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ラッセル ルピナス [草花]

ラッセルルピナスは、北米原産のマメ科ハウチワマメ属の宿根草です。花色は豊富で、白、青紫、ピンク、紅、オレンジなどの単色や二色の組み合わせもあり、長い花茎に花が穂状に咲きそろうと大変豪華で、本当に美しい。
チョウに似た小花が咲き上がる様子がフジを逆さまにしたようで、「ノボリフジ(昇り藤)」とも呼ばれます。品種によっては花穂が60~70cmほどになるものもあります。
多年草タイプのラッセルルピナスは、寒冷地では宿根して毎年雄大な花を咲かせますが、耐暑性が弱く、温暖な地域では一年草として扱われます。

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撮影:2020年3月18日 京都府立植物園にて

名称:ラッセル ルピナス
科:マメ科 ハウヒチマメ属(ルピナス属)
園芸分類:草花
形態:一年草,二年草,多年草(暖地では一年草扱い)
原産地(分布):北アメリカ
品種名:
草丈/樹高:20~150cm
開花期:4~6月
花色:白,赤,ピンク,オレンジ,黄,紫,複色
その他: 和名:ハウチワマメ(葉団扇豆)  その他の名前:ノボリフジ(昇り藤)


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オウバイ(黄梅) [つる性]

中国原産の落葉樹で、日本には江戸時代に入ってきたとされます。漢字では「黄梅」と書きますがウメではなく、ジャスミンの仲間です。ただし、花に香りはほとんどありません。中国名「迎春花」、英名「ウインター・ジャスミン」、どちらも早春から開花するところにちなみます。ジャスミンの仲間ですが香りはありません。
樹高は1~2mで枝は細くて断面は四角形、つるのように枝垂れて地面に付くとそこから根を出します。主な開花期は2月~4月、葉が出る前に径3cmほどの黄色い花を咲かせます。
葉は対生で3つの小葉を持つのが特徴。

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撮影:2022年4月1日 京都府立植物園にて

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撮影:2020年3月13日 京都府立植物園にて

名称:オウバイ(黄梅)
科:モクセイ科 ソケイ属
園芸分類:つる性
形態:落葉広葉 低木
原産地(分布):中国原産
品種名:
草丈/樹高:1~2m
開花期:2~4月
花色:黄色
その他:別名 オウシクバイ/迎春花



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ヤブツバキ(藪椿) [花木]

花の色は基本的には赤で、花径5~8センチくらいの筒状の5弁花を咲かせます。
雄しべはたくさんあり、離弁花ですが花弁のつけ根と雄しべが合着しているので、花びら1枚ずつは散らないで1花ごと落花します。
葉は互生、葉身は長卵形で厚くて革質、硬い。表面は光沢があり、裏面は淡緑色。主脈は凹み、側脈はあまり目立ちません。縁には細かい鋸歯があります。表面の光沢は、典型的な照葉樹で、厚いクチクラ層によるもの。海岸での潮風や直射日光などから葉身を守っているとのことです。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)で、種子からは椿油を採取します。
厚葉木(アツバキ)あるいは、艶葉木(ツヤバキ)から変化した名。本来、野生のものをツバキと呼び、ヤブを付ける必要はない、と言う説もあるようです。

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撮影:2019年4月14日 京都市伏見区にて

名称:ヤブツバキ(藪椿)
科:ツバキ科 ツバキ属
園芸分類:
形態:
原産地(分布):本州の青森県から沖縄 朝鮮半島
品種名:
草丈/樹高:10~15m
開花期:12~3月
花色:赤色
その他:


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トウカイザクラ(東海桜) [花木]

外観的な特徴から、シナミザクラの交雑種と考えられています。大きくならず、幹に気根がでることがあります。小さな枝にも沢山の花を付けるのが特徴です。
 ケイオウザクラ(敬翁桜)が全国的に栽培される過程で誕生した品種です。ケイオウザクラの実生からとも、枝代わり品種ともいわれており、複数の系統があります。
花形:一重咲
花色:淡紅
花の大きさ:小輪
開花期:3月中旬

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撮影:2020年3月11日 京都府立植物園にて

名称:東海桜(トウカイザクラ)
科:バラ科 サクラ属
園芸分類:花木
形態:落葉高木
原産地(分布):
品種名:
草丈/樹高:
開花期:3月中旬
花色:淡紅色
その他:


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チョウジザクラ(丁字桜) [花木]

本州北中部と九州の一部(熊本県)の山地や沢沿いに分布するサクラの仲間。
花は3~5月、葉と同時に出ます。一芽から1~2個の、白色あるいは淡紅色の花が下向きに咲きます。花柄、萼筒ともに有毛。萼片は鋸歯縁。萼筒が長いので、花を横から見ると丁字(の上下逆)に見えます。
葉は長さ5~8cmほどで枝から互い違いに生じます。葉の縁にはギザギザが目立ち、先端は細長く尖ります。葉や葉の付け根に薄茶色の細かな毛があるのも大きな特徴となっています。
花の後にできるサクランボは直径6mmほどの球形。8月頃に黒く熟すせば甘味があって食用になるようです。
名前は、花を横から見た形が丁字(T字)に似ているため、あるいは香料植物チョウジの花に似るためと。

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撮影:2020年3月13日 京都府立植物園にて

名称:チョウジザクラ(丁字桜)
科:バラ科 サクラ属
園芸分類:花木
形態:落葉広葉 小高木
原産地(分布): 本州(太平洋側)、九州(熊本県)
品種名:
草丈/樹高:3~6m
開花期:3~5月
花色:白色あるいは淡紅色
その他:別名 メジロザクラ


