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ヤマゼリ (山芹) [草本]

山地の林縁や暗い林内などのやや湿った場所でみられる高さ50~100cmの多年草。
開花まで数年かかり、開花・結実した個体は枯れることから、一稔性草本(植物)ともいわれます。
茎は細く、上部で枝分かれし、葉は互生する2~3回3出羽状複葉で、小葉は卵形となり、縁に粗い鋸歯があります。
7~10月に茎先に複散形花序をつけ、白色の小さな5弁花を多数つけます。
萼歯片は披針形、花序には線形の総苞片、小総苞片があります。
果実は楕円形の分果です。

一稔性植物(いちねんせいしょくぶつ)=その生存中、ただ一度だけ花をつけ実を結び、そして枯死する植物の総称。狭義には、このような性質をもった多年生植物だけをさす。一年生草本のほか、タケ・ササ類、リュウゼツランなどがあります。


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撮影:2020年7月30日 京都府立植物園にて

名称:ヤマゼリ (山芹)
科: セリ科 ヤマゼリ属
園芸分類:花草本
形態:多年草
原産地(分布):日本(本州、四国、九州)、朝鮮、中国
品種名:
草丈/樹高:50~100cm
開花期:7~10月
花色:白色
その他:


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