ヤドリギ(宿り木 ・ 宿木 ・ 寄生木) [常緑樹]
日本に自生するヤドリギは、セイヨウヤドリギの亜種となります。
セイヨウヤドリギが、果実が白く熟すのに対し、淡黄色になります。宿主樹木はエノキ・クリ・アカシデ・ヤナギ類・ブナ・ミズナラ・クワ・サクラなど幅広い。
この植物の一番の特徴は、樹木の枝や幹に「寄生して生長する」点です。果実は冬季に鳥に食べられます。果実の内部は粘りがあり、種子はそれに包まれているため、鳥の腸を容易く通り抜け、長く粘液質の糸を引いて樹上に落ちます。粘液によって樹皮上に張り付くと、そこで発芽して「寄生根(きせいこん)」という根を幹の中に食い込ませ、樹木から水分と養分を吸収して生長します。ここから「宿り木」と漢字が当てられるようになりました。
ヤドリギの葉は、表も裏も緑が濃く、肉厚です。寄生しているとはいえ、自ら光合成を行って養分をつくりだすこともできます。この葉を乾燥させ、煎じて飲めば、薬用としても使われます。
◇ヤドリギは雌雄異株ですので、雄花をつける雄株と、雌花をつける雌株とがあります。
雄株 雄花は直径7mmほどで、黄色い4枚の花被片があり、蜜は無く、花被片の内側に葯が張り付いています。
◇雌株 果実の脇から伸びた枝の先に雌花が咲いています。雌花は直径2mmほどでとても小さいので、注意してみないと花が咲いていることに気がつかないくらいです。
雌花はたっぷりと蜜を出します。
撮影:2020年4月3日 京都市伏見区にて
撮影:2020年1月18日 京都市伏見区にて
撮影:2021年1月21日 京都市伏見区にて
名称:ヤドリギ(宿り木 ・ 宿木 ・ 寄生木)
科:ビャクダン科・ヤドリギ属
園芸分類:
形態:常緑
原産地(分布):ヨーロッパ、アジア
品種名:
草丈/樹高:
開花期:2~4月
花色:淡黄色
その他:
セイヨウヤドリギが、果実が白く熟すのに対し、淡黄色になります。宿主樹木はエノキ・クリ・アカシデ・ヤナギ類・ブナ・ミズナラ・クワ・サクラなど幅広い。
この植物の一番の特徴は、樹木の枝や幹に「寄生して生長する」点です。果実は冬季に鳥に食べられます。果実の内部は粘りがあり、種子はそれに包まれているため、鳥の腸を容易く通り抜け、長く粘液質の糸を引いて樹上に落ちます。粘液によって樹皮上に張り付くと、そこで発芽して「寄生根(きせいこん)」という根を幹の中に食い込ませ、樹木から水分と養分を吸収して生長します。ここから「宿り木」と漢字が当てられるようになりました。
ヤドリギの葉は、表も裏も緑が濃く、肉厚です。寄生しているとはいえ、自ら光合成を行って養分をつくりだすこともできます。この葉を乾燥させ、煎じて飲めば、薬用としても使われます。
◇ヤドリギは雌雄異株ですので、雄花をつける雄株と、雌花をつける雌株とがあります。
雄株 雄花は直径7mmほどで、黄色い4枚の花被片があり、蜜は無く、花被片の内側に葯が張り付いています。
◇雌株 果実の脇から伸びた枝の先に雌花が咲いています。雌花は直径2mmほどでとても小さいので、注意してみないと花が咲いていることに気がつかないくらいです。
雌花はたっぷりと蜜を出します。
撮影:2020年4月3日 京都市伏見区にて
撮影:2020年1月18日 京都市伏見区にて
撮影:2021年1月21日 京都市伏見区にて
名称:ヤドリギ(宿り木 ・ 宿木 ・ 寄生木)
科:ビャクダン科・ヤドリギ属
園芸分類:
形態:常緑
原産地(分布):ヨーロッパ、アジア
品種名:
草丈/樹高:
開花期:2~4月
花色:淡黄色
その他:
【 掲載植物リスト一覧表】
2020-01-18 17:49
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