SSブログ

スイタグワイ(吹田慈姑) [水生植物]

大阪府吹田市を中心に、古くからその周辺のたんぼに栽培される多年草となります。
本種は野生種のオモダカ科のオモダカより自然に生じたもので、クワイからの系統のものでありません(水田雑草として生えているオモダカから塊茎の大きい系統が選ばれ、栽培化されたもの)。花茎に雄花、雌花を開き、緑色3枚の額と、白色3枚の花弁を持ち、雌花は花茎の下方に、雄花は上方につきます。
名前の由来は、産地の名をとってこの名になりました。
 クワイによく似ていますが、クワイに比べると塊茎はずっと小さく、径1.5cmほど、肉質が緻密(ちみつ)で苦味が少なく美味で、日本料理に使われます。京都を中心に栽培されましたが、現在は少なくなっています。

スイタグワイ-1(20200908).jpg スイタグワイ-2(20200908).jpg スイタグワイ-3(20200908).jpg スイタグワイ-4(20200908).jpg スイタグワイ-5(20200908).jpg スイタグワイ-6(20200908).jpg スイタグワイ-7(20200908).jpg スイタグワイ-8(20200908).jpg
撮影:2020年9月8日 京都府立植物園にて

名称:スイタグワイ(吹田慈姑)
科:オモダカ科
園芸分類:水田雑草
形態:多年草
原産地(分布):
品種名:
草丈/樹高:
開花期:
花色:白色
その他:


nice!(1)  コメント(0)