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ノヂシャ(野萵苣) [山野草]

 ノヂシャはヨーロッパ原産の帰化植物。路傍や荒れ地などに生育。
秋に発芽し、ロゼットの状態で冬を過ごします。根生葉はへら形で、全縁。春頃から茎を立ち上げ、茎は直立し、二股に分枝を繰り返して成長。茎生葉は長倒卵形~長楕円形で、全縁または浅く粗い鋸歯があり、縁取るよう白い毛があり、対生します。茎上部の葉は基部が茎を抱く。4~6月頃、茎頂に集散花序を作り、青みがかった白色の花を咲かせます。花は筒状で先端が5裂し、雄しべは3個。花柄の基部には鋸歯のある苞葉が2個ずつつく。果実はやや扁平な痩果。
和名は、葉をサラダに利用し、野に生えるレタス(チシャ)の意味からノヂシャと付けられました。

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撮影:2021年4月16日 京都市伏見区にて

名称:ノヂシャ(野萵苣)
科:スイカズラ科 ノヂシャ属
園芸分類:野に咲く花
形態:1~越年草
原産地(分布):ヨーロッパ原産
品種名:
草丈/樹高:10~30cm
開花期:5~6月
花色:淡青色
その他:


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ムラサキサギゴケ(紫鷺苔) [山野草]

本州~九州のやや湿気のある田のあぜなどに生え、長いほふく枝を伸ばして、その先端に新しい株をつけ、マット状の群落をつくります。
根ぎわの葉の間から花茎を伸ばしてまばらに少数の花をつけます。萼は鐘形で半ばまで5裂し、無毛またはまばらに腺毛が生えます。花冠は紅紫色で、上唇は下唇よりやや短く、狭卵形で深く2裂。下唇は3裂し、中央部は隆起して黄色となり赤褐色の斑紋があります。さく果は扁球形で、萼に包まれます。
葉は、根元から出るものには柄があり、細長い卵形をしていますが、ほふく茎につくものは2枚ずつ対になり、小さくて柄が有りません。

名の由来は、花の形をサギの頭に、茎が地面にひろがる様子をコケに、見立ててつけたとされます。

※よく似た「常盤爆(トキワハゼ)」は花が半分ほどの大きさで、茎が這わないことで区別できます。

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撮影:2022年4月21日 京都府立植物園にて

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撮影:2021年4月15日 京都府立植物園にて

名称:ムラサキサギゴケ(紫鷺苔)
科:ハエドクソウ科 サギゴケ属
園芸分類:草花,山野草
形態:多年草
原産地(分布):中国東部~南部、台湾、朝鮮半島南部、日本列島(本州~九州)
品種名:
草丈/樹高:3~10cm
開花期:3~5月
花色:白,紫,ピンク
その他:別名 サギシバ


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