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ブンカンカ(文冠果) [花木]

ブンカンカは、ムクロジ科の落葉樹。樹高は8m程度まで。葉は羽状復葉で、若葉や葉柄には白毛がみられる。4~5月ごろに花付る。咲き始めは、花弁の基部は淡緑色、その後黄色から紅色へと変化する。花後の蒴果(さくか)の中には径1cm程度の種子は黒熟する。
ブンカンカの自生地では、熟す前の白い種子を食用にしたり、熟した種子から油を搾る。この油は食用にしたり、石鹸を作るのに利用される。しかしながら、熟した種子の皮は硬く、油を絞るのに苦労するとのこと。
また、この植物は薬用としても利用され、枝葉や、外皮を取り除いた木材を煎じて内服したり、煮詰めて膏剤を作り、リウマチ性の関節炎に処方することがあるとか。

ブンカンカ(文冠果)は 1 属 1 種の中国固有の植物。中国東北部からモンゴルにかけて分布。

和名は、漢名を音読みした名前だそうです

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撮影:2023年4月14日 京都府立植物園にて

名称:ブンカンカ(文冠果)
科:ムクロジ科 ブンカンカ属(1属1種)
園芸分類:花木
形態:落葉高木
原産地(分布):朝鮮半島、中国東北部、モンゴル
品種名:
草丈/樹高:8m
開花期:4~5月
花色:白色
その他:別名 キサントケラス ソルビフォリア 


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