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チョウジザクラ(丁字桜) [花木]

本州北中部と九州の一部(熊本県)の山地や沢沿いに分布するサクラの仲間。
花は3~5月、葉と同時に出ます。一芽から1~2個の、白色あるいは淡紅色の花が下向きに咲きます。花柄、萼筒ともに有毛。萼片は鋸歯縁。萼筒が長いので、花を横から見ると丁字(の上下逆)に見えます。
葉は長さ5~8cmほどで枝から互い違いに生じます。葉の縁にはギザギザが目立ち、先端は細長く尖ります。葉や葉の付け根に薄茶色の細かな毛があるのも大きな特徴となっています。
花の後にできるサクランボは直径6mmほどの球形。8月頃に黒く熟すせば甘味があって食用になるようです。
名前は、花を横から見た形が丁字(T字)に似ているため、あるいは香料植物チョウジの花に似るためと。

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撮影:2020年3月13日 京都府立植物園にて

名称:チョウジザクラ(丁字桜)
科:バラ科 サクラ属
園芸分類:花木
形態:落葉広葉 小高木
原産地(分布): 本州(太平洋側)、九州(熊本県)
品種名:
草丈/樹高:3~6m
開花期:3~5月
花色:白色あるいは淡紅色
その他:別名 メジロザクラ


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