20200715).jpg ソクズ-8(20200715).jpg
撮影:2020年7月15日 京都府立植物園にて

名称:ソクズ
科:レンプクソウ科 ニワトコ属
園芸分類:野に咲く花
形態:多年草
原産地(分布):本州~九州、中国、タイ
品種名:
草丈/樹高:100~150cm
開花期:7~8月
花色:白色
その他:別名 クサニワトコ



nice!(1)  コメント(0) 

ギボウシ・プレイングハンズ [山野草]

野生種は東アジアの特産で、最も多くの種が分布する日本列島では各地に普通に見られます。海岸近くの低地から亜高山帯、湿原から岸壁まで生息環境も多様です。
葉は根元にまとまってつきます。葉の幅はさまざまで、この葉は種類によって光沢のあるもの、つや消しのもの、白粉を帯びるもの、しわの目立つものなどがあります。また、多数の斑入りの園芸品種が育成されています。
本種、「ギボウシ・プレイングハンズ」は、濃い緑に細い糸状の白斑が入るねじれた細葉が25cmほどに長く伸び、とてもユニークな姿の園芸品種です。
品種名「プレイングハンズ(祈る手)」のネーミングもおもしろい。

※科名:キジカクシ科、ユリ科、リュウゼツラン科で分類される場合もあります。

ギボウシ・プレイングハンズ-1(20200717).jpg ギボウシ・プレイングハンズ-2(20200717).jpg ギボウシ・プレイングハンズ-3(20200717).jpg ギボウシ・プレイングハンズ-4(20200717).jpg ギボウシ・プレイングハンズ-5(20200717).jpg ギボウシ・プレイングハンズ-6(20200717).jpg ギボウシ・プレイングハンズ-7(20200717).jpg ギボウシ・プレイングハンズ-8(20200717).jpg
撮影:2020年7月17日 京都府立植物園にて

名称:ギボウシ・プレイングハンズ
科:クサスギカズラ科 ギボウシ属
園芸分類:草花,山野草
形態:宿根草(耐寒性多年草)冬期落葉種
原産地(分布):園芸品種
品種名:
草丈/樹高:50~80cm
開花期:6~8月
花色:薄紫色
その他:


nice!(0)  コメント(0)