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シャシャンボ マウンテンサンゴ [花木]

シャシャンボは、ツツジ科スノキ属の常緑小高木で、日本や朝鮮半島、中国、台湾などに分布。
総状花序に白色の壺形の小さな花を多数、下向きにつける。花冠は長さ5~7㎜、先が5裂し、反り返る。花柱が花冠から少し、突き出る。披針形の苞が花に並んでつくのが特徴である。
白い鐘形の花が7~10月頃に咲き、黒紫色の液果が秋に熟す。果実はブルーベリーに似ており、食用にもなる。

シャシャンボの名前の由来は、古語の「サシブ」(烏草樹)が訛ったものだと言われている。

撮影したこの個体は、花がピンク色のもの。

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撮影:2023年7月6日 京都府立植物園にて

名称:シャシャンボ マウンテンサンゴ
科:ツツジ科 スノキ属
園芸分類:花木
形態:常緑小高木
原産地(分布):日本や朝鮮半島、中国、台湾など
品種名:
草丈/樹高:1~5m
開花期:7~10月
花色:白色、ピンク色
その他:


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キバナノミソハギ(黄花の禊萩) [花木]

キバナミソハギは、ミソハギ科キバナミソハギ属の落葉小低木。
ブラジルやウルグアイが原産で、日本では園芸植物として栽培されている。樹高は約1mで、幹は細く株立ち状になる。葉は対生し、長さ4~6cmの披針形で先端は尖る。花期は6~7月で、葉腋に黄色い小さな花を咲かせる。花弁は6枚で、サクラのような形をしている。
果実は球形で種子は小さい。
キバナミソハギの名前の由来は、ミソハギと似ているが花が黄色いことからきている。
ミソハギは禊萩と書き、水辺で禊(みそぎ)を行う時に使われたという説や、溝に生えることから溝萩という説がある。
アメリカ先住民達により古くから向精神薬として、宗教的儀式等に用いられてきている。

尚、果実成熟期は10月頃

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撮影:2023年6月30日 京都府立植物園にて

名称:キバナノミソハギ(黄花の禊萩)
科: ミソハギ科 キバナミソハギ属
園芸分類:花木
形態:落葉低木
原産地(分布):ブラジルやウルグアイ原産
品種名:
草丈/樹高:1mあまり
開花期:6~7月
花色:黄色
その他:キバナミソハギ(黄花禊萩)とも



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ヒメズイナ(姫髄菜) [花木]

ヒメズイナは、ズイナ属の植物の一種で、別名はヒメリョウブやアメリカズイナとも呼ばれる。
日本には明治時代に北米から渡来。落葉低木で、紅葉も美しい。5~6月ごろに、ズイナやリョウブに似た香りのある白い花を咲かせる。花穂も葉もズイナより小型で、花のつき方は、まばらである。

ヒメズイナは、希少糖のD-プシコースを葉に含む唯一の植物だと言われている。D-プシコースはブドウ糖が利用されるのを邪魔する働きがあり、ダイエットやメタボ対策に有効だと考えられている。

ヒメズイナは庭木や盆栽として利用されたり、花束やアレンジメントに重宝されたりしている。

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撮影:2023年6月23日 京都府立植物園にて

名称:ヒメズイナ(姫髄菜)
科:ズイナ科(ユキノシタ科) ズイナ属
園芸分類:庭木・花木
形態:落葉低木
原産地(分布):北アメリカ
品種名:
草丈/樹高:1~2m
開花期:5~6月
花色:白色
その他:別名はヒメリョウブやアメリカズイナ


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ヤマアジサイ(山紫陽花) [花木]

ヤマアジサイ(山紫陽花)は、古くから日本の山野に自生してきた花木で、アジサイ科アジサイ属に属す。樹高は約60~120cmで、地際から多数の茎を伸ばして株立ち状になる。葉は薄くて細長く、光沢や照りがない。
ヤマアジサイの花は、中心部に小さな両性花が集まり、周りを装飾花と呼ばれる花弁状のガクが取り囲むように咲く。花色は白、青、ピンク、赤、紫など多彩で、一重咲きと八重咲きがある。花径は約7~18cmで、ガクアジサイよりも小さいため「コガク」とも呼ばれる。
ヤマアジサイは土壌のpHによって花色が変化することがあるが、西洋アジサイほど顕著ではない。また、品種や変種も多く、愛好家も多い。

ヤマアジサイは、半日陰の湿り気のある林や沢沿いに生育することから別名はサワアジサイと。


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撮影:2023年6月6日 京都府立植物園にて

名称:ヤマアジサイ(山紫陽花)
科:アジサイ科 アジサイ属
園芸分類:庭木・花木
形態:低木
原産地(分布):本州の福島県以南の太平洋側、四国、九州に自生。近似した種が中国にある
品種名:
草丈/樹高:1~2m
開花期:6~7月
花色:白,青,ピンク,赤色
その他:別名 サワアジサイ


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サンタンカ [花木]

サンタンカは、枝先に柄のある花がたくさんつき、下部の花ほど柄が長いので花序の上部がほぼ平らになる、散房花序を出し、赤い小さな花をたくさんつける。
花冠は皿形で、先が4つに裂ける。 多くの園芸品種があり、白、黄色、紅色、淡紅色、橙色などのものがある。
葉は長い楕円形で、向かい合ってつける(対生)。 葉は革質で濃い緑色をしており、やや艶がある。
花の後にできる実は核果(水分を多く含み中に種が1つある)である。

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撮影:2023年6月1日 京都府立植物園にて

名称:サンタンカ
科:アカネ科 サンタンカ属
園芸分類:熱帯植物
形態:低木
原産地(分布):中国南部~マレーシア半島
品種名:
草丈/樹高:0.3~1m
開花期:5~10月
花色:白,赤,ピンク,オレンジ,黄
その他:別名 イクソラ、サンダンカ