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ギンヨウアカシア(銀葉アカシア) [花木]

ギンヨウアカシアは、春早くに株を覆うほどの黄色い花を咲かせ、よく目立ちます。
園芸ではミモザの名称で扱われますが、ミモザはフサアカシアの別名となります。
葉は、偶数2回羽状複葉で、互生です。小葉は、8~20対あり、白い粉をかぶっているので、銀緑色に光ます。
枝の成長は早く、1年で1m以上伸びます。3~4月上旬に、黄色の小さな花が多数集まった、球状の頭状花序を、総状に多数つけ、金色の雲のように咲く花は見事で、人気があります。
名前の由来は、葉が銀緑色をしているための名です。

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撮影:2021年3月4日 京都府立植物園にて

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撮影:2021年6月12日 京都府立植物園にて

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撮影:2020年3月9日 京都府立植物園にて



名称:ギンヨウアカシア(銀葉アカシア)
科:マメ科 アカシア属
園芸分類:庭木・花木
形態:常緑性高木
原産地(分布):オーストラリア南東部
品種名:
草丈/樹高:5~10m
開花期:3~4月上旬
花色: 黄色
その他:


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シダレヤナギ(枝垂柳) [落葉樹]

古くから都市の街路樹としてよく用いられました。そのため、単にヤナギと言えばシダレヤナギを指すことが多い。ヤナギ並木などは、まず確実にこれになります。
4月ころ、展葉より早く、あるいは同時に、弓状に曲がった尾状花序を出します。花柄には、小葉が3~5枚付きます。
新枝は褐緑色でなめらかで、無毛。葉は互生。縁には浅い細かな鋸歯があります。新葉の縁は巻きません。裏面は粉白色で無毛。
中国原産で奈良時代に渡来し、その後日本全土に植えられました。中国ではこの木で矢を作ったので「矢の木」といい、「やのき」→「やなぎ」へと変化したようです。
雌雄異株で、日本には雌の木がないとされます。

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撮影:2020年3月6日 京都市伏見区にて

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撮影:2017年3月30日 京都市伏見区にて

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撮影:2019年3月24日 京都市伏見区にて

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撮影:2017年4月4日 京都市伏見区にて

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撮影:2017年4月16日 京都市伏見区にて

名称:シダレヤナギ(枝垂柳)
科:ヤナギ科 ヤナギ属
園芸分類:
形態:落葉高木
原産地(分布):中国
品種名:
草丈/樹高:10~15m
開花期:3~4月
花色:淡黄緑色
その他:柳(やなぎ)、糸柳(いとやなぎ)


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セイヨウカラシナ(西洋芥子菜) [山野草]

西アジア原産で明治期以降に帰化植物となりました。本州の一部堤防上などに大群落をつくっています。茎は直立し、高さ30~80cm、無毛で白緑色。葉は下部のものは長さ30cmに達し、しばしば羽状に分裂、縁に鋸歯がありっます。上部のものは全縁です。
花は黄色の十字形で、直径1cmほど。果実は線形で長さ3~6cm。先には6~9mmの嘴(くちばし)があります。花期は3~4月。

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撮影:2019年2月15日 京都市伏見区にて

名称:セイヨウカラシナ(西洋芥子菜)
科:アブラナ科 アブラナ属
園芸分類:山野草
形態:1年草
原産地(分布):西アジア原産
品種名:
草丈/樹高:30~80cm
開花期:3~4月
花色:黄色
その他:



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キンカチャ(金花茶) [花木]

中国南部の広西省とベトナムの限られた地域に分布しています。わが国へは1980年に渡来。高さは2~3mになり、「ちゃのき」に似ています。ちなみに、お茶にして飲むことはできないとのこと
1~3月ごろ、鮮やかな黄色の花を咲かせます。花には芳香があります。
ツバキ科ツバキ属の常緑低木で、学名は Camellia chrysantha。英名は Yellow camellia

亜熱帯性のツバキで、「カメリヤ・ククフォンゲンシス」と同じ系統です。黄金色のベトナム椿

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撮影:2020年3月2日 京都府立植物園にて

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撮影:2020年3月30日 京都府立植物園にて

名称:キンカチャ(金花茶)
科:ツバキ科 ツバキ属
園芸分類:花木
形態:常緑低木
原産地(分布):中国南部の広西省とベトナム
品種名:
草丈/樹高:2~3m
開花期:1~3月
花色:黄色
その他:「カメリヤ・ククフォンゲンシス」黄金色のベトナム椿



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マンサク(満作、万作) [花木]

マンサクは冬の名残のある野山などで、木々の芽吹きも始まらない季節に、黄色の花を咲かせ、いち早く春の訪れを告げる花木です。
落葉期に咲くため、小さいながらも花がよく目立ちます。美しい紅葉も楽しめ(10月中旬から11月)、成長が遅いので、狭い場所にも植えることができます。
マンサクの語源は明らかでありませんが、早春に咲くことから「まず咲く」「真っ先」が変化した説、多数の花が豊作に通じることから「万年豊作」に由来するなどの説があります。
マンサクのほか、シナマンサクや、両者の交配種も出回っているようです。マンサクは黄花でやや控えめな印象ですが、シナマンサクや交配種は花が大きく、黄から濃赤色まで花色も豊富です。

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撮影:2020年2月28日 京都府立植物園にて

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撮影:2020年3月9日 京都府立植物園にて

名称:マンサク(満作、万作)
科:マンサク科 マンサク属
園芸分類:庭木・花木
形態:落葉低木
原産地(分布):日本
品種名:
草丈/樹高:2~3m
開花期:2~3月
花色:赤,オレンジ,黄,茶
その他:


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