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ジギタリス・ホワイトクイーン [草花]

ジギタリスは、ベル形の花を穂状につけ、すらっと優雅に花茎を伸ばします。
本来は宿根草ですが、耐暑性が弱く、暖地では半日陰に植えても夏に枯死することが多いため、多くは二年草として扱われます。
花は、5~7月に大型鐘形の総状花序(そうじょうかじょ)を茎頂の花穂にびっしりとつけ、下から順に咲きます。
開花のためにはある程度の大きさに達した苗が冬の低温にあう必要があるため、タネを秋まきして翌々年の春に咲かせるか、または春まきして、翌春に咲かせます。秋または早春にロゼット状態の苗を入手して植えつけることもできます。
全草に毒性がありますが、薬草としても知られ、強心利尿薬として利用されます。

ジギタリス・ホワイトクイーンは園芸品種

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撮影:2019年5月20日 京都府立植物園にて

名称:ジギタリス・ホワイトクイーン
科:オオバコ科 キツネノテブクロ属(ジギタリス属)
園芸分類:草花
形態:二年草,多年草
原産地(分布):ヨーロッパ、北東アフリカ~中央アジア
品種名:ホワイトクイーン
草丈/樹高:30~180cm
開花期:5~6月
花色:白,ピンク,オレンジ,黄,紫,茶,複色
その他:和名:キツネノテブクロ(狐の手袋)



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ハラン(葉蘭) [観葉植物]

ハランとは、キジカクシ科ハラン属に分類される多年草です。原産地は日本の九州地方で、葉の高さは大体70~80センチほどに成長します。葉には殺菌作用があるので、料理の仕切りなどに添えられることがあります。よく料理の仕切りに使われているプラスチックの「バラン」を見かけますが、元々はこのハランが使われており、今でも料亭などでは本物のハランが使われています。また、生け花やフラワーアレンジメントなどでもよく使われており、洋風でも和風でも合う植物です。
基本的には葉を楽しむ植物ですが、実は花も咲きます。開花時期は3~5月で、花径4センチほどの紫色の花が株元に咲きます。葉に隠れてしまう為、あまり目立たちませんが。
花の後には、甘い香りの果実が出来ます。
茎は地下を横に這う地下茎の形をとります。

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撮影:2020年1月21日 京都市伏見区にて

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撮影:2020年1月17日 京都市伏見区にて

名称:ハラン(葉蘭) 
科:キジカクシ科 ハラン属
園芸分類:観葉植物
形態:多年草
原産地(分布):日本・九州地方、中国
品種名:
草丈/樹高:20~100cm
開花期:3~5月
花色:紫色
その他:


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