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ブンカンカ(文冠果) [花木]

ブンカンカは、ムクロジ科の落葉樹。樹高は8m程度まで。葉は羽状復葉で、若葉や葉柄には白毛がみられる。4~5月ごろに花付る。咲き始めは、花弁の基部は淡緑色、その後黄色から紅色へと変化する。花後の蒴果(さくか)の中には径1cm程度の種子は黒熟する。
ブンカンカの自生地では、熟す前の白い種子を食用にしたり、熟した種子から油を搾る。この油は食用にしたり、石鹸を作るのに利用される。しかしながら、熟した種子の皮は硬く、油を絞るのに苦労するとのこと。
また、この植物は薬用としても利用され、枝葉や、外皮を取り除いた木材を煎じて内服したり、煮詰めて膏剤を作り、リウマチ性の関節炎に処方することがあるとか。

ブンカンカ(文冠果)は 1 属 1 種の中国固有の植物。中国東北部からモンゴルにかけて分布。

和名は、漢名を音読みした名前だそうです

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撮影:2023年4月14日 京都府立植物園にて

名称:ブンカンカ(文冠果)
科:ムクロジ科 ブンカンカ属(1属1種)
園芸分類:花木
形態:落葉高木
原産地(分布):朝鮮半島、中国東北部、モンゴル
品種名:
草丈/樹高:8m
開花期:4~5月
花色:白色
その他:別名 キサントケラス ソルビフォリア 


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エゾノウワミズザクラ (蝦夷上溝桜) [花木]

エゾノウワミズザクラは我が国では北海道と青森県にのみ分布するが、海外では極東ロシア、東アジアからヨーロッパに至るユーラシア大陸の冷涼な地域に広く分布する。
樹高10~15mになる落葉高木。樹皮はやや光沢のある紫褐色で、皮目がある。
葉は互生する単葉で、倒卵形、先が急にとがり、縁に鋸歯がある。
花序がつく枝は花序を含めて長さ9~12cmとなり、花序の下に数枚の葉をつける。
花は葉の展開後に咲き、径1.4cmほどで白色の5弁花。
雄しべは多数あり、花弁より明らかに短い。

果実は長さ6~7mmの卵球形で黒く熟す。

ウワミズザクラに似ますが、蜜腺が葉柄上部につく点、雄しべが花弁より明らかに短い点などで区別できる。

撮影したのは、エゾノウワミズザクラの赤花種で、銅葉ピンク花の品種だったので品種名は「コロラータ」かも。

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撮影:2023年4月14日 京都府立植物園にて

名称:エゾノウワミズザクラ (蝦夷上溝桜)
科:バラ科 ウワミズザクラ属
園芸分類:花木
形態:落葉高木
原産地(分布): 日本(北海道、本州:青森県)、ユーラシア温帯北部~亜寒帯
品種名:
草丈/樹高:15m
開花期:5~7月
花色:赤色
その他:別名 カップザクラ


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サタツツジ(佐田躑躅) [花木]

サタツツジは、4~5月ごろ、枝先に花冠が5裂した丸弁の花をつける。花は平開し、花色は基本的には淡紅紫色、雄蕊は5本。
葉は倒卵形で先端は円頭、光沢がある。

クルメツツジは、キリシマツツジとこのサタツツジをもとに江戸時代末期、久留米藩士によって品種改良された園芸種群となる。
サタツツジは、鹿児島佐田岬に自生種するヤマツツジの仲間。

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撮影:2023年4月11日 京都府立植物園にて

名称:サタツツジ(佐田躑躅)
科:ツツジ科 ツツジ属
園芸分類:花木
形態:常緑低木
原産地(分布):鹿児島県大隅半島、薩摩半島 固有種
品種名:
草丈/樹高:2m程度
開花期:4~5月
花色:淡紅紫色
その他:別名 ヒメマルバサツキ


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アキヒメサクラ(彬姫桜) [花木]

「第六代佐野藤右衛門氏により作出された品種。門外不出。早咲き、薄桃色の鮮やかな花を咲かせる桜。(京都植物園の説明より)

花色は、淡紅色で径:2cm、一重で平開、花弁数は5。

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撮影:2023年3月19日 京都府立植物園にて

名称:アキヒメサクラ(彬姫桜)
科:バラ科 サクラ属
園芸分類:花木
形態:落葉樹
原産地(分布):園芸品
品種名:
草丈/樹高:
開花期:3~4月
花色:薄桃色
その他:


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ニワザクラ(庭桜) [花木]

中国北部及び中部を原産とするバラ科の落葉樹で、ニワウメの変種とされる。背丈が大きくならず、狭い庭でも育てることができるためニワザクラと呼ばれるが、ソメイヨシノなどのサクラよりも、ユスラウメやニワウメに近い雰囲気を持つ低木の一つ。
開花は3月下旬~4月で、葉の展開よりもやや早いか、ほぼ同時に咲き、一重咲きの庭梅(ニワウメ)の近縁種で、八重咲きである。 花の色は、淡い紅色のものと白いものがある。花弁は5~50枚で、花径は15~20mmくらいでニワウメよりも大きい。
花の後に果実がなるのは稀であるため観賞用にはニワザクラ、果樹用にはユスラウメやニワウメがふさわしいとも。

古名を「はねず」といい、万葉集にも詠まれている。

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撮影:2022年3月28日 京都府立植物園にて

名称:ニワザクラ(庭桜)
科:バラ科 ニワザクラ属
園芸分類:花木
形態:落葉樹
原産地(分布):中国
品種名:
草丈/樹高:1~2m
開花期:3~4月
花色:白色、淡い紅色
その他:別名 ハネズ


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