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クサレダマ(草連玉) [山野草]

 クサレダマはサクラソウ科の多年草で、北海道、本州、九州の湿地に生えます。高さ150cm近くになる割と大型の植物です。
地下茎は横にはい、茎の上部や葉腋から出た枝先に円錐花序をつくり、1~2cmの5弁花を付けます。葉は対生または3~4枚輪生です。
マメ科の「連玉(れだま)」という黄色い花の木に似ている草、からこの名前になったとのことですが、レダマはマメ科というくらいですから花の形は当然違いますよね。
 すぐ連想しそうな、「腐れ玉(クサレ ダマ)」ではなく「草連玉(クサ レダマ)」です。

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撮影:2018年6月26日 京都府立植物園にて

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撮影:2020年7月5日 京都府立植物園にて

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撮影:2018年9月1/3)2日 京都府立植物園にて

名称:クサレダマ(草連玉)
科:サクラソウ科 オカトラノオ属
園芸分類:
形態:多年草
原産地(分布):北海道、本州、九州
品種名:
草丈/樹高:150cm程度
開花期:7~8月
花色:黄色
その他:別名は「硫黄草(いおうそう)」で花の色が黄色いところから


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