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リョウブ(令法) [落葉樹]

日本全国の山間に見られる落葉樹で、6~9月にかけて穂状の白い花を咲かせます。一つ一つの花はよく見ればウメに似ており、おびただしい数の蝶や蜂が蜜を求めて集まります。花には同時期に咲くシナノキやボダイジュに通じる芳香があります。
リョウブの幹はサルスベリやナツツバキのように樹皮が剥離し、カゴノキようにまだら模様が見られます。特に老木は独特の風情があるがあり、冬枯れの庭にも映え、庭木としても人気があるとか。
リョウブという名は、飢饉に備えて貯蔵と採取を「令法(りょうぼう)」によって命じたという歴史に由来するとのことです。

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撮影:2023年7月11日 京都府立植物園にて

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撮影:2020年7月5日 京都府立植物園にて



名称:リョウブ(令法)
科:リョウブ科 リョウブ属
園芸分類:庭木・花木
形態:落葉高木
原産地(分布):北海道南部、本州、四国、九州、済州島
品種名:
草丈/樹高:3~7m
開花期:7~9月
花色:白色
その他:


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