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アサザ (浅沙) [水生植物]

アサザは、縁が糸状に裂けてフリルのようになった黄色い花を花茎の先につける。 花びらは5枚あるが、花の根元はつながっており、合弁花である。 一日花で午前中に開き、夕方には閉じる。
浮葉性植物で、地下茎をのばして生長する。スイレンに似た切れ込みのある浮葉(ハート形)をつける。若葉は食用にされることもある(ハナジュンサイの別名がある)。
果実は卵形で扁平なさく果(熟すと果皮が裂開する果実)

環境省のレッドリスト(2007)では、準絶滅危惧(NT)に登録されている。

俳句の季語は夏である。


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撮影:2021年10月4日 京都府立植物園にて

名称:アサザ (浅沙)
科:ミツガシワ科 アサザ属
園芸分類:水生植物
形態:多年草
原産地(分布):ユーラシア大陸の温帯地域
品種名:
草丈/樹高:5~10cm
開花期:5~9月
花色:黄色
その他:漢字では「阿佐佐」とも書く


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ノガリヤス(野刈安) [山野草]

北海道~九州の山地の丘陵地に生育する。根茎と種子で繁殖し、著しく群生する。
茎は細くて固く、枝分かれせず、草全体が無毛である。
葉は長さ30~60cm、幅0.6~1.2cmの線形で、 長さ2~5mmの葉舌がある。 葉身は表裏が反転して裏葉となり(葉裏が日光を受ける面となり)、 ややざらつく。
茎先に出る花序は長さ20~60cmの狭円錐形で、 数本ずつ出る短い枝を多段に斜上させ、 淡緑色または紫色を帯びた小穂をややまばらにつける。
外花穎の基部から芒(のぎ)が出て、小穂の外に突き出る。
果実は乳白色、無光沢、長さ1.8~2mm
名前の由来は、野に生える刈り取りやすい草とのこと

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撮影:2022年10月27日 京都府立植物園にて

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撮影:2021年10月11日 京都府立植物園にて

名称:ノガリヤス(野刈安)
科:イネ科 ノガリヤス属
園芸分類:野の草花
形態:多年草
原産地(分布):在来種  北海道、本州、四国、九州、朝鮮、中国、ロシア
品種名:
草丈/樹高:0.5~1.0m
開花期:8~10月
花色: 淡緑色
その他:

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