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チカラシバ(力芝) [山野草]

 チカラシバは北海道西南部から南西諸島、東アジア・インドネシアに分布する多年草。田圃のあぜ道や堤防、路傍などによく見られる。人間が踏みつける場所に生育する植物は根系が発達していることが多く、このチカラシバも引き抜くことが困難なほど、根を発達させている。引き抜けるかどうか、力比べをしたことからこの名前が付いた。
夏の終わりから秋にかけて、エノコログサを大きくしたような試験管ブラシ状のような形をしており、たくさんの長い頴(のげ)を付けた種を付ける。この種は洋服や動物の体に刺さるようにくっつき、遠くまで運ばれて新天地に生育地を広げる。


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撮影:2021年10月24日 京都御苑にて

名称:チカラシバ(力芝)
科:イネ科 チカラシバ属
園芸分類:
形態:多年草
原産地(分布):日本全土、朝鮮、中国、台湾、インド、インドネシア、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、オーストラリア
品種名:
草丈/樹高:50~80cm
開花期:8~10月
花色:
その他:別名 ミチシバ

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