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ムラサキサギゴケ(紫鷺苔) [山野草]

本州~九州のやや湿気のある田のあぜなどに生え、長いほふく枝を伸ばして、その先端に新しい株をつけ、マット状の群落をつくります。
根ぎわの葉の間から花茎を伸ばしてまばらに少数の花をつけます。萼は鐘形で半ばまで5裂し、無毛またはまばらに腺毛が生えます。花冠は紅紫色で、上唇は下唇よりやや短く、狭卵形で深く2裂。下唇は3裂し、中央部は隆起して黄色となり赤褐色の斑紋があります。さく果は扁球形で、萼に包まれます。
葉は、根元から出るものには柄があり、細長い卵形をしていますが、ほふく茎につくものは2枚ずつ対になり、小さくて柄が有りません。

名の由来は、花の形をサギの頭に、茎が地面にひろがる様子をコケに、見立ててつけたとされます。

※よく似た「常盤爆(トキワハゼ)」は花が半分ほどの大きさで、茎が這わないことで区別できます。

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撮影:2022年4月21日 京都府立植物園にて

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撮影:2021年4月15日 京都府立植物園にて

名称:ムラサキサギゴケ(紫鷺苔)
科:ハエドクソウ科 サギゴケ属
園芸分類:草花,山野草
形態:多年草
原産地(分布):中国東部~南部、台湾、朝鮮半島南部、日本列島(本州~九州)
品種名:
草丈/樹高:3~10cm
開花期:3~5月
花色:白,紫,ピンク
その他:別名 サギシバ


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